「それじゃあ、俺は意地悪だから、もっと委員長の蜜の味でも味わせてもらおっかな」
「えっ……?」
 俺は委員長の向きとは真逆の体勢になって、委員長に覆いかぶさった。
「ちょ、ちょっと……ひゃっ!!」
 俺は委員長の陰唇に舌を滑らせた。
 委員長の愛液が舌にまとわりつき、口の中へと入っていく。
 代わりに俺は唾液を塗りこんでいった。
 ピチャ、ピチャ
「あっ……んんぅ……はぁん!」
 委員長の震えが大きくなり、より多くの愛液が溢れ出してくる。
 俺は唇を委員長の陰部に押し当て、勢いよく吸い込んだ。
 じゅううううう
 すっぱい味が口の中いっぱいに広がっていく。
「だ、ダメ!神津君……ダメだってば……」
 委員長が悩ましげな悲鳴をあげる。
 真っ赤に充血した淫裂は、まるで何かを待っているかのように蠢いていた。
(このままイカせちゃおっかな……)
 俺はそんなことを考えながら吸ったり、舌を這わせ続けた。
「!?」
 不意に股間に生暖かい感触を感じた。
 まるで何かが包み込むような、何かが亀頭を這っている。
 俺は唇を離し、股間を確認した。
「んっ……んんぅ……」
 そこには、俺の陰茎を咥えこんだ委員長の姿があった。
「はんっ……んぅ……んんっ……」
 チャパ、チュパ
 委員長は慣れない動作ながらも、唾液を塗りこみながら俺の亀頭に摩擦を加えていく。
「あっ……ああっ……」
 俺は思わず声を出さずにはいられなくなった。
 快感が全身を駆け巡っていく。
 自分の手で扱くものとは、比べ物にならないほどの気持ちよさだ。
「あぅぅ……んっ!!」
 俺は唇を委員長の陰部に押し付け、再び舌を這わせる。
 ピチャ、ピチャ
 チュパ、チュパ
 二つのイヤらしい音が混ざり合って、大きな音を部屋中に響き渡らせる。
 俺は舌をクリトリスに這わせた。
「ひゃっ!!」
 ペニスに委員長の舌の感触が感じられなくなる。
 どうやら口から吐き出したらしい。
「あっ……はぁぁ……んんぅ……ああっ……!!」
 委員長の足がピクピクと震える。
 このまま続けたら間違いなく委員長は絶頂に達してしまうだろう。
「…………」
 俺は唇を離し、立ち上がった。


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