使徒レイド「ギルガシ」について

使徒レイドとは
ダンジョン攻略や影ミッションと違い「使徒」と呼ばれる強大な敵を打倒するコンテンツです。
現在は「ギルガシ」のみ実装されていて、
プレイヤーは新しいパーティの形態「決死団」を組み最大32人(ギルガシでは現在最大16人)と共闘することができます。
ギルガシとは
初めて実装された使徒で、現在唯一の使徒レイド戦対象モンスターです。
大きさがこれまでのメインストリームボスモンスターを彷彿とさせるような巨体です。
能力的にも非ダウン、障害物無視、多くの状態異常の無効化、特殊なダメージカット、複数の特殊攻撃などを備えています。
端的に言って、神聖スキルを使わずに倒すことは考えられない(とても非効率的な)敵です。
過去にも多数のウィンドミルを用いた討伐がされていましたが、現在この方法で狩ることを推奨されることはないでしょう。
見た目の大きさから、巨大ボスレイドに近い印象を抱いてしまいますが、実態は似て非なるものです。
データで見るギルガシ
まずは全ての難易度のギルガシに共通の特徴を見ていきましょう。
防御 | 保護 | エレメンタル | 先/後 |
---|---|---|---|
0 | 125(70%カット) | 無効 | 先攻 |
情報 | |||
障害物をすり抜けて移動できる、
のけぞり無効、
ノックバック無効(スキルによる移動効果含む)、
ディフェンスガードおよび硬直付与無効※、
カウンターアタック無効※、
サンドバースト視界奪取無効、
フローズンブラスト凍結効果無効、
レインキャスティング認識範囲阻害効果無効、
パウンディング押し倒し無効、
子守唄無効、
幻惑の演奏幻惑効果無効、
歳月の刻印無効、
石化無効、
ワイヤーバインディング無効、
スパイダーショット無効、
ブリューナク保護減少効果無効、
アイスドラゴン召喚攻撃凍結効果無効、
ダルのスクーター防御保護低下能力無効、
毒無効
|
つづいて、各難易度別の特徴は以下の通りです。
難易度 | ライフ | バリア | ダメージ | 負傷率 |
---|---|---|---|---|
ソロ | 80,000 | 75%カット | 100~200 | 5% |
易しい | 160,000 | 96%カット | 200~300 | 5% |
普通 | 280,000 | 96%カット | 300~400 | 5% |
難しい | 400,000 | 96%カット | 400~600 | 5% |
とても難しい | 400,000 | 96%カット | 700~1000 | 100% |
ギルガシは難易度ごとに行動パターンも変わります。
「ソロ」入場時の行動パターン

難易度「易しい」の行動パターン

難易度「普通」の行動パターン

難易度「難しい」の行動パターン

難易度「とても難しい」の行動パターン

全難易度の行動パターン





使徒レイドとその目的
巨大ボスレイドでは、多人数で自由に攻撃して、高額レアアイテムを夢見てドロップアイテムを得るというのがよくある形でした。
しかし使徒は巨大ボスとは違います。
使徒レイドでは神聖スキルでのコンボを中心に他のプレイヤーと連携する必要があり、神聖スキルの修練をしたり指令をこなしていくのが中心となります。
指令をこなすことで「神聖経験値」をもらい、神聖レベルをあげていきます。
もちろん使徒レイドのミッションクリアー時に報酬として経験値と金貨をもらうことができますが、
それらは難易度と比較して適度もしくはいくらか足りないほどです。
またドロップアイテムにも何百万とするようなレアアイテムは存在しません。
あくまで神聖スキルを中心にしたキャラクターの成長・修練のコンテンツと見ると良いでしょう。
神聖スキルとサブスキル
神聖スキルにはこのコンテンツ専用の「神聖レベル」というシステムがあります。
ミレシアンは神聖レベルと同じだけの「神聖ポイント」をもっています。
