抱枕
2010/09/20 Mon
m25
「深夜帰宅の貴方が悪い」
切って捨てられるような返事にも、オズワルドは笑みを深めた。
眼下の耳はまだ赤いままで、枕はジェネラルの腕に捕らえられたままだ。
別段、枕がなくても寝られるが、それよりも愛しい人を甘やかしたかった。
「では…、」
オズワルドは枕を抱きしめるジェネラルごと、その腕に閉じ込めた。
羞恥が身を焦がすジェネラルは暖かく、オズワルドは瞳を和ませた。
「閣下を抱きしめて眠るとしましょうか」
そうすれば、きっと貴方の夢が見られるから。
声なく伝えた言葉に、ジェネラルは小さく頷いた。
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