瀬戸のハナヨメ 《後編》
「タダイマァ〜〜腕が抜けそうッ!!」
「お帰りぃ・・・・」
「おらよ、」
長々伸びる男の前、床に並べるのはチンする白米、出来合いの出汁巻き卵、お湯を注ぐ味噌汁、漬物、そして鰆の西京漬け、
「充分・・・・充分です・・・アリガトウッ・・・・で、君は何か買ったんですか?」
「あァ〜イや、ビールと牛肉をねぇ・・・そだ、コレお釣り・・・」
まだまだ数万残る紙幣とチャリ銭と通帳を差し出すと、男は髪の隙間からジィッと見つめ
「欲の無い人ですね・・・」
と言った。
俺もそう思う。 が、いざ札束を目にしたらナンか恐くなって、肉買うだけで膝が震えて仕方なかった。
「じゃ、じゃァよ、俺はコレで・・・」
「三時、」
「え? ヤベッ!!」
床に転がった目覚し時計、時刻は3時5分。
「10ッ! リモコンッ!」
慌ててパワーONしたどでかいプラズマ、場面はまさにトキメキのイントロ部分だった。
「あ――セーフ! ココ見逃すと後悔するンだよねぇ〜」
「・・・次のCMの時にでもお湯沸かしてコレ、鰆をオーブンの中突っ込んでくれますか?」
「ハイよー。」
やがて導入部怪しい保険外交員が登場してCM、湯を沸かし魚を焼く俺。 間も無く添乗員が殺されて、新たな謎メッセージの発見と微妙なタイミングのCM。
「食器が棚に並んでる筈ですから・・・箸も・・・・」
「おう・・」
タイミング良くオーブンがチンいって、食器にそれぞれをぶちまけた俺は、アァと思い立ち出しっぱなしだったフライパンを手に豪華牛肉をジュッと焼く。
「センセ〜、塩とかコショウとか醤油とかねぇの?」
「醤油が・・・・多分そこの辺のどっかに・・・」
「ォ、おうッ! あったッ!」
素晴らしい肉の香りに思わず自分の分も、飯&味噌汁をセッティングした俺。
「あの・・・今、容疑者其の一が死にましたよ・・・・」
「ま、マジですかッ!」
「割り箸・・ナカキドさんが突っ込んでたような・・」
「ラジャッ!」
斯くして第一発見者のOLと怪しい宝石商の濡れ場を眺めつつ、俺たちは些か早い夢のディナーを床に並べる。 ヨロヨロと身を起こし、律儀に正座した男=センセイは軽く俯いてイタダキマスと両手を合わせた。 そして真っ先に突付く魚、その箸使いが意外に綺麗なのにチョッと驚く。
「センセイ、その魚好きなの?」
「ハイ・・・これ食べると実家想い出します・・・」
センセイはムギュモギュ噛みながら遠い目をした。
「へぇ〜・・どこよ実家?」
「瀬戸です」
「・・・瀬戸ワンタン、日暮れ天丼?」
「ハイハイ! 夕波小波蜜柑狩り〜ですよぉ、わ〜良く知ってますねぇ〜」
「や、親父が酔うと良く歌うから」
「・・ははは、御父様ですか・・・はは、ジェネレーションギャップ?」
貼り付くザンバラ髪で老けてンだかナンダかサッパリわからないが、今年で34になるのだと先生は力無く笑った。 つまり、俺とはひとまわり以上離れる。 ヘェ〜と生返事しつつラストべらべら喋る犯人(家政婦)の暗い過去に大きく頷き、未だかつて喰った事の無い極上肉に舌鼓を打つ俺。
「・・あ・・ビール飲も・・センセも飲む?」
「いえ・・結構です・・・」
冷え頃飲み頃ビールを冷蔵庫から取り出せばプハァ〜ッ! 極楽極楽!