また、神聖スキルには共通して「スキルのクールタイムを共有している(※)」・「サブスキルを振ることで強くなる」という特徴をもっています。
サブスキルはさきほどの説明にある「神聖ポイント」を振ると神聖スキルにオプションの効果をつけることができます。
もちろん神聖スキルそのものも普通のスキルと同じくランクを持ちます。
その修練もある程度からは使徒レイドに行かなくては項目が埋まらないようになっています。
(「冒険家の印章」などで手に入るスキル印章で上げることは可能)
また、サブスキルはいつでも振り直すことができ、振り直しのためのコストも必要ありません。
(ゲーム内の説明にレイドミッション中は不可能とありますが実際は可能です)
ただし使徒レイド中に振り直したもののうち、
自分の与えるダメージに関するものはそのミッション中は反映されません。
※…クールタイムは「シールドオブトラスト」「セレスティアルスパイク」「ジャッジメントブレイド」の三つで共有です。
ディバインリンクはこれに含まれません。
神聖レベルと神聖経験値
数字のお話です。
あまり数字を見たくない方のために先に申し上げますと、
神聖レベルを上げるには毎日の指令をこなしていくしかありません。
神聖経験値は一日に上がる量がある程度制限されています。
そのためどうしてもまとめて上げたり別の方法で補うことが難しくなっています。
現状この神聖経験値を上げることのできる方法が
・クエストウィンドウ「反復」タブの「一日指令」「週間指令」(数値は固定、指令は一日のものは変わる)
・「アルバン騎士団訓練所」のクリア報酬(数値は難易度毎に固定)
・神聖経験値ポーション(入手困難、直接的・間接的な取引も不可能)
この三つだけです。
一日指令はひとつ100の指令が五つ、すべてクリアーすると300もらえます。つまり一日指令でもらえる神聖経験値は最大800です。
週間指令はひとつ300の指令が十、すべてクリアーすると1000もらえます。週で4000、一日で計算すると570程度です。
一週間全てこなせば、一日で1370ほど、合計9600もらうことができます。
アルバン騎士団訓練所は一日三回まで入場できるダンジョンで、もらえる神聖経験値が難易度で変わります。
最も難しい「ハード中級」に挑めれば、クリア一回につき500、三回行ければ1500もの神聖経験値を得られます。
しかし訓練所のハード中級は現マビノギでも屈指の難易度であり、
また入場するためのアイテムもそれなりにレアな部類に入るアイテムであるため
良い等級の訓練所のみを回ることは実質無理と考えてよいでしょう。
キャラクターが育っていないと一般でも辛いものですが、一般クリアでもらえる神聖経験値は100であるため、
無理に行って一日指令をふいにするより、毎日の指令をこなす方がおいしいです。
(もちろん両方取れるならそれが一番です!)
最後の神聖経験値ポーションは「アルバン騎士団 ベルテン特別班」で得られる「ベルテンの補給品箱」から出現します。
しかし得られる数値は低く、出現率も相当低いのでこれをアテにする人はいないでしょう。
以上から、理論的な一日の限界は定められていないものの、基本的には週間指令・一日指令を軸としていることが分かります。
神聖レベルを上げる意味について
神聖スキルサブスキルはすべて最大15レベル、一つの神聖スキルに五つついています。
またサブスキルは先に記したようにいくらでも振り直すことができるので、
神聖レベル75あればひとつのスキルのサブスキルをすべてMAXにすることができます。
しかし複数の神聖スキルを75ポイントのみでやりくりしようとするのは現実的ではありません。
なぜなら、一度のクリックでサブスキルはひとつを1レベル上げることしかできないのです。
つまりサブスキルMAXのスキルを丸々入れ替えるには一度やるごとに76回クリックが必要になるのです!
