「…は…っ…」
奥に熱を叩きつけられ引き抜かれると、クリフトの蕾はとろとろと白濁を溢れさせた。
男達は手を放しても抵抗しなくなった彼を、今度は仰向けに寝かせた。
「おい、大丈夫か?気ぃ失うなら俺が終わるまで待ってくれよ」
答える気力もないクリフトの頬を、男は笑いながら二、三度叩いた。
そして足をつかんで大きく広げさせると、白濁に塗れたそこに自分のものを押しつける。
既に二度挿入されたそこは、三度目の挿入をすんなりと受け入れ、飲み込んでいった。
「あ、あ、ふ…あっ、あッ…」
がくがくと揺すられ、弱々しい声が微かに発せられる。抵抗といえばそれだけで、クリフトはなされるまま、ぼんやりと虚空を見つめていた。
快楽を追い、好き勝手に腰を打ちつけられるだけの行為に感じるはずもないが、かといって今さら、抗うだけの力も残っていない。
吐き出された精が、自分の体内でぐちゅぐちゅと音を立てている。抜かれ、挿れられる。ただそれだけの、単純作業の繰り返し。
…あと少し、だろうか。あと一人自分の中で果てれば、終わるだろうか。
目を開けているのも億劫になり、重くなった瞼をゆっくりと落とした。それでも男は勝手に自分の中を行き来している。
水音と、笑い声と、吐息交じりの話し声。音がいくつも、遠いところで響いている。

もう、時間はどれくらい経ったんだろうか。
…あの人は今頃、どうしているだろう。
声をかけたのは自分だったのに、必ず戻ると約束していたのに。
もう、日だって暮れかけている。…それなのに私は、こんなところで、一体何をしているんだろう。

気が遠くなる。…駄目だ。しっかりしなければ。

朦朧とし始めたのを何とか堪え、クリフトは薄く目を開けた。自分を犯している男が、何故か訝しげな顔をして見下ろしていた。
「…助け呼んだって声なんか届かねぇって言っただろ」
誰の名前だよ、と男達が顔を見合せて笑った。
名前?…無意識に何か呟いていたのだろうか。
だが尋ねようにも、何度も身体を打ちつけられれば、言葉は意味を成さない音になって消えていく。
クリフトは歯を食いしばり、絶頂を追い速度を増す動きにただ耐えていた。
押し殺した男の声と共に、また溢れ出す熱。もう受け止められないのに、それでも全てを奥に注ぎ終わるまで、男は自身を引き抜こうとはしなかった。
クリフトの足を掴むと限界まで開かせ、更に奥まで打ちつけて一滴残らず精を注ぐ。
「…う…」
熱を吐き終えた性器を一息に引き抜かれる。自分を見下ろす男たち。三人が三人とも卑しい笑みを浮かべている。
思わず目を背けた。ピサロが人間を毛嫌いしている理由が、今ならわかる気がした。
クリフトは虚ろな目のまま、だるく重い身体を横たえていた。逃げることはおろか、立ち上がる気力ももう残っていない。
細く繋がっている意識の中、目を閉じる間際。
もやのかかったような視界の中に見慣れた人物の姿を認め、クリフトは閉じかけた目を見開いた。
長い銀色の髪、人間とは違う容姿、そしてこの気配。
これは幻影なのだろうか。そう思いながらも、彼は重い瞼を必死に持ち上げた。
一瞬後、自分を取り囲んでいた男達の様子が明らかに変わった。
浮かべていた笑みは消え、その代わりにその顔には驚きと恐怖の色を滲ませている。

