5.温泉II
「フフ……シェラったら、かわいいんだから」イリスは放心状態にあるシェラの顎を軽く持ち上げると、自らの唇をシェラの唇に重ね合わせた。
「はふぅ……」
シェラは瞳を閉じる。
柔らかい唇の感触が、シェラに快感を与えていた。
ほどなくして、イリスの舌がシェラの口の中へと入ってきた。
「んんっ……んふぅ……」
シェラは積極的に、自らの舌をそれに絡める。
チュパチュパ
お互いの舌が、唾液の混ざり合う音を立てながら絡まりあう。
イリスの暖かい吐息が、シェラの中に伝わってくる。
鼓動が高鳴り、気分は最高潮に達し続けていた。
やがて二人は唇を離した。
できあがった唾液の架け橋が、温泉の中へと崩れ落ちていく。
「大分気持ち良さそうね、シェラ」
「う、うん」
「それじゃあ、今度はあたしを気持ちよくしてよ」
「えっ?」
「あんたの舌で舐めるのよ。ここをね」
イリスは股を開いて、自分の股間を指差した。
「う、うん……」
シェラは遠慮がちに頷くと、イリスの股間へと顔を埋める。
そして舌をチョロっと出すと、丁寧にイリスの股間を舐め始めた。
「ん……はぁ……」
イリスの口から甘い吐息が漏れる。
「上手……すっごく上手よシェラ……」
「だって……イリスにも気持ちよくなって欲しいから……
シェラが舌を這わせるたびにピチャピチャとミルクを舐めるような音が響き渡る。
イリスは恍惚の表情を浮かべながらシェラの頭を優しくなでていた。
「どんどん溢れてくるよ、イリス……」
「それはね、あんたがとっても上手だからよ」
「えへへ……」
「お願い……もっと……もっと舐めて……」
「うん」
シェラは舌を挿入し、丁寧に舐める。
イリスは身をよじらせ、快感に浸っていた。
やがてイリスはシェラの頭をなでるのを辞めた。
「ねぇシェラ……もっと楽しいこと、しましょうか」
「楽しいこと?」
「そうよ」
イリスは温泉から出ると、その濡れた肢体を横たえた。
「あたしのここと、あんたのそこを合わせるの」
そしてゆっくりと股を開く。
「合わせるって……ボク達、女の子同士だよ?」
「あら?女の子同士だから気持ちいいこともあるのよ。さぁ、ホラ」
「う、うん……」
シェラはためらいながらも温泉を出ると、イリスの方に足を向けて寝そべる。
「クスッ。たっぷりかわいがってあげるから」
イリスは笑うと、秘貝を合わせてきた。
「!!!!」
シェラは声にならない声を上げた。
秘貝と秘貝が重なり、擦れあうたびにえも言われぬ快感がシェラを襲う。
粘膜が混ざり合って、トロトロと下へ流れていく。
「気持ちイイ!!とっても気持ちいいよ!!」
「あたしも、とっても最高の気分よ!!」
「もっと!!もっと激しく!!」
「シェラ!!ああシェラ!!」
「ああっ!!だ、ダメ!!変になっちゃう!!頭の中が真っ白!!」
「い、いいのよ!!イキたければ、いつでもイッて!!」
「で、でも、それじゃあ、イリスが!!あっ!ああっ!!が、我慢できない!!もうダメぇぇぇぇっ!!」
そしてシェラは絶頂に達した。
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