(初期化して、サブスキルを15まで上げるのを5回繰り返す)
神聖スキルには使徒レイド以外の戦闘でも有用なサブスキルが多く、神聖レベルが高いことによる損はないと言えるでしょう。
神聖スキルと神聖コンボ
これまで全員が自由気ままに戦ってきた環境と違い、神聖スキルそのものを上げるためにも仲間との連携が必須となります。
そのための基礎的な形がこの神聖コンボです。
簡単に説明すると、ギルガシの必殺技に対して味方を護り、ギルガシを束縛して隙をつくり、断罪の剣でダメージを与える、という流れです。
基本的には一回の戦闘中は一人につきひとつの神聖スキルを集中的に使います。
神聖コンボは成立させるのに最低必要数が存在します。
低い難易度でもどのスキルを何人が担当しているかある程度把握しておかなければ失敗する可能性があります。
実際のスキルについては以下で見ていきます。
1. シールドオブトラスト
割合攻撃の鉱物流星雨のダメージを軽減し加護怯み状態を作り、さらにダウン耐性までつく凄いスキル。略称は「盾」「シールド」。
ランクアップにより加護怯み時間の増加、鉱物流星雨の軽減量が上がります。
またサブスキルの合計である「加護」が増えると効果範囲、持続時間、防御が上がります。
加護を与えられる対象は近い順に範囲内のプレイヤー。プレイヤーがいない場合近い順に範囲内のペットにかかるという感じ。
難易度易しい・普通の場合、コンボ成立条件さえ満たせばいいし、盾の加護がなくても死ぬ可能性が低いので練習にはもってこい。
反対に難易度難しい以上では、ギルガシの鉱物流星雨が即死攻撃と化す(自ライフの105%ダメージ、デッドリーではまず残らない)ため
一気に責任の重いスキルとなります。
その環境でランクFでもライフが全快であれば生き残ることは可能ですが
そのままではちょっと殴られただけで死ぬ可能性があるためやはりランク上げは必要です。
難しい以上であれば最低でもR5、できるだけR1が望ましいです。
盾役の立ち回りはとても受動的です。
シールドの加護は5秒間しか続かないので必ず鉱物流星雨の直前に使わなければ間に合いません。
また既に加護を受けている人に対してシールドを用いても加護の状態を上書きすらできず、しかも対象に含まれてしまうため
盾役同士はこうした盾の混線、盾を吸う行為を防ぐように注意しなければなりません。
その性質上、初心者の人が選びがちな神聖スキルではありますが
当然ですが自分で盾をするということは、自分の盾が間に合わないと安全ではありません。
またどうしても序盤は覚えることが多いので「敵の動きに慣れたい!」「全体の流れを見たい!」という方にはお勧めしません。
ですが、高難易度では特にシールドへの慣れはアクシデントを防ぐ意味でも非常に重要です。
盾役がタイミングを誤って鉱物流星雨にシールドが間に合わない状況、盾役や自分がギルガシの攻撃で遠くに飛ばされて盾役が近くにいない状況など。
難易度普通であってもライフ半分以下で受けることは死を意味します。
こうした状況下でシールドが出せる事で立て直しや周りへの高い貢献が期待できるスキルです。
ギルガシに使うタイミング
鉱物流星雨の準備中(頭上に金のポータルが開き、地面に片手をつき溜めるのが合図)
このスキルの神聖コンボ成立条件は「決死団参加者の1/4がシールドの加護を受けている状態で鉱物流星雨を受ける」です!もちろん自分も対象。
使徒レイド以外の使い道
サブスキルがないと「5秒間のノックバック耐性、15秒間防御増加」しかないので使い道はない。
復元の手や護られし者の足取といったサブスキルが充実することで非常に便利なサポートスキルとなる。
おすすめサブスキル
・回復の手…使用時ライフ回復。G19終われば皆もってる。とりあえず入れて加護ランクの底上げに!
・護られし者の足取…スキル効果中の移動速度増加。最大38%増加と早くてびびる。
・復元の手…使用時負傷回復。最大でライフの38%の負傷を回復させるナイスサブスキル。
正直言うと全部おススメです!
2. セレスティアルスパイク
加護怯み中のギルガシに当てることでギルガシを断罪状態にできます。略称は「棘」「スパイク」。
神聖スキル唯一の遠距離攻撃で移動速度減少効果もついてくる。
しかし持続ダメージが弱く、ダメージ目的で打ち込むことは通常ほとんどありません。
このスキルの面白い点は「ダメージを受け続ける状態異常にするだけ」であって、このスキル自体のダメージを一切もちません。
よってこのスキルの使用だけでは戦闘状態に移行しません。
エルフであればハイド状態からスパイクを使ってまたハイドするといった事も可能です。