「…何だこいつ、人間じゃねぇぞ」
「何でこの場所がバレんだよ、街の中には声だって届かねぇのに」
「来るな、来るんじゃねぇ、化け物!」

「…どちらが化け物だ。人間どもが」

声。それから足音。それだけでわかる。幻影などではなかった。
「……ピサロさん…」
魔王は顔色を変えることなく男達を一瞥すると、横たわったままのクリフトのほうへ向かい歩を進めた。
クリフトは懸命に身体を起こそうとしたが、痛みの蘇ってきた身体は言うことを聞かない。
それでも何とか、歩み寄ってきた魔王を仰ぎると、言葉を紡いだ。
「……すみ、ません」
魔王の表情が怪訝そうに歪む。あまりにも唐突な、その言葉の意味を測りかねた。
「…約束、…してたのに……私……」
擦れた声で続けられた言葉。切れて血が滲んでいる唇が紡ぐ言葉としては、あまりに相応しくない。
――馬鹿か、こいつは。
ピサロはまだ何か言おうとするクリフトの口元を掌で覆い、小さく何かを呟いた。
淡い光に包まれた傷が、瞬く間に塞がる。血の滲んだ傷が消えるのを確かめて、ピサロは翳した手を離した。
謝罪の言葉などいらない。
謝罪すべきは自分ではないはずなのに、この男はどこまで自分に罪を被せたがるのか。
ピサロは立ち上がり、ゆっくりと視線を上げた。確認できるのは、ここにいる三人のみ。
……あの時と、同じか。
瞳の紅が深くなる。その瞳に浮かんだのは憎悪か、悲哀か。それとも。
「……薄汚い人間どもが」
風もないのに、ピサロの銀色の髪がふわりと舞い上がる。その隙間から深い赤を垣間見た刹那、クリフトはぞくりと身体を震わせた。
この瞳は見たことがある。
忘れもしない、今でも鮮明に頭の中に刻まれて消えない夢。あの夢の中で見た彼の瞳を、今また、確かに見ている。
音もなく空気が動いた。皮膚がちりちりと痛む程の強烈な魔力。それを纏った掌が、すっと宙に浮かんだ。
そして今まさに放たれようとした刹那。ピサロは身体に纏わりつく重さを感じた。
人間を射ていた視線を再び地面に落とす。
「…お前」
縋るだけの力が残っているとは思えない。それでも腕に指先に懸命に力を込めて、クリフトはピサロの脚に縋るようにしがみついていた。
「放せ」
更に腕に力を込め、クリフトは無言で首を横に振った。
「己の欲に溺れた、見苦しい人間共だ。生かしておく理由などない」
凍るように冷たい、憎しみを抱いた目。口調は静かだが、その内には揺るぎのない殺意が込められている。
クリフトは力の入らない手を無理矢理動かし、擦れた声を絞り出した。
「…これ以上、…まだ人を……手にかける、と…?」
ピサロの表情が歪む。まだそんなことを言うのかと、咄嗟にそう思った。
無益な殺生はやめろ、次に出てくるのはその言葉か。
こんな欲の塊のような汚い人間を前にしてなお、神を説く者の、あの型にはめたような台詞を口にするというのだろうか。
だが今更偽善めいた言葉を聞くつもりはない。ピサロは次の言葉を待たずに、集中させた魔力を解き放とうとした。

「…嫌、…なんです」

宙に翳した手の動きが止まる。
続けられた言葉が想像したものと違っていたから、そればかりではない。
声が震えている。明らかな涙交じりの声。
泣いている。この場に駆け付けた時、三人に組み敷かれながらも涙を見せなかったこの神官が。
どこにそんな力が残っているのか、脚を掴む指先が固く握られる。

「……もうこれ以上、……罪を、重ねてほしくないんです。…あなたに…」

消えそうな声で懇願するクリフトを振り返らず、ピサロは動けずにいる三人の人間を、その瞳で射た。
そして無言のまま、三人の首筋に手刀を叩きこむ。声を上げる間もなく、三人はその場に倒れたまま動かなくなった。
「ピサロさんっ!」
「軽く当てただけだ。殺してはいない」
目が覚めてもしばらくは動けんだろうがな。そう付け足し、ピサロは憎々しげに足元に崩れ落ちている人間を見下ろした。
揺れていた辺りの空気が、ようやく静寂を取り戻す。
安心したのか、固く握りしめられたままだったクリフトの手から力が抜け落ちる。ピサロは崩れ落ちたその身体を抱き起こした。
肌蹴た衣服の間から見える身体は、目を背けたくなるような有様で。
乱されてしまった緑色の上着を手繰り寄せ、咄嗟に汚された身体を隠すように包んだ。
大丈夫かと問われれば、そうであるはずがない。その問いを投げかけるのに躊躇していると、クリフトが先に口を開いた。
――すみません、と。小さくつぶやかれた言葉はわずかに震えていた。
「…すみません。……私、…こんな汚い身体で…あなたに縋ったりして……」
その時の感情を、どう表現すればよかっただろうか。呆れた、ともすればそれが適当かもしれない。
傷の痛みと心を踏みにじられた痛みとでボロボロなのは自分だろうに、何故そこで気に掛けるのが自分でないのか。
全く理解に苦しむ。…どこまで馬鹿なのだ。こいつは。
意識したわけではなかった。だが他にどうしようもなかった。次の瞬間、ピサロは自分に向って謝り続けるクリフトを、無言のまま抱きしめていた。
「…ピサロさん…」
汚れる、と言いかけたのを遮るように、抱きしめる腕に力がこもる。
「もういい」
身体に、小刻みな揺れが伝わる。震えているのは自分か、それともクリフトか。
「……手、放してください…。…汚い、から…」
赤く腫れた頬を、静かに雫が伝った。その直後、クリフトは意識を手放した。





