かりん……
俺の胸の中には、かりんに対するさまざまな想いが溢れ出ていた。
いつも優しく微笑んでくれるかりん。
いつも温かく守り続けてくれるかりん。
いつもそばにいてくれるかりん。
そんなかりんを、俺は今抱きしめている。
かりんの温もりと鼓動がはっきりと伝わってくる。
俺は、もはや自分の欲求を抑えることができなくなっていた。
「かりん!!」
俺は再びかりんにキスをした。
しかし最初とは違い、今度は舌を挿入しようとする。
舌先が唇に触れると、かりんは驚いたように身を強張らせた。
俺はかりんを抱きしめたまま、半ば強引に舌を滑り込ませる。
やがて、かりんの舌と触れ合った。
かりんはどうしていいかわからず最初は戸惑っていた様子であったが、舌を絡ませているうち、次第に自ら積極的に舌を動かすようになっていった。
「ん……はぁ……んんっ……」
かりんの身体から硬さが取れていく。
俺に身を任せているようであった。
俺はキスをしたまま左手をかりんの股間へと動かした。
パンティに触れると、かりんは身体がピクンとひきつらせた。
パンティが少し濡れている。
俺は股間をなぞるように、ゆっくりと指を動かした。
「ああっ……んふぅ……」
かりんの唇から淡いと吐息が漏れ、だんだん濡れ具合が広がっていく。
俺は、パンティの中へと手を進入させた。
温かく柔らかい感触が指先に伝わってくる。
そのまま指を、かりんの秘密の花園へ挿入した。
「んんっ……ああ……あふぅ……」
指を動かすたびに、かりんの吐息が激しいものになっていく。
溢れ出てきた液体によって指先がどんどん濡れていった。
かりんは少し震えているようであった。
かりん……感じてるんだな……
俺はそう思った。
かりんは抵抗するでもなく、俺に身を委ねてくれている。
かりん……気持ちよくしてやるからな……
俺は指の動きを加速させた。
同時に舌も激しく絡ませる。
「は、はぁ……んはっ……ふわぁ……ああっ……」
かりんの鼓動が激しさを増していった。
身体の中がどんどん熱くなっていく。
やがて――
かりんの身体がピクンと波打った。
舌の動きが止まる。
かりん……イッたな……
俺はそれを確認すると、指を引き抜いた。
「あっ……」
かりんが小さな声を上げる。
「かりん……俺、もう我慢できない」
俺はそのままかりんを草むらに押し倒した。