(通常は攻撃して戦闘状態になるとしばらくハイドができなくなります)
棘役の立ち回りは瞬間です。
神聖コンボのうち盾が成功した場合にスパイクを使うことでダウンさせ剣が通じる状態になります。
棘役はこのコンボの中継一瞬だけの仕事なので自由時間が最も長く、また自然とギルガシの着地地点に目が行くので全体を把握しやすい性質があります。
かといって重要ではないのかと言えばそうではありません。
スパイクはコンボの中継役であるとともに、ギルガシへの攻撃を常に守っているバリアをブレイドにだけ弱くさせる効果があります(※コンボ成功時)。
このバリアは通常時ほとんどダメージをカットしてしまう性質がありますが、棘役のスキルランクが高ければバリアを0にしてしまえます。
が、スキルランクが低いとこれを削り切ることができず、ダウンをしてもブレイドの通りが悪くなってしまいます。
現在はランク1保持者も多いでしょうし、自信がないうちは自分を入れて棘役が三人以上になるように頼むと良いでしょう。
棘の扱いが上手い方はその自由時間を駆使して各種サポートを回します。
小技を利かせる支援上手な方に、もしくは目指している方にお勧めです。
ギルガシに使うタイミング
加護怯み中(流星雨をシールドで防御した後の、着地したギルガシの周りの地面に黄色い輪が出ている間。防御に失敗していると出ない)
このスキルの神聖コンボ成立条件は「スパイクのパワーレベルの合計が一定以上ある」です。
パワーレベルとはスパイクの隠しステータスです。
練習で1からランクを上げるごとに1ずつ上がり、ランクAで7、ランク1なら16あります。
スパイクのランク | 練習 | F | E | D | C | B | A | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パワーレベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
これに対し、ギルガシは難易度によって無効化できるパワーレベルの限界が異なります。
難易度 | 易しい | 普通 | 難しい |
---|---|---|---|
スパイクのパワーレベルの合計 | 7 | 17 | 27 |
簡単な覚え方としては、難易度易しいはランクA以上ひとり、
普通はランク8以上ふたり(一人では膝をつかない)、難しいはランク3以上二人で膝をつくと覚えられます。
例1:ヨシオくんはスパイクのランクがA(パワーレベル7)になり、一人で易しい難易度のギルガシを止めることができるようになりました。
ステップアップと修練をかねて普通難易度に行きたいと思っていますが、一人では止められません(普通難易度はパワーレベル17必要)。
友達のオサム君を誘ってみます。彼のスパイクのランクはなんと8(パワーレベル9)。パワーレベルの合計は7+9で16で1足りません。
さらに始めたばかりのテツロウ君も誘ってみます。彼のスパイクランクはE(パワーレベル3)。
パワーレベルの合計は7+9+3で19となり、ようやく挑むことができるようです。
例2:先の例で気を良くしたヨシオ君が調子にのって難しい難易度に挑戦したがっています。
ヨシオ君(ランクA、パワーレベル7)、テツロウ君(ランクE、パワーレベル3)、オサム君は誘えなかったので
ランク1を持っているリュウヘイ君を誘ってみます。
ランク1がいるなら安心だ!と思っていたヨシオ君ですが…ランク1のパワーレベルは16なので7+3+16の合計はなんと26!
ギルガシがダウンすることはなく散々な結果になってしまいました。
使徒レイド以外の使い道
子守歌やサンドバーストを解除せずに持続ダメージを与え、ターゲットを取ることができる。
また減速効果も便利で、遠距離攻撃で戦闘している味方の援護にも使える。
ダメージ目的にソロで使うにはひたすら不味い。
おすすめサブスキル
・湧起る信念…使用時マナ回復。しかし適用は撃った後なのでマナ切れを起こさないように。
・伝播する信仰…射程距離の増加。便利なスパイクがさらに便利に!
3. ジャッジメントブレイド
断罪状態のギルガシをぶった斬る。略称は「剣」「ブレ」「ブレイド」。
今までと違うトリッキーな使徒の能力や神聖スキルの中においては「ダメージを与えるのみ」というとても正直なスキルと言えるでしょう。
ブレイドは弓や銃などでも素手ダメージにならず撃つことができます(ただし魔法攻撃力は無関係なため杖・ワンドには向きません)。
また武器の特殊能力(ピアシングや改造石の効果など)も乗るので好きな武器で撃てます。