何しろ中身ナンも無いから良く冷える事サイコゥ! 最高気分でいつしかタメ口もヘッチャラ。
「欲言やァ風呂上りがインだよねぇ〜・・あ、やっぱ臭せぇよ・・・センセ、ソレ喰ったら風呂入れよ、」
「は、はい・・・・」
「てか彼女とかいねぇの? アーほら、ナカキドさんてのは?」
「あ、あああ、や、彼女はそう云うんじゃあの、僕はあの・・・」
「ふーン、センセ結構有名人だし、ああいう路線のギャルとかさぁ〜」
例のポスターを顎でしゃくれば、
「ク、クミコちゃんをそんな安っぽく言うなッ!!」
センセはカンカンだったが、湯気出しそうにキィキィ言う男を眺めるとつくづくこの先生は、駄目なんだろうなと思った。 聞く所に例のナカキドッてのは鬼のような女らしいが、けどソイツ無しではこの男、ずっと便所コオロギみたいに部屋の隅っこでグラビアアイドルにポワァッとしてヒッキー一直線なんだろうなと確信する。
「文才、あって良かったよな、センセ、」
「よ、よく言われます・・・」
「彼女とかいねぇんだろ?」
「・・・クミコちゃんが居ればイインです・・・」
「・・・勘だけど、センセ、家ン中でも微妙に下っ端だったろ?」
「ホッといて下さいッ」
「ダハハ、図星だなッ!」
「違いますッ!」
上機嫌でイイ按配で、冷えたビールは山ほどあるし、何しろ冷房完備だし、気付けば心地良い睡魔に身を任せスゥッと夢の国に運ばれちゃった俺。 アー幸せ・・・今俺の腹ン中には2万円相当の御馳走がギュウギュウに詰まってる・・・・ギュウギュウに、ダハハ牛肉がギュウギュウか、シャープな駄洒落もワダベン並み、
ポチョン・・・
「ひゃッ!」
生暖かい・・・顔に血飛沫?!
「止めろォッ!?」
「・・タオルが無いんですよう・・・・」
「あ・・・・」
目覚めれば無修正。
「どうしましょう・・・・・確かこの辺の箱に・・・パンツ何処でしたっけ・・・・」
「・・・や、俺もドウシマショウッてか・・・」
水も滴るヌレヌレッぷりの抜けるような白い肌、首筋にしっとり張り付く黒髪、愁いを帯びた瞳は飴玉みたいに黒く、大きく、アァその見慣れたブラブラさえ無ければ
「に、人魚姫・・・・」
「え? ・・なんですか? ・・取り合えず一緒にパンツ探して下さいよ・・・」
「パンツ・・・・」
咄嗟にヒモとかレースとかを思い浮かべ そうじゃねぇだろ? ブリーフとかトランクスとかテメェのと似たり寄ったのソレだろう? と戒めて諭しても、鼻先でウロウロするセクシィカワイコちゃんのウル肌を前にしては焼け石に水。 ナンダよ? どう云う事だよ? 微勃ちする愚息に為す術も無く
ニシムラ ミサ ⇒ 女豹×、死に掛けオタク○ = 魅惑の人魚姫(竿付き)
アンビリーバボーッ!!
「・・・バ・・シ・ん・・・・リモコン・・・」
「ェ、ハイッ?!」
「・・コバヤシくん・・・寒い・・・」
キタァ〜〜ッ!
見上げる切ない上目遣い、蒼褪めた肌(ヒッキーだから)、薄い唇から漏れる掠れ声の誘惑に
「・・こうか?・・・」
「や、あのその方法はチョッと・・・」
思わずヒシッと抱き締めて、素早く却下を喰らう俺。 けど腕の中小鳥のように震える身体、イイ匂いのする濡れた髪の感触を胸に アァンもう俺離したくナァ〜イッ!
