Cookie&Cream
2010/11/13 Sat
m25
!注意
カリスマヨハン×涙目ヨハンで小ネタ。
甘々で涙目がすぐ泣きます。
別人格ですが同キャラカプが苦手な人は注意。
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ココアを入れたクッキーは焼くとその色に一層深みが増す。
オーブンから取り出したそれを、更なる加工をする前にクーラーに乗せて荒熱を取る。
味見と言わんばかりに一枚齧ると、ほろ苦いチョコレートの味が口に広がり、頬が緩んだ。
自分としてはもう少し甘い方が好みだが、十分に美味しい。
「うん。しっかり焼けてるな」
満足そうに微笑むと、次はカスタード・クリーム作りに取り掛かる。
まずはボウルに卵黄と砂糖、小麦粉、ミルクを入れてしっかりと混ぜ合わせる。
次に、網でこしながら小鍋へと流し入れ、弱火に掛ける。
この時に強火でやるのは邪道だ。早くは出来るだろうが、せっかくのクリームが焦げてしまう。
木ベラで静かに混ぜていると、熱に反応してクリームが固まってくる。
この後、冷やす段階でもクリームは固くなるから調節が重要だ。
今回はクッキーに挟む予定だから、多少固いほうがやりやすい。
「……こんなものかな?」
程よい固さになったらヴァニラ・エッセンスを加えて、小鍋をコンロから下ろす。
冷蔵庫で暫く寝かせると風味も舌触りも良くなるので、荒熱が取れるまではひとまず放置の方向で。
その間に、ホイップ・クリームも用意する。
さっき使ったボウルを軽く洗い、水気をしっかりとふき取ったら生クリームを開ける。
カスタード・クリームが存外甘く出来たから、こちらは甘さを抑えて作る。
グラニュー糖を生クリームの海に落としたら、空気を含ませるように泡立て器でかき混ぜる。
泡立て器とボウルが当る音が、静かなキッチンへと響く。
「―――…何をしてるんだ、お前は」
「うわ!」
鼻歌を歌わんばかりに機嫌良く泡立て器を操っていると、何の気配もなく背後から声を掛けられた。
抱えるようにして持っていたボウルを危うく落としそうになり、慌ててしっかりと持ち直す。
跳ねる心臓を落ち着けるように息を吐きながら、振り返れば、呆れたような視線と目が合った。
「お、おかえり」
「甘ったるい匂いがしてると思ったら、またか」
「う…いいじゃないか。好きなんだから…」
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