準備時間は2.5秒ですが、実際には位置を指定してから剣が落ちるまでの0.5秒ほども安全でないと効果を及ぼせません。
剣が落ちた時に、自分から指定した方向にめがけて扇型の攻撃範囲が発生します。
剣役の立ち回りは火力です。
盾・棘が成功したあとのコンボとして叩き込みます。
盾棘剣の三役の中で最もハデで、戦局を決定する役です。
その反面3スキルの中で剣は最も隙が大きく、このスキルを活用するにはとにかく「準備2.5秒、発動0.5秒」に慣れていくことが大事です。
ギルガシに使うタイミング
束縛効果でダウン中(流星雨をシールドで防御した後、スパイクでの束縛に成功し大きく態勢を崩している間。ダウンの態勢崩し始めから有効)
使徒レイド以外の使い道
火力スキルの一として。
強制ダウンさせる性質があるので戦闘中の味方の迷惑にならないように気を付けましょう。
おすすめサブスキル
・剣の洗礼…最大でクリティカルダメージ+150%にまでなります。ダメージをあげる上で避けては通れない最重要サブスキルです。
・より巨大な力…攻撃範囲を延長します。範囲が扇型に広がっているため、範囲の外ぶち付近の面積はかなり広くなります。
ギルガシのスキルについて
0. 杖振り
通常の物理攻撃です。特殊なスキルを使う場合でも杖振りと交互に使ってくる場合があります。
普通の敵の物理攻撃と違うのは超広範囲攻撃である、ディフェンスやカウンターが不可能である点です。
ディフェンスの盾による防御保護ボーナスは有効ですが、吹き飛ばしを防いだり相手に硬直を与えることはできません。
攻撃範囲はやや左半身(対面している場合右側)に傾いた弧を描きます。かなり広いですが半円まではいきません(150度ぐらい)。
攻撃の届く距離は1300です。
手裏剣マスタリがR1であれば手裏剣の射程距離と同じなので
ギルガシをターゲットして手裏剣の攻撃可能範囲から離れるようにすると簡単に避けられるでしょう。
キーボード移動ができる方はギルガシの足元で避ける方法もおススメです。
ギルガシの杖振りは、前方には見た目よりも広い範囲に当たりますが裏に回れば比較的避け易いです。
ギルガシの左足の裏、または右足の周囲であれば当たりません。
注意点
やや上級者向けの内容になりますが、杖振りは正確に言うところ通常のアタックとは違う「スキル攻撃」です。
ギルガシの杖振りは難易度易しい~難しいでは負傷率が5%、難易度とても難しいでは負傷率100%に設定されています。
通常はこの負傷率から保護の数値を引き算できますが、これにはスキルに設定された負傷率は軽減できないという特徴があります。
よってどれだけ保護が高くても設定された額面の負傷は必ず発生します。
聖なる監禁ほどでは無いものの、低い防御力で杖振りを受け続けるとライフ以外に負傷の回復手段が必要となるでしょう。
これを防ぐにはマナシールド、もしくは防御と保護を上げ実ダメージを20未満に抑えるしかありません。
難易度とても難しいの場合、マナシールドがほぼ唯一の対抗策となります。
1. 鉱物流星雨
ギルガシが地に手を地に着け力を解放すると、プレイヤーの頭上に暗いポータルが出現し
ギルガシが飛翔し杖を振るとそのポータルから鉱物の雨が降りプレイヤーにダメージと強制ダウンを与えたのち
ギルガシから最も離れたプレイヤーと同じ位置に着地します。
上級難易度でのすさまじいダメージと、40秒に一度という制約(クールタイム)をもったギルガシの必殺技です。
そしてこのスキルこそが、本当の神聖スキルコンボの起点です。
最初の手を地に着ける動作中はギルガシ周囲のプレイヤーは吹き飛ばされ、ギルガシは攻撃や特殊効果の対象にできません。
注意点
鉱物流星雨は対象の防御力、マナシールドを貫通し、また変身(パラディン、ダークナイト、野獣化)やディバインリンク使用時の無敵時間も無視します。
専用の防御スキルであるシールドオブトラスト、それ以外にはマナリフレクター(変身など)、ペットのミミック(搭乗時ダメージカット能力があります)などで軽減できます。
ソロ:MaxHPの50%ダメージ 吹き飛ばし範囲400
易しい:MaxHPの25%ダメージ 吹き飛ばし範囲400
普通:MaxHPの50%ダメージ 吹き飛ばし範囲400
難しい:MaxHPの105%ダメージ 吹き飛ばし範囲400
とても難しい:MaxHPの105%ダメージ 吹き飛ばし範囲1500
2. 聖なる伝染
ギルガシが左手を上げ黒い球体を呼び出し、杖で割る動作をするとギルガシを中心に距離3000以内のすべての対象は30%の確率で感染状態になります。
感染状態は5秒間続き、その間1秒毎に既定のダメージを受け続けます。
