夕闇に 鈴音を響かせ 臨みつつ 沢流れしは 恋の詩なり 柄にもなく詩を書いてみた。 夕鈴ちゃんの安らかな寝顔を見ているとボクも落ち着いた気分になれる。 ちょっと恥ずかしいな。 ボクはしたためた句を夕鈴ちゃんの枕元において、そっと部屋を出ていった。 寝ている夕鈴ちゃんを起こすわけにはいかないしね。