「センセイッ!」
「・・あ、あった・・リモコン・・・わッ?!」
「ぁうッ!」
擦り抜けようとしてバランスを崩し、硬い抱擁のままもんどりうつ俺。 鈍い音がして痺れる後頭部 鈍器による強打? ていうか卓袱台の縁に激突で、ソレよりもナニよりも脳天直撃なのは目の前のこの構図。
「す、スミマセン、スミマセン・・・い、今退きますから・・」
「ヤヤヤ、も、問題無しッ!!」
竿付き上等ッ! 焼き付けろ網膜ッ!
マイボディにマッパで馬乗りのカワイコチャンなんてば騎乗位? ねぇホッペ抓って、なんならエルボーカマしてッ! 漢コバヤシ生きてて良かった20年目の至福ッ!
が、幸せなんて土足で踏み躙られるもの。
「ヤァッだぁッ! ニシムラッ、イキナリ男連れ込む事ナイでしょッ!!」
え?
ジャーンと登場する黒のワンピース、巻き髪、ピンヒール、生活困難擦れ擦れに凶器チックな爪と同じ色の唇、自販機で売ってない風の上等な煙をスハァ〜ッと吐き出し微笑む真夏の黒薔薇のような女。 つーか何故土足?
「あれ? ・・ナカキドさん・・・」
「ナカキド・・・・」
「あら、アタシ知ってんの? フフフ、彼若いわね、幾つ? うぅん二十歳ッてとこかしら、ま、素材重視ッて感じね、フフフ、ヤルわねニシムラ・・・」
値踏みするような視線を投げ、フツ、とナカキドは鼻で笑った。 そして先生はユラリ俺の上から退き、パンツ何処ですか? タオル何処ですか? と、湯上りの四歳児のようにモデル立ちするナカキドに問う。 瞬間ナカキドの眉尻がギュッと羽根上がり、
「スグ使うモンはスグ出せッて言ったでしょッ! アンタ三日も裸で居た訳ッ?」
「・・や、あの、僕は・・」
シドモドする先生を一睨みで黙らせ、ギッと突きつけられたのはブラウンレッドに塗られた長い爪の先。
「アンタもこんなオヤジ相手に、獣みたいにサカッてンじゃないわよッ!」
「やや、俺はその、」
「コイツにパンツ穿かす間も無かったなんてアーヤダヤダッ! アタシ、ちんこ自慢の若い男ッてどーも許せないのよねッ! 抜かずで何発ヤッタとかもォー鼻高々で自慢する癖に、前戯一つ満足に出来ない俺様本位な勘違い君とかザラで、」
「違うッ! 」
「ナニがよッ!」
「俺はまだシテねぇよッ!」
「ま だ ?」
キョトンと固まったナカキドの目がゆっくり瞬きをして、そんで如何にも肉食な唇がニマァッとヤナ感じに笑った。 その背後、つるりんヒップをパーフェクトなアングルで晒してた先生がヨッコラショと身を起こし、
「こんなトコにあったぁ〜、」
白いブリーフをヒラヒラと掲げた。
「・・・・で、ナカキドさん、どうしたの? こんな時間に?」
無邪気に笑う先生の髪は半乾きのフワフワ。 もぞもぞブリーフを穿いた先生は足元の箱から白のランニングを取り出して被り、そしてその裾をグイッとブリーフに入れる。 モヤッとした癖ッ毛がワラッと顔の半分を覆った。 サヨナラ、僕のラブリィフェイス。 その一瞬、全てが夢だった事を俺は悟る。
雑然とした部屋、スクール水着のポスター、生ッ白いモヤシボディ、ランニングinのブリーフ。 それは何処にでも居る、特にアキバ辺りじゃアリガチな駄目オタクのプライベートショットであり、マイハートでもカワイコチャンでもセクシィマーメイドでも無く、ましてやチンコにビビビと来るハニィなんかで在る筈が無く、俺の中、物凄いスピードで色ンなモンがプシュゥ〜ッと縮んで行くのを物凄いリアルに、無情に感じた。
ココロの突撃隊長が臍下駐屯地で叫ぶ。
全軍撤退ッ! 全軍撤退ッ! 全軍撤退ッ!
