お気に召すままベッドの上で
2010/11/12 Fri
m25
!注意
ジェネラル×オズワルドの18禁話。
甘かったり、ご都合主義だったりするので注意。
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実は昨夜、私も彼も、正気では無かったように思う。
白い部屋、白い壁、ベッドには白いシーツがかけられている。
見間違えるはずもなく、此処はジェネラルの私室だ。
軍内にもプライヴェートルームを持ってはいるが、此処はジェネラルが個人的に借りている部屋だった。
仕事に私的なものを持ちこまないようにと、自らを律するために用意したものだ。
だが、元々無趣味に等しく、必要最小限で暮らす職業軍人のジェネラルにとって、長い間ダミーアドレスとしての意味しか持たなかった。
それが頻繁に使われるようになったはつい最近。
ジェネラルが半身を持ったことで、質素で無機質だった部屋は住居としての温もりを得た。
面白みない白ばかりで埋め尽くされた室内も良く見れば、枕元にはシックなシェードランプとアナログな目覚まし時計が並んでいる。
それを態々持ち込んだ酔狂者は今、ジェネラルの隣で緩やかな寝息を立てていた。
オズワルド。それがジェネラルの選んだ連れ合いの名前だった。
名前以外は簡単な経歴しか知らない。
興味がないと言えば嘘になるが、オズワルドが自ら話さないことを根ほり葉ほり聞くほど無粋な男を演じたくなった。
紳士的に振舞うオズワルドに対して、野蛮な軍人だと思われたくないだけかもしれない。
しかし―――…、
(しまったな…、まるで記憶がない)
ジェネラルは横顔をベッドに預けながら、浅く眉間に皺を寄せる。
僅かに解れた金髪が視界の横に流れて、オズワルドを隠す。
本当なら早めに起きて、オズワルドのためにミルクをたっぷりと入れたミルクティーでも淹れたい所なのだが、今はそれよりもやるべき事があった。
昨夜、オズワルドと飲みに行ったのは行きつけのバーだったと思う。
お互いに翌日の予定がなく、緊張していたのだろう。ジェネラルには店を出た記憶がなかった。
チラ、とオズワルドを見やれば、シーツから素肌の肩が覗いている。
寒そうに身を捩る彼へ当然のようにシーツを掛けなおしてから、溜息を重ねた。
ジェネラル自身も生まれたままの姿でオズワルドとシーツを共有しており、言い逃れは出来ない。
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