あれからもう二日。
まだ、クリフトの意識は一度も戻らない。

気を失ったクリフトを抱えて宿屋に戻り、眠ったままの彼が目覚めるのを待ち始めてからというもの、時間の流れ方が緩やかに感じる。苛立ちを覚える程に。
傷は全て手当てした。汚れた身体も清めた。
外傷自体はそうたいしたことはなかった。初歩的な回復呪文で間に合う程度のものでしかなかったのだ。
だが清める際に見た身体は、どう見ても何度もその中を蹂躙されたとしか思えないような状態だった。
「……………」
ピサロは小さく息を吐き、眠り続けるクリフトの前髪をかき上げ、額に触れた。
昨夜まで続いていた熱はだいぶ引いたようだが、未だ深い眠りの底にいる彼が目覚める様子はない。
肉体的なものも確実に大きかっただろう。だがそれ以上に、精神的な痛手が尾を引いているに違いない。今回の一件は恐らく、彼の中に深い傷として残るだろう。
「…傷か」
不意に、いつかクリフトが言っていた言葉が頭を過ぎった。

――傷は、消えることなんて、ないんです。

だとするならば、この男の負った傷も相当のものだ。それこそ、癒えようのない位の。
どんな状況であろうと、自分の身を削ってでも仲間を気遣おうとする、馬鹿な神官。
人に迷惑をかけることを極度に嫌い、何事にもまず他人ありきのこの男は、自身を愛するということを知らない。
その上、己に対して無頓着すぎるこの神官を他人が少しでも気遣えば、申し訳なさそうに頭垂れてしまうのだ。
それが二日も断りなく眠り続けているということが、傷の深さを物語っている。

…何故こうなるまで気づかないのだ。この男は。
自分がどこまで傷ついているかに気づくより先に、他人のことばかり考える。
それがこうして限界に達したところで、この男は自身を慈しむということを覚えはしないのだろう。


「…ん…」


ほんの僅かに聞こえた声に、ピサロは目を見開いた。
二日の間開かれることのなかった瞼が、震えながらゆっくりと持ち上げられる。
クリフトは薄く眼を開けると、眩しそうにその目を細め、二、三度瞬きを繰り返した。
「……? …え…?」
開かれた瞳の、視線があちこちを彷徨いながら辺りを見渡す。
状況を把握できずにいる彼は、ただ不思議そうにきょろきょろとあちこちを見回していた。
そのうちに、ここが宿屋であることは認識できたらしい。
が、何故この魔王が自分と同じ部屋にいて、自分を見下ろしているのかまではわからないらしかった。
「…ピサロさん…?」
「…気分はどうだ」
「…え?」
何を言われているのか、全くクリフトには理解できない。記憶が、彼の頭の中で不自然に途切れていた。
確か、ピサロと約束をしたはずだった。それは覚えている。だがそれ以降、どうなったのか全く覚えがないのだ。
クリフトはまだぼんやりとしたままの頭を懸命に働かせ、記憶を辿った。
約束をした後、街に出て、そして。
「…!」
――思い出した。
そして、思い出さなければよかったと後悔もした。
あの後路地裏に連れて行かれ、無理矢理に身体を開かされた。それを助けてくれたのがこの人。
今こうしてここにいるということは、ピサロがここまで連れてきてくれたということか。だとすれば、全ては終わったことだ。
それは理解できるが、さすがに身体のほうが受け入れられないらしい。吐き気と眩暈に襲われ、クリフトは掌で口元を覆った。
血の気の戻りきらない顔に汗を滲ませ、浅い呼吸を繰り返す。あのおぞましい出来事は、恐らく彼の脳裏に、身体に、鮮明に焼き付けられているのだろう。
「無理をするな。…目が覚めたことは、他の者には私から伝える」
「…ありがとうございます。でも、大丈夫…、何でも、ありませんから」
こんな状況であっても笑顔を作れる、この神官の精神力には驚くしかない。
何でもないわけがない。忘れられるはずもないのだ。
外傷は消えても、内に刻まれた傷はそう容易くは消えない。
それはこの神官が一番よくわかっているはずなのに、自分だけは例外とでも言うのだろうか。
「…そういえば、ピサロさん。…私、一体どれくらい眠っていたんでしょうか…」
「……二日」
「え?」
「丸二日だ」
まるふつか、とオウム返しのように言葉を辿る。
その直後、青い顔を更に青くして、クリフトは布団を跳ねのけるとベッドから飛び降りた。
「! おい、どこへ…!」
「皆さんに謝りに行くんです…!…勝手にこんな、二日も寝込むなんて…!」
そこまで言いかけたが、すぐに短い呻きを上げ、がくんと膝が落ちた。青白いままの顔が苦痛に歪む。
外傷は全て癒したとはいえ、あれだけのことをされて、二日も寝込んでいたのだ。すぐに身体が動くはずがない。
だが構いもせず、クリフトは立ち上がり再び部屋を出て行こうとする。ピサロは慌ててその身体を引き寄せた。
「まだ寝ていろ!お前は…っ」
強姦されたんだと言いかけて、ピサロは言葉を呑んだ。
「二日も寝込んでいたのだ、わかっているのか!」
怒声にも似た声に、クリフトの動きが止まる。
「二日も…もしかしてその間、ずっとあなたが傍にいてくださったんですか?
 そういえば…身体も奇麗になっているし、服も替えていただいている…。
 …申し訳ありません!私は、本当にどこまでもご迷惑を…!」
ピサロは驚きと呆れとが入り混じった複雑な表情になった。無論、気付かせたいのはそこではない。
「…お前は」
溜息を吐きながら、ピサロは続けた。
「…もう少し自分を慈しもうという気にはならぬのか」
「は…?」
「そもそも、何故あんな場所にいた。街中にいれば、迷い込むような場所でもなかろう」
「えーと…確か、具合が悪そうな人を見つけて、手を貸してくれと言われたからです。
 奥まったところに連れの方がいるからと聞いて……そしたら…」
ピサロは改めて溜息をついた。
ほら見たことか。全く、他人のこととなるとどこまでも自分のことをないがしろにする。
この神官は聖邪を感じ分ける力が他の人間よりも強い。
行ってみてわかったが、あの場所は人間の薄汚い欲に満ちていた。だからこの男も、何らかの形でよくないものを感じていたに違いないのだ。
それでも、具合の悪い人間がいる。それだけで自分のことなどどうでもよくなってしまったのかもしれない。
困っている者を放っておけない性質は、神官という職業柄必要なのだろう。だがこの男の場合、それが度を過ぎているからいけない。
しっかりしているのかと思いきや、危なっかしくて仕方がない。
「…クリフト」
滅多に呼ばれぬ名を呼ばれ、クリフトは顔を上げた。
「…すみません」
まさかこんなことになるとは思わなくて。そう付け足すクリフトの表情は、まるで叱責された子供のようだ。
恐らく、「自分のせいで仲間に迷惑をかけた」、そのことしか彼の頭にはないのだろう。
これ以上自分を大切にしろと言ったところで、この男がその意味を理解するとは思えない。むしろ、今にも泣き出しそうな顔をしてこちらに詫びてくるに違いない。
「皆さんの足を引っ張ってしまって、本当に…」
言い終わらないうちに、ピサロはクリフトの身体を引き寄せ、自身の胸に頭を押し付けた。
「…あ、あの、…ピサロさん…」
「詫びの言葉はもう十分だ」
目を閉じると、虚ろな目で自分を見るクリフトの姿が蘇る。抱き起こした時の身体の震え。その感覚は今でも腕に残っている。
ピサロは目を閉じると、自戒の意味を込め、瞼の裏に焼きつくその光景を眺めた。

