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081018 フィオレンティーナ-レッジーナ

久しぶりに観たらドナデル君がとても良かった!守備出来るようになったなあ。ちょっと前まではピルロを目指してるのかなと思ってたけど、いいかんじの潰し屋になっていてガットゥーゾやブロッキ君辺りを師と仰いでいたら面白い。もちろんパスセンスはガットゥーゾをはるかに凌駕していて(笑)、攻撃の起点になったりサイドのスペースに攻め上がってる姿もよく見掛けました。シュートも打ってたし、日々成長してるんだなあ。
続き
前半はジラルディーノ辺りの主力を温存したフィオレンティーナですが、パッツィーニやヨヴェディッチら代わりに出た選手がよく動いて何回もゴール前に迫ってました。ヴィオラは攻撃のチームとして好きです。中盤の底に入ってるフェリペ・メロも確かに守備力はないんですが、プランデッリも彼に守備を期待してあそこに置いている訳ではないと思うんで、そこはドナデルとかが助けてあげればいいんじゃないかなあ。連携もいいかんじでしたし。

しかし前半PK取って相手キーパーが退場して、後半グダグダになるヴィオラ…。ミランだけでなくお前らまでも…。ユーロのフランス戦と言い、イタリア人は相手が退場しちゃうと駄目なんですね…。

ヴィオラがグダグダになったのもあって、一人退場してからも数こそ少ないんですが決定機を作るレッジーナ。そこで決められる能力のある選手がいないなというのは感じました。ただ、ヴィオラもそう決定力は高くないと思うんですよ。前半あれだけチャンス作っていて決まったのがPKの1点だけですから。ゼニト観てても思ったんですが、こういう攻撃のチームは何度もチャンスを作ることでゴールに結び付けていくしかないんだなと思いました。後半グダグダになってから明らかにチャンスの回数が減りましたから。

そこでプランデッリの出番なんですが、前線のオスバルドとジラルディーノを投入。前半は攻撃が出来ていた訳ですから出ている選手に能力がない訳ではないのですが、これを活性化のための交代と言うんでしょう。そしてその交代が当たってしまう。ジラルディーノ2ゴール。ミランに居たアレと同じ選手とはとても思えません。でも活躍はとても嬉しいと思ってます。ヴィオラを観ていると采配の勉強になるなあ。日本代表の岡田監督はこういう試合を観ているんだろうか。

ただこの交代はものすごく単純な采配と言うか、ただ単に今シーズン一番得点している選手を入れたら点が入りましたってだけなんですが。さっき攻撃のチームはチャンスの回数を作るしかないと書きましたが、やっぱジラルディーノなんかは決定力の点で1ランク上だったのかなと思いました。

ダイネッリいいディフェンダーだなあ。ヨヴィディッチはまた観たいと思いましたが、外より中、パスより自分で打つ方が好きなのかなと思いました。アピールしたい気持ちもあったんでしょうね。