Lesson 00
2010/11/18 Thu
m25
!注意
オリジナルゼロ×クローンゼロで本番無しのR18話。
オリゼロ様が軽くSなので注意。
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事の始まりは至極簡単なことだった。
今日も今日とて大量の書類と格闘していたクローンゼロの元に、文字通り山のような書類が持ち込まれたのは正午を過ぎた頃だった。
書類はネスツの最高責任者であるイグニスの元から送られてきたもので、想像通り、殆どの書類は未決裁のままだった。
クローンゼロは、自らの処理速度を正確に把握しているので、大量に送られてきた書類を鼻で嗤ったのち、速やかにイグニスへと送り返した。
しかし、である。
敵も然るものながら、そんな反応は想定内だとでも言うように、書類を送りつけた直後に姿を眩ませていた。
捜索部隊を出動させようとしたクローンゼロは、送られてきた書類を数枚捲ったところで、頭を抱えた。
その書類は、本来ならば先月末に処理されているべき案件だったのだ。
もう今月も半ばを過ぎているのに、こんなところで止めているわけにはいかないのだが、現在クローンゼロが抱えている。
案件とて、今月初めにイグニスから回された面倒なものだった。
如何に組織の内部で高位に位置するとはいえ、最高責任者が受け持つべき案件を二つも抱え、送られてきた大量の書類をこなし、なおかつ自分の仕事を進めるなど不可能に近い。
クローンゼロは悩んだ末に、社用の端末を立ち上げると、直接回線で繋がった同僚へと連絡を入れた。
頼るのは業腹ではあるものの、クローンゼロの処理能力に限界がある以上、ここで仕事を滞らせるわけにはいかない。
何より、イグニスのお守りをするのは同僚の管轄だ。監督不行き届きの責任は十分にある。
ネスツの内部において、クローンゼロが仕事を任せられる相手は限られているというのもあり、クローンゼロは何の衒いもなく、オリジナルゼロへと文字通り仕事を投げ渡した。
それが如何してこんなに不可解な事態に陥っているのか、当事者であるクローンゼロにも分からなかった。
ぴちゃり、と。
粘液が絡まる音が響く。
舌を這わせながら、唾液を擦りつけていると、頭に添えられた手に少しだけ力が篭った。
荒々しくはないものの自らの欲に一層近づけさせるような仕草に、クローンゼロの眉間に皺が寄る。
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