また感染した者は足元に紫色のサークルが出現し、円に入った別のプレイヤーを感染状態にしてしまいます。
感染は感染者の防御力、マナシールド、セット効果:毒耐性を貫通/無効化し、ライフが0未満になったとき強制的に戦闘不能状態になります。
アイテムの解毒剤や状態異常治療できるペットによる解毒では治すことができません。
注意点
ギルガシのスキルモーションが完了した瞬間から発生可否が出るまでにレイドフィールドから退場してしまうと、
退場後のフィールドで伝染が発動してしまうバグがあります。
効果は通常通りあり、ライフが0以下になれば戦闘不能になり別プレイヤーへも感染していきます。
イメンマハ紋章前は狭いスペースですので、高難易度の使徒レイドから途中退場する際は念頭に置くと良いでしょう。
使われてしまった際は、一拍留めてかかった瞬間に出ることで効果の持ち帰りを防ぎつつ生存できます。
ソロ:5~79.99% MaxHPの5%x5回ダメージ 感染範囲400
易しい:5~24.99% / 60~79.99% MaxHPの5%x5回ダメージ 感染範囲400
普通:25%~39.99% / 70~84.99% MaxHPの10%x5回ダメージ 感染範囲400
難しい:5~19.99% / 35~49.99% / 80~89.99% MaxHPの15%x5回ダメージ 感染範囲400
とても難しい:0~44.99% / 60~89.99% MaxHPの15%x5回ダメージ 感染範囲800
3. 聖なる監禁
ギルガシが杖を垂直に振り上げ、石突で地を突くとギルガシを中心に距離3000以内のすべての対象は30%の確率で監禁状態になります。
上記動作中、ギルガシにダメージを与えることはできません。
監禁状態中は黄色いクリスタルの中に閉じ込められ、プレイヤーの移動・攻撃など自発的な行動が取れなくなり、自動的に1秒毎に負傷していきます。
監禁は監禁者の防御力、マナシールドを貫通します。聖なる伝染と違いデッドリーが発生した場合監禁は解除されます。
クリスタルは保護25と魔法保護5をもち、攻撃で破壊できます。
他のプレイヤーに攻撃してもらう以外にペットや呼び出したゴーレム、マリオネットに攻撃させて脱出することも可能です。
易しい:5~24.99% / 40~59.99% MaxHPの4%の負傷ダメージ クリスタル耐久200
普通:25~39.99% / 55~69.99% MaxHPの6%の負傷ダメージ クリスタル耐久600
難しい:5~19.99% / 35~49.99% / 70~79.99% MaxHPの12%の負傷ダメージ クリスタル耐久1500
とても難しい:0~14.99% / 30~59.99% MaxHPの12%の負傷ダメージ クリスタル耐久5000
4. 狂信
ランダムに少し走った後、距離3000以内のランダムな対象にワープし、掴み攻撃をします。
捕まれたプレイヤーは杖振りの3~4倍・負傷率90%ほどの攻撃を受け、距離3500ほどノックバックします。
(時々1ダメージのみ受けてノックバックされな現象が起こりますが、攻撃自体は成功しているようです)
この攻撃を受けているプレイヤーは移動や攻撃が基本的にはできませんが、準備していればいくつかのスキルを使うことができます。
・ライフドレイン(スキル準備済み)
・ヒーリング(スキル準備済み)
・パーティヒーリング(スキル準備済み)
・ジャッジメントブレイド(スキル準備済み)
・チャージングフィスト(長押し中)
・ライトニングロード(長押し中)
・すべての音楽バフ(スキル発動中、特殊楽譜による楽器演奏含む)
この攻撃に成功すると、ギルガシは30%の移動ボーナスと40%の攻撃ダメージ補正を20秒間受けます。難易度とても難しいの場合は受けるダメージを100%カットするようになります。
これはバフとして扱われ、連続で成功すると効果は累積しますが、バフの効果時間は伸びません(それぞれ個別で時間経過していきます)。
逆に阻止されると移動速度が30%減少し、ダメージに-40%の補正を受けます。
スキル使用中に現れる緑色のバーで示される回数だけ攻撃することで阻止できます。
ソロや易しい難易度では比較的簡単に解除できますが、普通難易度以上では足の速いペットを併用しないと間に合わないでしょう。
スキルを発動した瞬間に解除してしまうとバーのない状態でスキルが発動するため注意が必要です(と言っても、それが可能なのはペアでの難易度易しいぐらいではありますが…)。
ソロ:5~49.99% 解除打数:3xプレイヤー数(= 3回固定)
易しい:25~39.99% 解除打数:3xプレイヤー数
普通:40~54.99% 解除打数:4xプレイヤー数
