7月14日

 夕闇に
  鈴音を響かせ
   臨みつつ
 沢流れしは
  恋の詩なり

 柄にもなく詩を書いてみた。
 夕鈴ちゃんの安らかな寝顔を見ているとボクも落ち着いた気分になれる。
 ちょっと恥ずかしいな。
 ボクはしたためた句を夕鈴ちゃんの枕元において、そっと部屋を出ていった。
 寝ている夕鈴ちゃんを起こすわけにはいかないしね。


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