「楓って、本当に何も知らないんだな。まさか、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるって、本気で信じてたのか?」
「う、うん……あたしもなんだか変だなぁ、って思ってたんだけど……」
「しょうがない奴だなぁ……それじゃ、教えてやるよ。赤ちゃんの作り方を」
「アオちゃん……」
楓の顔が真っ赤になる。
「まぁ、実際に作るわけじゃないから。心配するなって」
「う、うん……でも、一体何をするの?」
「これを、楓の身体の中に入れるんだ」
俺は勃起している男根を指差し、楓を見る。
「えっ……そ、それを……?」
楓の表情が強張る。
流石に不安になったようだ。
「大丈夫だって。心配しなくっても」
「で、でも……そんなにおっきいの、入るかなぁ……」
「入るさ。だって赤ちゃんは産まれてくる時、女の子の股の間から出て来るんだぞ?」
「えっ?そうなんだ?」
楓は驚いたように自分の股間を見て、手をスカートの中に入れてそっと触る。
「そうだったんだ……知らなかったなぁ……」
「そうなんだよ。わかったら、後ろを向け」
「う、うん……」
楓は言われたとおり、俺に背を向ける。
「こ、これでいいの?」
「ああ、それでいい」
俺は楓に近づき、楓が穿いているパンティを足元まで下ろす。
スカートを捲ると、弾力のありそうな尻が露わになり、内股が愛液によって少し濡れている。
「な、なんだか、恥ずかしいな……」
「すぐに慣れるさ」
俺はズボンのベルトをはずし、ズボンとトランクスを下ろす。
「楓、もっと足を開いて」
「こ、こう……?」
楓はゆっくりと足を大きく開いていく。
「そうそう。ちょっと痛いかもしれないから、我慢してくれよな」
「わ、わかった……」
楓は目の前にある大木に、掴むような感じで両手を当てる。
俺は少ししゃがんで、勃起している男根を楓の秘部へと押し当てる。
「あっ……」
楓が小さな声を上げる。
「それじゃあ、入れるぞ?」
「う、うん……」
俺は楓の両脇腹に手を当てると、ゆっくりした動作で先端を挿入する。
「っ……!!」
たちまち、楓の身体が硬直する。
「ほら、もっと力を抜いて」
「う、うん……」
楓は頷くが、なかなか身体の力が抜けていかない。
それなら……
俺は唇を楓の首筋に軽くキスをし、舌をだして、首筋を愛撫する。
「キャハハ!ア、アオちゃんくすぐったいよぉ!」
楓はおかしそうに声を上げる。
俺は首筋の愛撫を続けながら、楓の脇腹に当てていた手をブラウスの中に入れ、ブラジャーのホックをはずす。
そしてブラジャーを上げて、直に楓の両乳房を触る。
「あっ……」
楓は小さく声を上げる。
感じているのか、乳首がピンと勃っている。
俺はその乳首を人差し指と中指の間に挟みこみ、そして乳房を掴んで軽くもみしだく。
「やっ……あっ、はぁ……」
楓の口から悩ましげな吐息が漏れ、徐々に身体の力が抜けていく。
俺はそれを確認し、再び男根を楓の膣へと入れていく。
「んっ、あぅ……」
楓の息遣いがだんだん荒くなっていく。
ヌププ……
楓の愛液と唾液によって滑りやすくなった男根が、きつく狭い楓の膣内を押し進んでいく。
楓はつらそうな表情で大木に押し当てている手の力を込める。
「あぅぅ……」
「大丈夫か?」
俺は愛撫を中断し、楓に尋ねる。
「う、うん……これくらい、なら、平気だよ」
楓は弱々しく頷く。
「すぐに気持ちよくなるから」
俺は愛撫を再開すると、そのまま腰を浮かせて男根を埋没させ行き、根元まで埋める。
「あ、はぁ……んんっ……」
全部埋まったのがわかったのか、楓は右手をブラウスの上から俺の右手に重ね合わせる。
「ア、アオちゃん……」
「楓……大好きだよ」
俺は首筋から唇を離し、楓の耳元でそっとささやく。
「あたしも、アオちゃんのこと、大好き、だよ」
楓は震える声で嬉しそうに言葉を返す。
俺は乳房から手を離し、楓の両脇腹をつかむ。
そして徐々に男根を引き抜いていく。
「あっ……んうっ……」
楓の口から悩ましげな吐息が漏れる。
直前まで男根を引き抜いた俺は、それをそのまま奥へと押し込む。
「あっ、んんうっ!!」
楓は痛々しい声を上げるが、俺の行為を止めようとはしない。
クチュ、クチュ
ゆっくりしたスピードで何度も抽挿を繰り返す。
「あっ……あん……あん……」
次第に楓の声が、苦痛のものから官能的なものへと変化を遂げていく。
「ア、アオちゃん……あたし、な、なんだか、変な、気分、だよ……んんっ……!」
「お、俺も、とっても気持ちよくって、おかしくなりそうだ!」
「ア、アオちゃん、気持ちいい!?もっと、もっと気持ちよく、なって!!」
「そ、それじゃあ!」
俺は徐々に腰のスピードを上げていく。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
それに比例し、楓の嬌声も高さを増していく。
パン、パン!
肉と肉がぶつかり音が、楓の嬌声に重なり合う。
「い、いいのか!?そんなに大声上げて!」
「だ、だって、アオちゃんのが……アオちゃんのが、あたしのなかで……あんんっ!あ、暴れ、回ってるん、だもん!!」
「仕方ないだろ!楓の中が気持ちよすぎるんだから!」
「あ、あたしも、とっても、変な気分、だよ……んんっ!で、でも、そんなに……あんぅ!……そんなに、激しく、しない、で……!!」
「でも、気持ちいいんだろ!?」
「だ、だって……あんぅ……なんだか、頭の中がぐちゃぐちゃで……だ、ダメ!!それ以上は、あっ、ああっ、アオちゃん!!ダメぇ!!」
「お、俺も!!もう、限界だ!!」
「アオちゃん!アオちゃん!!」
「楓!!」
「アオちゃん、あたし……ああっ!あああああぁぁぁぁぁあああっっっ!!」
楓の背が弓なりに仰け反る。
俺はほぼ同時に男根を引き抜く。
先端から熱い精液が勢いよく飛び出し、楓の淫裂や尻にかかる。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ふぅ……ふぅ……」
俺達は荒い息遣いをしながら互いの顔を見合わせる。
余韻に浸っているのか、楓は目をトロンとさせ、夢見心地の表情だ。