時間経過と共にあれこれが心に徐々に浮き上がってくるような、裏読みの楽しい回でした。
いや、タママに対するギロロの言葉に含蓄がありすぎて、長年の経験が言わせる深い言葉に見てるこっちがついしみじみ。思わず「そうそう、こういう何言っても堪えない、自分根拠で謎の自信に満ちた後輩ってほとほと扱いに苦労するよなあ…と。「先輩」と「センパイ」の間にある物についてつい考えさせられてしまいました。
そして伍長さんの「男でもいい、むしろ好都合」発言。これを「夏美という一個の人格であればたとえどんな姿であっても」と解釈するのが正しい…と思いつつ、伍長さんの中でエロスな感情というのは戦う事と表裏なのだなあとも感じました。案外そのへんの区別が自分でもよくわかってないんじゃないかとか、何でもかんでも一度は戦闘に変換して考えてしまうのは習慣というより性癖というか嗜好なんじゃないかとか…
妄想し始めるとキリがなくなってしまいます。