「それじゃあかりん、じっとしてるんだぞ」
「は、はい……」
 かりんが静かに頷くのを確認した俺は、あかすりに石鹸をつけてかりんの背中を洗い始めた。
 かりんの背中は小さく、華奢なもので、あっちの世界で俺を守り続けてくれた女の子のものとは、とても思えなかった。
「痛かったら痛いっていってくれよ」
「は、はい……」
 かりんは小さな声で答える。
 緊張しているのか、ガチガチに硬くなっていた。
 うーん……こんなかりんの姿を見ると、なんだか悪戯したくなってくるんだよなぁ。
 俺は垢すりを置くと、蜂蜜をいっぱい手に塗って、かりんの背中をマッサージするようにさすった。
「ちょっと腕上げてくれるかな?」
「こ、こうですか?」
「そうそう。そんなに緊張しなくってもいいんだよ、かりん」
「だ、だって……やっぱり……恥ずかしいです……」
「恥ずかしくなんかないさ。かりんの肌って、とっても滑々してるんだな」
 俺は腕をそのまま背中から脇と腕の間を通ってかりんの胸へと手を滑らせていった。
 そしてお世辞にも大きいとはいえない、控えめな乳房をわしづかみにする。
「あっ……」
 かりんが小さな声を上げた。
「どうしたんだかりん?」
「ま、牧村さん……何を……」
「マッサージだよ。マッサージ」
 俺はそのまま胸をもみしだく。
 だんだんとかりんの息遣いが荒くなっていき、乳首がピンと勃って硬くなっていった。
「いやぁ、かりんの胸って柔らかいんだなぁ」
「そ、そんな……恥ずかしいです……私、胸が小さいですし……」
「だったらこーやって揉んでれば大きくなるから。揉みすぎて母乳が出てきたりして」
「わ、私、母乳なんか出ません……」
「そっかぁ、残念だなぁ」
 俺はわざとらしくため息をつきながら、右手を乳房から離すと、そのまま下半身へと滑らせていく。
 蜂蜜まみれになっているせいか、それともかりんが敏感に感じているためか、その場所はヌルヌル状態になっていた。
 俺はかりんの蜜壺へと指を進入させる。
「ひゃ!!」
 かりんが小さな悲鳴を上げ、身をこわばらせた。
「どうしたんだい?」
 俺は何事もなかったかのようにかりんに尋ねる。
「だ、ダメです……牧村さん……そんなところに……指を入れないでください……」
「どうして?」
「だ、だって……汚いです……」
「汚かったら、余計に綺麗にしないとね」
 俺は左手で胸を揉み続けながら、マッサージをするような感じで挿れた指を動かす。
「あっ……ああっ……」
 かりんの口から淡い吐息とともにあえぎ声が漏れた。
「ま、牧村さん……お願いです……やめてください……」
「そんなこと言って。身体は正直だぞ?」
「しょ、正直なんかじゃ……ああっ……」
「かりんって、甘い匂いがするんだな」
 俺はかりんの耳元にそっとささやきかけると、ふっと息を吹いた。
 かりんの身体がピクンと痙攣を起こす。
「大分感じてるようだな?」
「そ、そんなこと……ハァハァ……しないで……ください……それ以上されたら私……」
「それ以上されたら?どうなるんだ?」
「お、おかしく……なっちゃいそうで……ああっ……!」
「いいんだぞ?イキたければイッて。我慢することなんかないんだ」
「だ、だって……ああっ……も、もう……ダメです……我慢……できません……」
「ほら、かりん。もっと自分に素直になるんだ!」
「ま、牧村さん……私……だ、ダメ……もう、ダメ……ああっ……ああああああああああっ!!」
 かりんは大きく身をのけぞらせた。
 俺は指を引き抜いた。白濁に変色した蜜がべっとり付着している。
「ほら、かりん。蜂蜜がたっぷり出てきたぞ。白く変色しちゃってるけど」
「……………………」
 かりんは荒い息遣いをしながら顔を赤らめている。
「かりんの蜂蜜はどんな味がするかな?それにしても、かりんはエッチな女の娘なんだな」
 俺はそのまま、手に付着したかりんの身体の中から出てきた白蜜を舐めた。


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