6月メモだけでもしておこう!そうしよう!!
・舞台ピースメーカー
ギリギリでチケット買っていきました。
兼さんとまおくんがまーとってもmとってもいい感じでした!!
「ひっじかったさぁぁ~ん❤」ていいながら
「土方さんはぁ~、俳句が得意ですよね~?何か作ってくださいよぉ!」と無茶ぶりがはげしかったwww
終わり方はブラックエンドだった訳ですが、それにしても生首なくなった後の先生は、無いわwwww
え、だって人形…しかもなんか布ッぽい感じで手とか再現www
せめて今の技術ならば、マネキンの手を加工して下さって良かったのでは。
またはうまく配置することで首が無くなったっていう方向でwwww
久しぶりに学芸会みたいな小道具だったのが残念でした。
辰兄の最高の土下座は良かったですね!足袋が破れるとか辰兄にしかできない。
・ザ・デッド・エンド
これ、仕事の関係で1回しか見られなかったんですが、ほんと、もう1回見たかった。…いや、違うな、見たいかどうかと訊かれるとすっきりしない終わり…でもないんだよなぁ、ずごく完璧に観客にぐさりとさして終わらせたこの力が凄すぎました。うん。
こういう演出や作品は大好きですが、きっと久しぶりにガチで挑んでくる作品にであったので戸惑ったのでした。
ストーリー(ネタばれ)
1年前あるマンションで女性の殺害遺体が見つかる。
容疑者は8人、だが未解決のまま1年が経った。ある時2人の刑事から遺族へ「10億円用意して頂ければ、犯人を必ず捕まえて見せます」という打診があった。
そして集められた8人の容疑者による「犯人決め」が始まる。というもの。
しょっぱなから真っ暗闇、そして一瞬の光の中に舞台左右に座らされ、眠り込んでいる男女8人の姿が見える。そしてまた闇。しばらくして聞こえてくるうめき声、泣き声、笑い声、助けを求める声、何かを倒す音、叫び声、怒号、おびえる声、笑い声…観客も何が起こっているか分からないままの暗闇。とても狭い箱だったので、もしかしたら自分たちも巻き込まれるんじゃないかという恐怖感。普通なら、もう照明がついてもいいだろう、という気持ちになるのにまだ明るくならない。
そしてようやく灯る光は携帯の待ち受け画面が1つ。
役者はそれに助けを求めるが電波がない。時折消えるたびにまた叫び声怒号。暗闇の中で何かが起こっていることだけがわかる音。
その光でようやくドアがあることに気づき、近くのスイッチを押して部屋の明かりが灯った。
ほっとしたのもつかの間、そこにいる人間はみんな目隠しとヘッドフォンと手錠をされていて、なぜか顔には雑に数字が書かれている。
助けを鍵のかかったドアへ求める人々。完全な混乱状態の彼らのもとに現れた男女の刑事。
けれども彼らは救い主ではなく、「あと30分で、お前たちの中から1人犯人を決めて全員一致の証言をつくる。犯人はサイコロで出た数字の奴に決定。遺族からは10億貰っているから手数料の3億引いた7億をやる。犯人以外の残りの人間は報酬として1億ずつやるから共犯者になれ」という。全員が無実を訴えるが、拳銃でそれを無理やりしりぞける刑事。
犯人にはなりたくない、しかし容疑者の誰もがどうしても金が必要だった。そこで「だったら俺達全員が自分たちのアリバイを証明して、一番アリバイに問題がある奴にさせてくれ」と交渉。
しぶしぶ承諾するが時間が無い。そして順番に己のアリバイを証明していこうとした時、精神的に追い詰められた第一発見者だった矢田部が隙をみて部屋を逃げだす。
鳴り響く銃声と叫び声
鳴き叫び血だらけになりながら戻ってくる矢田部を追いかけて、凶器を手にした喪服の男女が大勢なだれ込んでくる。無表情で矢田部に最後の一刺しをし、「この人が犯人ですか?」と感情のない声で訊いてくる女。殺された上野すみれの遺族だった。
遺族は殺されたすみれと同じ方法で犯人に復讐するために、刑事に依頼した。
「まだ時間はありますから、外でお待ち下さい」とどうにか女刑事が取り繕い、しぶしぶと帰っていく遺族。
遺族には「推理で犯人を見つける」とだましていた刑事もまさかここまで彼らが狂気じみた行動を取るとは思っておらず、容疑者7人もまた、警察に捕まるだけだと思っていたために、このままだと全員が殺される可能性に混乱が加速する。
どうやって犯人を決めるか、どうやって1億を手に入れるか、どうやって生きて逃げのびるか…
時間は残されていない。
最後まで緊張し続けました。
なんていうか、80分間、止まらない叫び声や泣き声や怒号を訊き続けるって普通あり得ない体験じゃないですか。大体ブレイクタイムがあって、ほっとするもので。
それが無い。
遺族が現れた時も、彼らは静かだけど、今にも全員を虐殺しそうな目で、一言でも間違えたらそこで終わり。みたいな。
30分ていうのもリアルでしたしね。
だから終わってからの頭痛が酷かったです。
あと、中央に殺害現場のマンションの模型があって、そこには被害者と容疑者を模した人形があるんですが、被害者には凶器がささってて、しかも真赤。その周りにはカワイイ動物のぬいぐるみで容疑者を配置してて、厨爆発してて、救われない感じがすごく良かった。
カテコも無い徹底ぶり。
アフターというか、その日で終わりだった役者さんの挨拶はありましたが。
同じワンシチュエーション作品の「キサラギ」とは全く異なる「犯人さがし」な訳ですが、本当に、あちらが「笑い」の境地なら、こっちは「恐怖」の境地でした。
今回はパンフレットも無く、DVD化も無いようなので、本当に大事にしていきたい作品です!