難しい:5~19.99% / 60~69.99% 解除打数:5xプレイヤー数
とても難しい:0~29.99% / 45~59.99% / 75~89.99% 解除打数:3xプレイヤー数
5. 魂吸収
この攻撃にプレイヤーは一切のダメージを受けません。
ギルガシが杖を頭上で回し、自分に突き刺し何かを吸い込むシューという音がし始めます。
するとプレイヤーたちの魂が現れギルガシに向かって移動していき、
魂がギルガシに接触すると消え、消えた魂のプレイヤーは強制的に戦闘不能になります。
ギルガシはこの魂を吸収することでひとつにつき規定量のライフを回復します。
最初のモーションに4秒かけた後、スキル発動から2秒間(シューという音を発しているだけの間)は
硬直と吹き飛ばし効果があり距離400以内にいるとそこから離れられなくなります。
その後画面が白く光り魂が現れてから3秒間の猶予があり、その後ギルガシに向かって走り始めます。
プレイヤーの魂は、たとえプレイヤーがすでに戦闘不能であっても現れます。
この魂は攻撃可能で、攻撃するごとに足を止めさせることができます。
攻撃を受けた魂は4秒間硬直しますが、現れた当初の3秒間は攻撃を受けても硬直しません。
動き始めてから狙うと良いでしょう。
ただし凍結をはじめとした状態異常をかけることはできません。
また召喚攻撃を含めた一切のペットおよび召喚されたヌイグルミ人形の攻撃は魂に通用しません。
この攻撃はギルガシ本体を攻撃し、紫のバーで表示された耐久度を削り切ることで解除できます。
注意点
スキル発動した瞬間に強力な攻撃で魂状態を解除してしまうと、魂だけが出現し、ギルガシが自由に動いてしまうバグがあります。
そのまま放置しておくと魂が魂吸収を使った時点のギルガシの位置まで移動して規定通り即死します。
ギルガシが杖振り以外のスキルを使った場合、魂は同じく魂吸収を使った時点のギルガシの位置まで移動しますが
そのまま消えず立ち止まったままになります。
プレイヤーも戦闘不能になりません。
普通:5~24.99% 紫バー耐久度:840x決死団の人数 吸収した魂ひとつにつき2%回復(ライフ5600相当)
難しい:5~34.99% 紫バー耐久度:1200x決死団の人数 吸収した魂ひとつにつき2%回復(ライフ8000相当)
とても難しい:0~44.99% / 60~74.99% 紫バー耐久度:1200x決死団の人数 吸収した魂ひとつにつき7%回復(ライフ28000相当)
実際に参加してみる(前置き)
このページのトップから直接来られた方へ…
勢いも大事だと思います!というわけでパっと見て分かる注意を用意しました!
- 主催者(決死団の団長さん)の発言を聞きましょう(初期設定ではLキーで会話のログを見れます)。
- 決死団に参加したら、決死団ウィンドウで難易度を確認しましょう。
- その際難易度が「普通」だったら、ギルガシのライフが25%を切ったら他の人がいる場所へ逃げましょう。
- また「難しい」以上は他人も巻き込んでしまう可能性があるのでやり方が分かるまではおススメしません。
- レイドミッションに入場(ギルガシとご対面)したら、戦術スキル「ウィンドミル」、ペット「ディナシー」の召喚は厳禁!
これを覚えてまずは頑張ってみてください!
1について
参加するグループが決まっている方はそちらのやり方をよく聞くのが大事です。
理由は単純で、団結しているグループは強いからです。
無駄な動きを無くし、バフデバフをきちんとコントロールすることが良い結果を導いていきます。
ここに記した内容は経験や信頼あるデータに基づき、またそれらをほぼすべてもう一度検証してから載せています。
ですが、その間違いを知った上でもメンバーのためにやり方を変えない選択肢を取っている場合もあると思います。
無駄な動きは無くすべきですが、無駄ではないかもしれない、という事ですね。
2について
ギルガシの動きは複雑ですがほとんどはダメージに対処できれば(残りライフを高くしておけば)どうということはありません。
魂吸収を除いては(どういう攻撃なのかはこちら:魂吸収←のリンクからお読みください)。
なので簡単な対処法だけ記しました。
難しい以上の難易度では即死級の攻撃が増え、実際に対処を知らないと即死する技も増えます。
またメカニズムを知らないと他のメンバーを危険に曝すこともよくあり、勢いだけで行くには保証しかねる環境なのです。
3についてはこちら→「決死団で気を付けたい行動」を参照してください。
実際に参加してみる(野良・タルラークサーバー編)
野良の決死団に参加してみましょう!
