QLOOK?A?N?Z?X????

オールイン

2010/10/02 Sat
m25




「誰より何より閣下を愛しています。身も心も、全て閣下に差し上げます」


押しやるためにオズワルドの胸に付いた掌が感じる鼓動の方が、ジェネラルのそれよりずっと早い。
その鼓動の早さが何よりの証拠に思えてしまったジェネラルに、オズワルドは祈るように瞳を伏せた。



「―――…私の片割れになって下さい」



全てを賭けて紡いだ恋心に、ジェネラルは微かに指を揺らした。
次いで、ゆっくりとその手を背へと回し、オズワルドの肩に額を乗せる。
身体がより密着して、互いの鼓動が近く、早い。
羞恥が脳を灼いたが、触れ合う熱は堪らなく心地よく、ジェネラルは掠れた小さな声を漏らした。



「―――……もう、今更だろう……」



羞恥を多分に含み、吐息のようにささやかな呟きは、それでも確かにオズワルドの耳に届いた。
オズワルドはこの上ない幸福を感じて、腕の中の身体を一層強く抱きしめ、
通じ合った想いを確かめるように唇を重ねたのだった。














【おまけ】


「――――と、言うのが、私と閣下の馴れ初めですね」
「聞いてない、と再三言ったにも関わらず話しきった厚顔さは恐れ入る。今一度言うぞ。誰が聞いた、そんな禍々しい話」
「おや、閣下が『皆さんの閣下』から『私の閣下』になった歴史に残る瞬間ですよ?気になるでしょう?」
「頗るどうでもいい」
「……その後の閣下は本当に可愛らしかったんですよ? いつも可愛らしいですが、あの時は年甲斐もなく夢中になってしまうくらいに、本当に可愛らしくて…」
「さて、帰るか…」
「ふふ、貴方ともあろう人がフォールドとは、らしくないですねぇ」
「………何だと……?」
「愛しい風の方との馴れ初め話、語るほどの物でもないのでしょう?」
「―――ふん。安い挑発だが…良かろう、乗ってやる」
「そうこなくては。さて、追加の酒精は何にしましょうか……」








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多分、尖兵が一人寝してるときの飲み会の1コマ。
聞かれたらココデスカッ&カァンカァンカァンの餌食。

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[Serene Bach 2.23R]