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コンフェデ杯自己ベストイレブン

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。今更何をやっているかと言う話ですが、コンフェデ杯の自己ベストイレブンをコメント付きで投下したいと思います。当時大会終わると同時にものすごく忙しくなって、「決勝観てから…」って思ってるうちにすっかり時季を逃してしまいましたが、新年でよい区切りかなと思ってアップロードすることにしました。応援国、好き国が山ほど出ていたので廃人になりながらも大変楽しく観戦しました。
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GK/MVP:ジヤンルイジ・ブッフォン(イタリア)
いや点取られ過ぎだろって思いますけど、自己ベストイレブンとして検討するとやはり彼になります。カシージャスとジュリオセザールももちろん良かったのですが、若干暇そうに見えたのでそこがマイナスポイントになりました。もちろん本人達のせいではありません。
ブッフォンのMVP選出は、大ベテランに大変失礼な話ですが、大会中の成長が決め手となりました。ノーガード至近距離で打たれまくった日本戦などがありましたが、そこから試合を重ねる毎にPKを与えない、PKを止める、連続シュートの二度目を止めるなど、一度やらかした課題を一つ一つクリアして行く様は壮絶でした。集大成と言える三位決定戦はもはや最終ラインの面倒を見る親鳥。これだけの情熱があったら多少年齢が高くても、ワールドカップでの活躍も期待出来るのではないでしょうか。

DF:ダビド・ルイス(ブラジル)
プレーも良かったですし、メキシコ戦で鼻血を出して彫刻のような半裸を晒し治療を受けるお姿、またその後鼻に綿を詰めて闘うお姿は、妙に神々しくて忘れ難いものがあります。

DF:ディエゴ・ルガーノ(ウルグアイ)
「ルガーノ…ナイスゴール……」と言いたくなるような不幸にもルガーノの脚に当たって入ってしまったペドロのゴールとか、イタリア戦前の宣誓で「差別をなくそう! 人種差別をなくそう!!」とかわいらしく大事なことを二度言う姿とか、安定感はゴディンの方がありましたが、やはりカピタンはウル代の圧倒的癒し担当だと確認させてくれました。

DF:ジョルディ・アルバ(スペイン)
ユーロ2012で驚いたのですが、非の打ちどころのないサイドバックと言えば今彼なのではないでしょうか。コンフェデ杯でもゴールまで決め、その評価をますます確かにしました。そのかわいらしいお姿からは想像もつかない体力を持ち、上がったセルラモの代わりに優しくCBの位置に入ってくれる気遣いもあるアルバさん。今後も「ジェシカ・アルバ…」と何となく頭の中で呟きながら彼のプレーを見守ることになると思います。

MF:アルバロ・ゴンサレス(ウルグアイ)
いつでも一生懸命なタタさん。コパアメリカもそうでしたが、終盤ヘロヘロになりながら、それでも走り続けるタタさんの姿には胸がキュンとするものがありました。交代する時にネイマールに投げキッスされた選手と言えば記憶にある方も多いのではないでしょうか。

MF:アンドレス・グアルダード(メキシコ)
グアルダード、ドスサントス、エルナンデスのメキシコの前線三人組がなかなか楽しくて、代表してグアルダードを自己ベストイレブンに選出させて頂きます。
日本戦での活躍は素晴らしいものがありましたし、ピッチを走るカモシカのような姿、ゴール前からゴール前まで猛烈にドリブルし、どちゃーと倒れるかわいらしいお姿など、是非この国をワールドカップに出場させて欲しいと願わせるのに充分でした。そして何とか首の皮一枚で本大会に進んで来たメヒコ代表。結果はあまり期待出来ないかも知れませんが、観戦の楽しさとしては大変期待大な国の一つです。

MF:アントニオ・カンドレーヴァ(イタリア)
不勉強で彼のことは良く知らなかったのですが、彼がいればきっとと2014のアッズーリもいい試合が出来るはず…! と期待感を抱かせてくれるに充分でした。マッジョと組んで右サイドを崩しまくるかと思えば、三位決定戦では左サイドでデ・シリオとシャラ坊の面倒を見たり、兄貴分も充分です。

MF:へスス・ナバス(スペイン)
MIPのような感覚で選出しましたが、「ナバスはえええええ」と何回も試合メモに記された彼の投入効果の抜群さは際立っていました。ワールドカップ本大会でも是非相手チームを脅かして欲しいものです。

FW:ネイマール(ブラジル)
得点と言いアシストと言い、チームの優勝に文句なく貢献。コロコロ転んではルガーノとかに嫌がられていましたが、自分が倒した相手を前にオロオロしたり、相手選手が倒れていたら「ボール出しなよー!」と手を挙げる優しい心も見せてくれました。ワールドカップ本大会では過剰に期待され、ガツガツ削られる姿も想像されますが、やはりそれを乗り越えて怪我もなく活躍して欲しいものです。

FW:エマニュエル・ジャッケリーニ(イタリア)
ディアマンティと禿げるほど悩んだものの、彼の活躍は三位決定戦限定だった気がするので、やはり大会を通して活躍したと言えば、ジャッケリーニなと思います。いろいろと短くてクロスに頭が届かなかったり、バロテッリと意外にいいコンビネーションを見せてくれたり、ぴょんぴょんするネズミさんみたいでいろいろキュンとさせてくれました。

FW:エディソン・カバーニ(ウルグアイ)
前線からの激しい守備が各方面から絶賛されていましたが、わたしは退場しやしないかちょっと心配ししてました。クラブでは文句なしの活躍を見せながら、何故か代表でなかなか点が取れなかったカバーニ。彼がそれなりに活躍し、点も取ったことはウル代の未来のために大変意義があったと思います。お陰でワールドカップ予選やプレーオフでもそれなりに活躍し、本大会出場に導きました。彼の代表での活躍から「それなりに」が取れる日が来るのを楽しみにしています。ズラタンに鍛えて貰ってね。