「それじゃあ、もっと女の子を悦ばせる方法を、教えてあげないとね」
「う、うん……」
「それはね……」
　姉さんは俺の手を掴むと、自らの淫裂へと導いた。
　フサフサの毛が生い茂った女性器に、俺の指が触れる。
「女の子はね、大好きな人にここを触られると、とっても幸せな気分になれるの」
「そうなんだ……えっ？」
　俺は姉さんの意外な告白に、ハッとなった。
「もぅ。好きな人とじゃなきゃ、こんなことしないわよ」
「姉さん……」
　姉さんの本当の気持ちを知り、俺は体中が熱くなってくる。
「まぁくん、さすってみて」
　姉さんはそれだけ言うと、手を離した。
「う、うん……」
　俺は言われた通り、秘裂を軽く撫でてみる。
「ん……あっ」
　姉さんの口から悩ましげな吐息が漏れる。
　しばらくさすると、透明な液体が流れ出てきた。
　これがひょっとして、マン汁ってやつなのか？
　俺は姉さんの淫裂に指の腹を当て、その液体を拭い取って姉さんに見せた。
「姉さんのここ、水みたいのが出てきて濡れてるよ？」
「…………」
　姉さんは無言のまま。頬を紅潮させる。
「ふーん……言えないんだ……？」
　俺はさらに同じところを撫で続けた。
「あっ……ああっ……」
　姉さんの息遣いが激しいものへと変わっていく。
　溢れ出てくる液体の量も増えていき、俺の指先をべとべとにしていった。
「凄いなぁ。姉さん、どんどん出てくるよ」
「だ、だって……女の子は、気持ちよくなると……みんなそうなるんだから……」
「それじゃあ、姉さん今とっても気持ちいいんだね？」
「…………」
　姉さんは無言のままコクリと頷いた。
　姉さんの仕草に、俺の心に好奇心が芽生えてくる。
　ちょうどいい機会だし、もっと違うことをやってみよっかな。
　例えばＡＶで見たようなこととか……
「姉さん……指入れてみても、いい？」
「えっ？」
　姉さんは俺の申し出に、戸惑いの声を上げたが、少し間を置いてコクンと頷いた。
「ええ……いいわよ……」
「それじゃあ……」
　じゅぷっ
　俺の中指が、姉さんの膣内へと侵入していく。
「あんっ……」
　姉さんは官能的な溜息を漏らした。
　俺の指を咥え込んだ姉さんの膣は、まるで異物を排除するかの如く締め付けてくる。
「ね、姉さん、そんなに強く締めつけられたら、指が折れちゃうよ」
　俺は困惑しながら、姉さんを見た。
「だ、だって……」
　姉さんは困ったように、視線をそらす。
「しょうがないなぁ……」
　俺は中指を根元まで押し込むと、先端まで引き抜く行動を繰り返した。
　チュク……チュク……
「あっ……んんっ」
　淫靡な音が響き渡ると共に、姉さんの息遣いが荒くなっていく。
　俺は少しずつ指のピストン運動を早めていった。
　ピチャ、ピチャ
「ああっ、んっ……んぅ……あぁ！」
　姉さんの声がさらに高いものへと変わっていき、俺の本能を刺激する。
　俺は姉さんの胎内から指を引き抜いた。
「あっ……」
　姉さんは名残惜しそうに引き抜いた指を見つめる。
　俺の指は愛液まみれでてらてらしていた。
「もっと続けた方がよかった？」
「えっ……！？」
　姉さんは、まるで自分の考えを見透かされたように、絶句する。
「もっと違うところも愛撫してあげないとね」
　俺は再び陰唇に指をあて、何度もなぞった。
「は……んぁ……ああっ！！」
　俺の指が小さな突起物に触れた途端、姉さんは躰を大きく仰け反らせた。
「あっ、ゴメン。姉さんの性感帯だった？」
「もぅ……そこは……とっても敏感な、ところなんだから……」
　姉さんは涙目になりながら、俺を見つめた。
「今度からは気をつけるよ」
「あまり……強く触らないでね……」
　姉さんは念を押すように言う。
「大丈夫だよ」
　俺は頷くと、陰核を指の腹で優しく触った。
「あぁっ……！」
　姉さんは大きな嬌声を上げる。
　クリトリスはとてもデリケートな部分だって聞いていたが、どうやら姉さんもその例外ではないようだ。
　それに、姉さんの場合は性感帯でもあるらしい。
「ここ、そんなに気持ちいいの？」
　硬く勃った陰核を軽く揉むと、蜜が溢れ出てきて、俺の指にまとわりついていった。
「はぁっ……んんっ！ああっ、はぁ……はぁ……んぁ……はぁっ！」
　敏感な芽を弄られ続ける姉さんの口から、ひっきりなしに善がり声が漏れる。
　姉さんの躰は俺の指責めによって、熱く火照っていた。
　蜜壺からは愛液が溢れ出し、十分なほど潤っている。
　溢れ出た愛液は太腿を伝って、ベッドのシーツへと流れ落ちていた。
　俺は愛撫するのをやめると、代わりに勃起している男根を淫裂へとあてがった。
「姉さん……そろそろ入れてもいい？」
「ええ……いいわよ……」
　姉さんはゆっくりと大きく脚を開いていく。