――あんな姿を見るのは、あれが最後だ。

自分自身に関しては呆れる程無関心なこの神官には、自分自身を護るなどという発想は欠片もない。
ならば、自分が護るまでだ。
人の傷を知っては涙を流すくせに、自分の痛みになど気付きもしない、呆れた神官。
今までも、そしてこれからも仲間のために自己を犠牲にするのだろう。
自分自身が傷つくことなど厭いもせずに、仲間が傷つくことを恐れて。
…それもいい。それならいっそ、その仲間ごと護ってやる。

心に負った傷は消えないのだと、いつかこの男が言っていた。
傷は、消えてしまうことなどない。ならばもう、これ以上の傷はつけさせまい。

「…ピサロさん…?」
名を呼ぶ声が僅かに上擦る。布越しに響く心音は、優しいのに何故か落ち着かない。
「…クリフト」
痛みにすら気付かずに傷を抱え込んでいるこの神官は、鈍いのか、それとも途方もなく強いのか。
「いつでも私の傍にいると言ったな」
「え?あ、…はい…」
「ならばもう私の傍を離れるな」
想像もしていなかったのか、クリフトは言葉を詰まらせた。
ピサロが名を呼ぶと、まだ戸惑ったような声色だったが、はい、と小さく言葉を返す。
恐らく言葉の真意を理解はしていないだろう。が、それでいいとピサロは思った。
人間を護ろうなど、馬鹿げていると自分でも思う。
だが傷を癒すことができぬのなら、せめて護ろう。今度こそ、もう二度と失わないように。
とくとくと、速度を増した鼓動を掌で感じながら、ピサロはまだ強張ったままのクリフトの背に触れていた。
護るべきものの、その心地よい温もりを確かめるように。

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超久々にちゃんと書きました、ピサクリです。原案はせりか様からいただきました。感謝!えらい萌えシチュだったので「書かせてください!」とお願いをして書かせていただきました〜。
「消えない、傷」の続編みたいな形に(勝手に)して書いてあります。

ピサクリのクリフトは特に、自分のことなんかもうどーでもいいから、とりあえず他人!っていうイメージです。多分プリアリクリフトの影響…。
2008/02/24