この野良の決死団とは参加自由な決死団のことです。
決まったグループに比べて自由度があり、何より一度使徒レイドを体験してみたい方にはぴったりです。
ただし!そうした初参加によって体験しにいくのであれば土曜日以外をおススメします。
土曜日は週間指令が更新される日なので、初心者から玄人までてんやわんやとなる日です。
ちょっとしたお祭りみたいなものなので、使徒レイドが楽しいと感じたらぜひ一度行ってみてくださいね。
さて、野良決死団の参加手順は簡単で、開始時間の少し前に行き、入ります!
最初に満員になってしまって入れなくても、野良団は少なくとも何周かは回るので落ち着いて次周を待ちましょう。
無事に入れたら挨拶をし、初めて参加する旨を伝えましょう。
タルラークサーバーにはいくつかの野良決死団があります。
今回はそのうちの二つをご紹介します。
ひとつは、最も早い時間帯に始まる「樽鯖決死団」。
チャンネル1で18時丁度から開始します。
こちらの団はシステマチックな指令埋め決死団です。
担当したい神聖スキルの希望のあと、埋めたい指令の数をチェックし、全員の指令を埋めていきます。
進行はそれなりの速度ですが、分かり易く、またダレる事が少ないようです。
もうひとつは、人のとても集まる「寿司屋」。
チャンネル5で20時半から始まります。
こちらはとても賑やかなスキル上げ決死団です。
スキル上げと言っても一日指令を埋める人もいるなど、さまざまです。
担当したい神聖スキルの希望はあるのですが、それが食べ物の名前になっているユーモラスな団です。
性質もまったりしているので、ゆっくり楽しみたい方にお勧めです。
決死団で気を付けたい行動
「実際に参加してみる」の項で書いた通り基本的には参加する団の意向によりけりです。
ただそれでもやはり暗黙の了解になりやすく、説明が省かれがちながら注意のいる行動があるので紹介します。
0. チャットメッセージを見よう!
決死団という多人数プレイをする上で大切なこと。
そのひとつはコミュニケーションを取っていくことです。
主催する人や指示の出せる方のメッセージを受け取っていくことは当然大事ですが
一方で、疑問があれば聞いてみたり、自分の考えがあっているか質問してみることや
注意されたとしても自分の状況を述べてみたり、建設的な対策を講じてみたり、
もしくは認められるなら素直に謝ってしまうなり。
無言でいることは安全策などではなく、
これら全てを放棄して自分の印象を相手の感想に100%委ねてしまうことです。
もちろんそれは最悪トラブルになるその道程としての話ですが…。
ともあれ、まずは大事なコミュニケーションの第一歩。
チャットメッセージを見よう、です!
1. ウィンドミル
AIリセットが可能なスキルとして最も有名です。
ギルガシ戦においてはHP帯でAIが決定されるため完全なリセットは不可能です。
しかしミルを連続で使うことで鉱物流星雨を大きく遅延することはできます。
また予期せぬAIの切り替えが行われることもあるので
決死団参加者の場合ウィンドミルを使うのは避けるべきです。
味方の監禁状態の解除などには別の範囲スキルや、攻撃範囲の広い武器でのアタックを活用しましょう。
2. クロスバスター
AI切り替えが起こるスキルです。
また、モーションキャンセルを引き起こし、数秒間の間ギルガシがノーモーションで各種スキルを使うようになります。
味方の被害拡大、指令達成の阻害になる恐れがあるので避けた方が良いでしょう。
3. ライフドレイン及び中級魔法
AI切り替えが起こるスキルです。
先の2つのスキルと比べると致命的ではないのでやや安全です。
しかし、AIをきちんと把握できている自信がなければやはり控えておくのが良いでしょう。
4. ペット「ディナシー」の召喚攻撃
ウィンドミルと同じくAIリセットと、クロスバスターのモーションキャンセルを併せ持ちます。
しかし、最も厄介なのは「ペットなのでうっかり出してしまう」ということです!
またこれはディナシーに限らずウィンドミルを使うAIにしているウィンドミル習得ペット全てにも言えます。
使徒レイドに頻繁に行くようであればよく出す荷物はこれらとは別のペットにしておくとよいでしょう。
ちなみに、主催などAI管理をする人間にとっては便利な一面もあります。
もうちょっとで聖なる伝染から聖なる監禁へAIの切り替わりが起こるライフだけど、聖なる伝染を出させたい…というときや
逆に聖なる監禁を誘発させたいけれど自分が捕まってる時など
ペットによるAI切り替えを活用できると良い場合もあります。