小雪は頬をほんのり紅く染めながら、上目遣いで俺を見ている。
 どこかそわそわと、落ち着かない様子だ。
 身に着けているスクール水着からは、水が滴り落ちている。
 濡れて密着しているため、身体のラインがはっきりと浮かび上がっている。
「わ、私……変、かな?」
 小雪が控えめな口調で尋ねてきた。
「どうして?」
「だ、だって……私、胸とかちっちゃいし……真人、ジロジロ見てるから……」
 小雪は恥ずかしそうに呟く。
 媚薬の影響か、しゃべり方まで変わっている。
 俺は無言のまま、小雪の頭を軽くなでた。
「あっ……」
 小雪は恥ずかしそうに俺を見上げる。
 早くも大きな瞳が潤んでいる。
 俺は小雪の唇に自らの唇を優しく重ね合わせた。
「んっ……」
 小雪は目を閉じ、俺のキスを受け入れる。
 小雪の身体から、だんだんと緊張が解けていく。
 舌を絡ませることなく、ただ唇を重ね合わせるだけの軽いキス。
 しかし、しばらくすると、小雪の方から舌を入れてきた。
「んぅ……んん……んちゅ……」
 小雪は小さな舌を絡ませながら、時折甘い吐息を漏らす。
「んんぅ……んちゅ……ちゅぱ……」
 小雪の舌の動きが、だんだんと激しさを増していく。
 媚薬の影響で、小雪がとても積極的になっている。
 恐るべし!沙夜姫先輩の媚薬!
 ……ちゅぱ……ちゅぱ……
 二人の舌を絡ませあう官能的な音が、バスルームにこだまする。
 俺は小雪の舌の動き合わせながら、小雪が着ている水着の上半身を脱がせた。
 ぷっくり実った乳房が露になる。
 桃色の乳首はピンと勃っていた。
「んふぅ……ちゅぱ……んちゅぅ……」
 小雪はディープキスに夢中になっている。
 俺は乳房をつかむと、もう片方の手を小雪の股間へと持っていく。
 水着の上から触ると、水に濡れたためか、それとも愛液が出ているのか、小雪の女性器は湿っている。
 俺は両手で愛撫を始めた。
「ひゃぁ!!」
 小雪は驚いたように声を上げ、舌を離した。
 唾液が糸を引きながら床へと垂れ下がっていく。
「あ……ああっ……」
 小雪は、甘い吐息を漏らしながら身体をのけぞらせた。
「ふわぁ……はぁんっ……」
 小雪は頬を紅潮させながら、官能的な声を出す。
 どうやらとても感じているらしく、小雪はそのまま俺の愛撫に身をゆだねる。
 俺は小雪の水着の脇から指を入れて、直に女性器を触ってみた。
 小雪の蜜壺からは愛液が溢れ出ている。
「こんなに出しやがって……感じやすいんだな」
「は、恥ずかしいよぉ……いやぁ……」
 小雪は恥ずかしそうに声を上げる。
 どうやら初めてのエッチに、とても興奮しているようだ。
 俺は愛撫を止めて自分のトランクスをおろした。
 待ちきれないといった感じで、いきり勃った肉棒が露になる。
 俺はそのまま肉棒を水着の上から小雪の膣口に当てた。
「あっ……」
 小雪が小さく声を上げる。
 そしてうっとりとした表情で俺の肉棒を見つめた。
「挿れて欲しいか?」
「うん……」
 俺の問いかけに、小雪は恥ずかしそうに小さく頷く。
 俺は小雪の女性器の部分の水着をずらし、そのまま肉棒あてがった。
「ま、真人の……あついよぉ……」
 小雪はうっとりとした表情でうわ言のように呟く。
 俺はそのまま肉棒の先端を、愛液が溢れ出している小雪の膣内へ入れる。
 そして小雪を抱えた。
「あっ……」
 小雪は瞳を潤ませながら、嬉しそうに声を上げる。
 俺は立ち上がると、ゆっくり小雪の膣内へ肉棒を沈めていった。
「んあっ……は、入ってくるよぉ……」
 小雪は目を瞑り、俺の肉棒を受け入れる。
 小雪の膣は狭くてきついが、逆にそれが快感を与えてくれる。
「うっ……うぁぁっ……」
 挿入をしていると、小雪は喘ぎ声を上げながら、背中を大きくのけぞらせた。
「痛いならやめようか?」
 念のために俺が聞いてみると、小雪は小さな首をふるふると横に振った。
「い、いやぁ……お、奥まで……入れて、くれなくちゃ……いやぁ……」
 小雪は俺の肉棒を締めつけつつも、さらに奥まで入れるよう要求する。
 俺は小雪が大丈夫だということを確認すると、そのまま挿入を続けた。
「あ……あぅぅ……」
 小雪は身体を震わせながら、俺の背中に手を回してしがみつく。
 やがて根元まですっぽり埋まると、小雪は、涙を浮かべた大きな瞳を開けた。
