そして二週間後の答え合わせは「ケロいい話」でした。冬樹くん策士すぎる！さすが宇宙外交官…お見事でした。そして侵略者達…おそろしいまでの懐柔されように「もうちょっとしっかりしようよ」と地球人側から声をかけたくなってしまいました。

伍長さんのケロいい話「宇宙お好み焼き」エピソードは…筒井康隆の「鍵」という短編を思い出しました。兄さんの一言で嫌いな食べ物も克服するって、弟にとっての全ての生き方の規範は兄にあるのですね。兄が「俺より先に寝てはいけない　飯は上手く作れ　いつも綺麗でいろ」とか歌ってたら本当にそうしそうな勢いです。

そして曹長…そうでしょうとも。彼が発掘するのは常に他人の領域に存在する絶対に譲れない何か。例えば某ベルトとか…（ここでふと思う。夏美の水着もある意味伍長にとってはベルトみたいな物かも知れないと…）拉致られて行く姿が妙に嬉しそうなのは気のせいでしょうか。

妄想Bパートは秋ママが侵略者になりたいって話らしいですが、ある意味多芸で最強の彼女、不可能を可能にしてしましそうです。いやしかし地球人が地球を侵略するって一体どういう事なのか。逆にケロンを侵略してしまうとか、まさかそんな…（でも「ケロいい話」の懐柔っぷりを見る限り、小隊なら割と簡単に侵略できそうな気がする）
というか青少年が好んで読む人気漫画雑誌の編集者、さぞかし情報操作や洗脳も得意に違いない（あの冬樹くんの母上だし）

あーなんかそう考えると彼女にクルルが絡む話が多いのも納得なような…

↑「してしましそう」じゃなく「してしまいそう」でした。