やがて取残された現実の俺にシスタージルみたいなナカキドが言う。
「頑張ってね」
「いや、その・・・」
「ねぇ、何か用があったんじゃないですか?」
最早、ただのダメオ君の先生がぺたぺた足跡を残しこちらに近付いて来る。
あぁ先生、足跡は足が汚れてるから着くんじゃない、
「ニシムラ・・・アタシもいい加減、靴脱いでアンタんち上がってみたいんだけどね、」
ナカキドの言葉にビクリとし、ソッと持ち上げた足の裏は恐ろしいほど真ッ黒だった。 クソ暑い部屋ね と、ナカキドが再びエアコンをつけた。
「ふふふ、前ね、裸足でニシムラんちに上がって米粒踏んだかと思ったら蛆虫でさァ・・・・・・アン時は殺して遣ろうかと思ったわよッ!」
「あ、アレは近所の猫が雀を獲って来たらしくて、」
「それを猫が隠したがる家ッてのが問題なのよッ!!」
ダンッとヒールの踵が床を蹴り、口答えする先生はキヲツケの姿勢で固まる。 そしてナカキドは足元に置いたデカイ紙袋の中から特大のカレンダーを取り出し、つかつか部屋の隅に行くと例の御宝ポスターの上バンとソレを貼った。
「ヒッ・・!!」
声無き悲鳴を上げる先生。
カレンダーにはショッキングピンクのマーキング。 一番近いところは11日、明日?
「明日なんだけどニシムラ、【ディバイン】の原稿出来てるの?」
ディバインッ?
「ディバインッ? 月刊」ディバインに原稿出すのッ? マジ? したらヒジカタ先生に会ったりするチャンスもアリッ? ひやぁぁ〜ッ!! 羨ましィッ!!」
思わず大興奮でクネクネする俺なのに、マスカラターボの睫毛をバシバシッとさせナカキドは冷ややかに鼻で笑った。
「プッ・・・ボウヤ知らなかったの? 『ヒジカタショウジョウのカカッて来やがれ』 でしょ? ・・・・ アレ書いてンのコイツよ。」
爆弾投下。
「ぅ、嘘だぁッ!!」
「あ、ホントなんですよ、僕です・・気晴らしに目新しい事しろってナカキドさんが・・・。」
「存外好評よね! 良かったわねニシムラッ!」
いやもう・・・真っ白・・・・・・・俺は今まで、俺は今までナニを信じて・・・。
トスンと膝を着くフローリングの床、目と鼻の先、ベランダから一直線に蟻が行列しているのをボンヤリと見た。
「アハハ、人生ってそんなモンよォ。」
愉快そうに笑うナカキドは、シュパッと取り出した煙草を唇の端に咥える
「わ〜感激です、コバヤシ君、ニシムラ ミサとヒジカタ ショウゾウ、どっちも熱烈にファンだなんてうわ〜。 ・・・・・ナカキドさん・・・僕、モノカキしてて初めて良かったッて思う・・・感激だぁ・・・」
御機嫌だった先生は咥え煙草のナカキドに 『感激ついでにサッサと書きな、』 と凄まれ、『ほらッ!』 と指差された卓袱台の前に項垂れた飼い犬のように座る。 そうしてクルリとこちらを向いたナカキドは、分厚いスケジュール帳を俺に押し付けて言うのだ。
「ニシムラのスケジュールはココにある通りだから、ピンクの○の締め切り前日までに上げさせて頂戴。」
「な、ナン」
「コレからはボウヤが管理すんのよ。」
「や、そッ、」
「アタシもね〜ニシムラは早く所帯持った方が絶対楽だと思ってたんだけど、いッくら見た目キュートでも屑は屑だし、かと云って育ての親としては半端な勘違い女に喰われんのも面白くないっていうかァ〜。 その点ボウヤは大穴だったわねッ! 嫁に出しちゃえばイイのよ、ニシムラッ! アンタ捨てらン無いようにガツンと身体張りなさいよッ!」