「わ、私達……今、ひとつに……なってるん……だよ、ね……」
 小雪は震えた声で弱々しく喋る。
 とても感じているらしく、言葉にも力が入らないようだ。
 結合部からは小雪の愛液が溢れ出ていた。
「お、おねがい……もっと……気持ちよく……して……」
 小雪は甘えるような声を出しながら俺を見る。
「……わかったよ」
 俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
「あんぅ……ああっ……ふわぁ……」
 小雪は目を瞑り、歓喜の声を上げる。
 肉棒を直前まで引き抜き、再びそれを根元まで挿入する。
 その度に膣壁とこすれあい、より大きな快感が生まれる。
「んんっ!あっ……ああっ……!!」
 小雪もより高い嬌声を発し、俺の本能を刺激する。
 俺は抽挿を繰り返しながら、小雪の尻に手を当てた。
 小雪の丸い尻は、湿った水着が密着していて、不思議な感触がする。
 俺は優しく撫でると、ゆっくり揉み始めた。
「ふわぁ……ああっ……!」
 小雪は俺の腕の中で、身体をくねらせる。
 一段と愛液の量が増え、結合部から流れ出してきた。
「そ……そんなことしちゃ……だめぇ……」
 小雪は涙目になりながら抗議の声を上げる。
 しかし俺はそんな小雪の言葉は無視し、なおも尻を揉み続けた。
「う……ああっ……だ、だめだってばぁ……」
 小雪はふるふると首を横に振るが、結合部からはどんどん愛液が溢れ出てくる。
「あぅぅ……水着が……張り付いて……変な感じだよぉ……」
 小雪の身体から、どんどん力が抜けていく。
「まったく……小雪はエッチな女の子だな」
 俺が意地悪く言うと、小雪は僅かに瞳を開けて俺を見た。
「ま、真人がいけないんだよぉ……あんな薬、飲ませたりするからぁ……」
「まったく……、素直じゃないな」
 俺は腰の動きをより激しいものへと変えた。
「んああああぁっ!い、いいっ!と、とっても……あふぅ……気持ち、いいよっ!」
 小雪は嬉しそうに嬌声をバスルーム内に響かせながら、身体を震わせる。
 どうやら限界が近いようだ。
「ま、真人ぉ! そ、そんなに激しくされたら……んあっ……んんぅ……イ、イっちゃう……んああっ!」
 小雪は喘ぎ声を出しながら、俺の肉棒をより強く締め付ける。
 俺は腰の動きをよりいっそう早め、動きを激しくした。
「き、気持ちいいよぉ……んぁぁ! も……もっと……ふわぁ……んあぁぁっ!」
 小雪はより大きな快感を貪ろうと、自らの腰を動かす。
「ま、真人ぉ……いっしょに……いっしょに、イって……」
 小雪は弱々しい声で懇願する。
「だ、だめぇ……も、もう……んはぁ……が、我慢……でき……ああっ……んんんうぅぅぅ!」
「イ、イクぞ……っ!」
 限界が近いと感じた俺は、小雪の膣内から肉棒を引き抜こうとした。
 だが、小雪が足を俺の腰にからませてしがみついているため、引き抜くことができない。
 小雪の膣壁の締め付けが一際強くなった。
「……っ!!」
 たまらず俺は、小雪をギュッと抱きしめ膣内へと射精した。
「!!あ、ああっ!!うぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
 小雪は一際大きな声を上げると、背中を大きくのけぞらせた。
「ふわぁ……ま、真人の……あついのが……私の、おなかの……中に……入ってくるよぉ……」
 小雪は震えた声に刺激され、なおも俺の肉棒からは精液が射出され続けた。
「ま、まだ……でてる……真人も……気持ち……よかったんだね……」
 小雪は震えた声で嬉しそうに呟く。
 やがて射精が終わると、俺は小雪の膣内からずるっと音を立てながら肉棒を引き抜いた。
「あふぅ……」
 小雪は小さく声を上げ、ぐったりとなる。
 肉棒が引き抜かれ、蓋のなくなった小雪の淫裂からは、俺の出した精液がごぽごぽっと洪水のようにあふれ出してきた。
 そして、てらてらと輝きを放ちながら小雪の太腿を伝って下へと流れ落ちていく。
「はぁ……はぁ……ま、真人ぉ……」
 小雪は、俺に抱きつく腕に力を込める。
「ねぇ……真人ぉ……キス、して……」
 そして小雪は、静かに瞳を閉じた。


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