「わっ!?な、何してるのさ姉さん!?」
「決まってるでしょ?服を脱いでるの」
「えっ!?」
姉さんのとんでもない発言に俺は驚きを覚えつつ、視線はしっかりと姉さんに釘付けになってしまう。
姉さんは少し恥らった様子でシャツ、スカート、ソックス、レースのついたガーターのストッキング、ブラジャー、ショーツを脱いでいく。
そして俺の目の前には、文字通り『一糸纏わぬ』姿となった姉さんがいた。
初めてみる姉さんの裸体に、俺は生唾を飲み込む。
たわわに実り、谷間がくっきりと浮かび上がる豊満な乳房。
縦に割れ、繊毛の生え揃っている秘裂。
白く瑞々しい珠肌が、艶かしい躰をさらに魅力的に魅せている。
綺麗だ……
俺はそう思わずにはいられなかった。
「どうしたの?」
「えっ!?」
姉さんの声に、俺は我に返った。
「ボーっとしちゃって。次はまぁくんの番よ」
「お、俺の番?」
「決まってるじゃない。服を脱ぐのよ」
「ええっ!?」
「いいのよ別に?『襲われるー』って大声上げてあげても」
「うっ……」
姉さんの言葉は脅迫そのものだった。
もしこの状況で姉さんにそんなこと叫ばれたら……
どうやら俺に選択肢は存在しないらしい。姉さんの言葉に従うしかないようだ。
「服脱げないなら、あたしが脱がしてあげようか?」
「そ、それくらい自分でできるよ」
俺は慌ててシャツを脱いだ。
「そうそう、それでいいのよ」
姉さんはニコニコしながら、俺のことをジッと見ている。
「姉さん……向こう向いててくれないかな?」
「どうして?まぁくんだってさっきあたしのことじっと見てたじゃない」
「そ、それは……」
「わかったら、さっさと脱ぐ!」
「わ、わかったよ……」
俺は諦めて残りの着衣を脱いだ。
姉さんはまるで俺の一挙手一投足を見逃すまいというような鋭い眼差しで俺から目を離そうとはしなかった。
人に見られながら裸になるのって、こんなにも抵抗あるものなのか……
俺の思考回路が、だんだんと混乱を極めていく。
恐怖?不満?
いや違う……
これは……この気持ちは……姉さんとセックスをする……その行為への期待と不安だ。
……そう、俺は姉さんのことが好きだ。
でも、その姉さんに嫌われてしまったらどうしよう。姉さんに笑われたらどうしよう。
そんな正と負の考えが、俺を混乱させているんだ。
それに、俺と姉さんの関係って、叔母と甥の関係だし……これってまずいような……
ええい!!なるようになれ!!
俺はパンツを脱いで、姉さんと同じく『一糸纏わぬ』姿となった。
「随分と立派なモノつけてるじゃないの」
姉さんは俺の何をジッと見つめながら、悪戯っぽく笑った。
「そ、そんなにジッと見つめないでよ。恥ずかしいんだから……」
「恥ずかしがることないのに。まぁ、いいわ」
姉さんはベッドに腰掛けると、両手を広げた。
「まぁくん、こっちに来てあたしの上に座って」
「う、うん」
俺は姉さんに言われるまま、姉さんの太股に腰掛ける。
姉さんの太股はもちもちとした感触があり、とても弾力があって柔らかかった。
「そうそう。素直な子ってお姉ちゃん、大好きよ」
「それで……これからどうするわけ?」
「そうね……まぁくん、オナニーってしたことある?」
「う、うん……あるけど……」
「それじゃあ、女の子にして貰った事は?」
「……ないよ……」
「そう?」
姉さんの声が、何故か嬉しそうに少し高くなる。
「それなら、あたしがまぁくんの初めての人になってあげるね」
「え……あっ!」
突然姉さんは、俺のことを優しく抱きしめた。
驚きのあまり、俺は声を上げる。
同時に、至福な感覚に包まれていった。
姉さんの豊満な二つの乳房が、俺の背中に当たっている。
柔らかい二つの膨らみは、否応無しに俺の感情を昂ぶらせていった。
心臓の鼓動がドクドクと高鳴っていく。