「ヤ、か、身体は、あの、」
モジモジする俺を余所にイキナリ名指しされた先生は、気弱な小学生のように多分条件反射で 『ハイ』 と声を震わせた。 そしてブツブツ呟くのは 『馬鹿野郎』 とか 『小せぇ事言ってんじゃねぇぞッ』 とか 『ケツの穴閉めてろッ』 とか、かつてアレほど心を揺さ振ったヒジカタ語録のアレコレ。
ココロのヒジカタ先生とさっきのカワイコチャンモードが重なっては離れ離れては重なり、やがてランニングinの先生が脳内ヴィジョンのラブホの一室、ヘチャッとエロゲー的女の子座りでニッコリ
―― あ げ る キャハ☆
「い、イラネェしッ」
「アハハ、坊や頼むわよ! 明日の10時にまた!」
後退りする俺にナカキドは 『1発信でアタシだから』 と、手にした携帯を投げた。 咄嗟に受取った俺はソレを激しく後悔し、もう後戻り出来ぬ運命に泣く。 そうして靴音高らかに出て行くナカキドの背中はスルリとドアの向うに消え、 カチャリ 不吉な金属音が響いた。
「・・・外鍵?・・・・」
コレが噂の監禁?
「・・・も、書けない・・・・・」
机に突っ伏す先生。 「居なくなってから書けない言うなッ!」 と怒鳴り付けてからふと、さっき惣菜を括ってあった輪ゴムを拾い上げ、出来ない言う先生の邪魔なボサボサ頭をギュッと後ろ一つに括った。
え? と、見上げる瞳、薄っすら開いた誘うような唇、
「・・・また逢えたね・・・ハニィ・・・」
「ん? ナニナニ? ―― やり逃げした女と遭ったからってナンダッ? 『また逢えたね、ハニィ』とでも言っとけッ! ビクビクすんなッ馬鹿野郎ッ! たまにはイタ公のカルさを見習ってみろッ! どうせ貴様の粗チンなんざ覚えちゃ居ない筈だがなッ! ッて感じ?」
「イェス! ヒジカタ先生ッ、サイコウッ!!」
親指を立てた俺に、カワイコチャンモードの先生はニッコリ蕩けるように笑った。 そして着けっ放しプラズマの大画面にはお馴染みのテーマ曲と共に、サスペンス絶好調な今夜の予告がオンエア−。
「あ・・・今日のコレ、僕、原作」
「シャァ−ッ!!」
今夜の火サスは 【科捜研のオカマ*ファイル4 売り専連続殺人事件 花園神社で忍ぶ恋】
「このシリーズ、ナカキドさんの一押しなんです・・・・」
よーくわかる気がした。
そうして冷えたビールをシュカッと開け、涼しい部屋で二時間ドラマに前傾姿勢の俺。 すぐ横には悩ましい表情で溜め息も切なく、今時鉛筆書きのスウィートハート。
〜♪〜 瀬戸ワンタン 日暮れ天丼 夕波小波蜜柑狩り アナタの島エンピツ お嫁に行く海苔巻 〜
いつしか頭の中をグルグル回るのは、酔いどれ親父が濁声でガナル懐かしい替え歌。
―― もしかして、お嫁に行くのは俺だったりして・・・・
教えて、このチャンスに俺、飛び込んでイイの?
ダメだけど、男だけど、もしかしたらコレは神様が俺に与えてくれた僥倖?
所謂人生の大技、永久就職への階段?
目の前には原作者、そしてヒジカタ兄貴、そしてキューティマーメイドのハニィ。
ココロの突撃隊長が 行けぇッ! 高らかに進軍ラッパを吹く。
一列連隊突進ッ!!
つまり、コレが新しい生活の始まりであった。
July 24, 2004
瀬戸のハナヨメ
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