相棒@譲葉のカプ萌え論と対局みたいな内容になるのが可笑しい。
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オイラ自身が酷く甘ったれな人間なので、恋は甘く優しくが基本になっちゃうのです。辛いこととか悲しいことを内包するのは、甘さを感じるためのスパイスみたいなもんだ、ってのが持論。
基本的に一つのカプの流れを考える時は、別カプとは異次元で考えることが多いです。例えば友雅と頼久をカプとするなら、友×鷹とか頼×天とかは完全に除外ね。両立すると感情が複雑になるので気持ち良く萌えられない。
恋は一途な方が、明快でよい。
複雑化するほど説明も増えるから、話のテンポが悪くなるし、テキトーに流しちゃうと意味ワカンナイんだよね。活字ってのは不便だ。
さて、上記をふまえた上で、頼久のカプ萌え論。
大変個人的な萌えなので「これは違う」「これはアリ」くらいでニヤニヤしてくればいいんじゃないかと。
まず兄貴とのカプは、プラトニックな「憧憬」の方が萌える。
もうとにかく、当時の頼久の「全て」なんじゃないかと思えるほどブラコンだったら楽しいねって話(笑)武士としての腕とか、統率力とか、自分だけに見せる優しい素顔とか。
とにかく大好きだろ、兄貴(笑)
そのまま嫁とって家庭を抱えて幸せな顔をしてくれたら「自分も早く世帯を構えて、立派な男として‥‥」なんて鼻息荒く、真っ直ぐに成長したと踏んでます。なんせ私の半分は乙女属性。
しかし現実は現実なわけで。
兄貴の存在は、その大きさと愛しさ故に「トラウマ」となってしまったと仮定する。それが歪みになって、頼久が壊れていく。
余談だけど「歪み」っていうのは、=で「個性」とも言えるのね。
だから中学生とか高校生くらいじゃ同じ顔で同じ事してたガキ共が、歪めば歪むほど「いい顔」になって、面白い人間になる。
私は壊れた人間が大好きです。
恋なんかすると、感情の奥底に眠った歪みがストレートに出てきちゃうから、それが恋愛をする時の「癖」になったりするよね。
武士団の若衆相手に「そういう関係」になるとしても、総受けとか言えるほど自由な頭じゃないから、オイラが考えてる「武士×頼久」は、たぶん頼久が表に出さないつもりでいる「頼久自身の悲しさ」に気付いて、そんな頼久の弱さに惹かれている奴が、恋情に気付かれぬように身体だけを結んでいる‥‥って、そういう悲しい関係を想像してます。
そんな相手が特定の一人じゃないなら、頼久の悲しさは、ある意味「フェロモン」と化してるのかもね(笑)
悲しい頼久に「優しさ」は、残酷なのかもしれない。
傷つけないように触れようとするから、その歪みに巻き込まれて一緒に泣いてやるような関係になる。
そこで、その「殻」をブチ壊せるほど強引な、強烈な存在が必要になるんじゃないかと。
頼久が壊れてないなら、永泉でも天真でも鷹通でもいーんだけど、頼久が上で書いたような壊れ方をしていると仮定すると、適任は神子殿か詩紋か友雅じゃないかなーと思うのね。
神子殿は無造作に殻をブッ壊すし(笑)
詩紋は洞察力と思いきりの良さが吉。
友雅は‥‥たぶん全部解るでしょ。友雅自身が色々壊れてるし、サンプルを飽きるほど見てきた人だから、頼久がどれだけ逃げ回っても認めなくても、一番痛い所も見えるし、扱い方も知ってる。
そこで愛がなければ「難儀なことだ‥‥」で切り捨てる人。
だけど少なからず頼久って人間に興味を持っているなら「一度分解してみよう」って気分になるんじゃないかね。
ハッピーエンドへのキーワードは「ミイラ取りがミイラになる」ってトコで(笑)好奇心のつもりが、いつの間にか囚われてるといい。取り戻した笑顔の魅力にノックアウト(笑)
「なんて顔で笑うんだい」とか心の中で呟いて、降参しちゃう。
ん、甘くていいな。
こんなとこかね。
黒さが足りないのは自覚してるけど、私が書くとコレ(笑)