~其れでも、お征きなさい仔等よ~
短くまとめる能力がないので、長々とレポ。
興味のある方だけどうぞ。
ライブ以外の日記は、また後日……
ライブ自体は楽しみだけど、またあの独特の雰囲気の中にいくのか……と憂鬱でもあった。――――――んですが、今回は落ち着いて? いました。少なくとも会場の外に『おまえ、どこでそのコスに着替えてきた!』って感じの痛々しいオタクは見かけませんでした。
私は同人誌買うし、二次創作するタイプのオタクですが、さすがに……(同人誌とかうってる類の)イベント会場外でああいう格好をされると引きます。(同人的な)イベント会場内でなら、誰がどんなコスしてても気にならない。ただ、外(往来・同人に理解や興味のない一般人が闊歩する場所)ではやるな、と。
その代わりか知りませんが、ゴスロリ風の服装の人が多かったな。
サンホラのつづりぐらいのTシャツなら気にならない。冥王様Tシャツも、あの絵柄なら『オタク的』には見えないし。ちょっとお洒落? なTシャツ。ま、わかる人には判るってものですが。
なので、今回は微妙な気分にもなりませんでした。
入国のスタンプ。今回は黄色か。見難いな……と思ったのですが、もしかしたらこれは6人の女神の色に対応しているのかな? 今ブックレット確認したら3女が黄色だ。たぶん、そうなんだろう。
そう考えると、4日目以降は寒色で見やすそうだ。
今回の絵柄は神殿。そういえば、昨年のイベリアの時の絵柄は王国でした。
移動王国の絵柄は、私にはどうしてもイースに見え(割腹)
物販は飴缶売り切れ、おとなしめのTシャツ売り切れ……とパンフだけ購入。
プロモ『冥王』のメイキングDVDが入ってました。
あ、ついでにドリポも購入。買おう、買おうとまだ買ってなかった。→ポスターもらった。
席は一番下の12列目の真ん中ぐらい。
前の席の男の人が背が高くてちょっと見難かったけど、そんなことは問題ない。背の高い彼も同じ臣民だ。彼は手拍子の取り方も消極的で、後ろで見ていて愛い。シャイタンな感じ? ノリノリでないところが好印象の……のっぽさんでした。いや、私から見れば大概の男の人はのっぽさんだけど。
それよりも、はやまっちとゆっこさんの前の娘さんたちがアレだった。率先して立ちあがって、手拍子はとらず、歌い手の踊りを真似て身振り手振りで周りの邪魔になる危険なタイプ。前の席が立ち上がると、後ろの席は見えなくなるので、邪魔通り越して迷惑。
(100歩譲って)立ち上がっても良い。ノリノリでも良い(そりゃ、楽しくて羽目もはずしたくなるだろう)。ただ、歌い手の身振りは真似はしてくれるな。人ひとり分のスペースより広く手を振り回されるのは隣の人が危険だ。
開始までの待ち時間にパンフやら、チラシ堪能。
従者フィー兼女神リュディア役の歌姫が体調不良のため欠席とのこと。
■冥王
お笑い混じりの諸注意アナウンス(これ、DVD上映会の時も面白かった。DVDに入れてくれないかな(苦笑))が終わり――――――穴掘りのシルエットが。
え? 二曲目から? と周囲がざわめきつつも、演出の一つでした。
ちゃんと冥王様から始まりました。
素敵に無敵に冥王様登場。
このまま『冥王』が始まるのか――――――と思っていたら、アナウンスですでに注意されていた『国王様の無茶振り』炸裂。いや、冥王様の、かな? どっちもで同じですが。
冥王様、可愛かったです。
覚えていることは
・『殺めポーズ』のレクチャー
・今日は地上で何があったんだ? 死にすぎじゃないのか?
・『3日目なのにもう2代目フィーだ』の代役説明
・代役説明後の『まあ、いい。詳しいことは後でRevoあたりが説明するだろう…』と説明を投げる。
・他の従者(しもべの死神?)紹介→(3人目だと思う)ラムダが混ざっている
……などなど。
お茶目な冥王様でした。
お茶目な前ふりが終わり、舞台がまじめに進む中。
従者二人の可愛らしい踊りににまにましつつ、ラムダを違った視線で穢しつつ、アホなことが気になった。
冥王様、背が高い。それも(日本)人外レベルに。
もしかして、踏み台か何かで人外演出? と思ったまでは良かったのですが。その後、紅白の小林幸子みたいだ! と気付いてしまった……。
あとはもう、そこしか気にならなかった(アホ)
ブックレットには載っていない冥王様の出自? にちょっと触れられていて、萌えた。
子ども冥王様萌え。むしろ萌絵。可愛い。
■人生は入れ子人形
じまんぐ氏登場。
そんなにアドリブ(という名のお遊び)はなく進行。
イベリアの時は最終日だったから、羽目が外れていたのかしら?
■神話
女神6姉妹登場……なのですが、リュディアは欠席。
どうやら代役はフィーだけの模様。
リュディアパートは録音されたものが流れておりました。
女神の名前を呼ぶと、その女神に対応色のライトが照らされるんですが……リュディアは人がいないところにライトが当たっていました。ちょっと物悲しい。
あ、(検閲により削除)さんを生ではじめてみました。
とりあえず、雑誌等で出て(検閲により削除)な、と。
まあ、歌声には関係のない話。
■運命の双子
……可愛いっ! 本当の子どもが舞台上を駆け回って……愛い。
たまらん。
家族の生活風景。双子は野山を駆け回り、『お父さん』は家のドアを開き、外へ。
その背後に続く黒い人影に、『お客さんがいる場面なのかな?』と思っていたら……違いました。
その影は開かれたドアを通らずに『お父さん』の後ろをついて歩く。
おかしいな? と思い始めたら『お母さん』入場。その後ろにも黒い人影。
何も知らず遊ぶ双子。笑いあう『お父さん』と『お母さん』のところに『来客』が。
これでやっと気がついた。『黒い人影』=『死神』だと。
どうでもいいのですが、スコルピオン殿下? が、アッシュに見えて仕方がない(アホ)
■奴隷市場
……奴隷の服に萌えた(アホ)
人買いに肩の上へとひょいっと担ぎ上げられるミーシャに萌えた。
その後、エレフも同じ扱いに。
子ども可愛いです。
離れたくないと抵抗する足の震え方が必死で涙を誘い……我慢した。さすがにライブでないたら、危ない人すぎるだろう、と。
でも、ゆっこさんの隣の席の人は号泣していたそうな。
■雷神域の英雄
レオンティウス登場。
私はSHはまず物語として読むのではなく、音楽として聞く人なので(もちろん、読んでも楽しいのですが)歌い手の区別などしているわけもなく。
ああ、この歌はレオンティウスが歌っていたのか……と初めて知りました。
こんな人なので、『レオンティウスの出演料が一番高そう…』と囁かれる理由も判らなかったし、あの人だけ黄色い声援(古)が上がる理由もわからなかった。興味もなかったし。
名前だけは知っている歌うたいグループ(? 自信ない(笑)もしかしたら単体なのかも)のベテランさんだそうな。
パンフを読むと、そこそこのお歳だそうな。
でも、すごく若々しくて張りのある歌声でした。
■死と嘆きと風の都
とりあえず、以前書いたソラミミ『あたいの十手が火を吹くよ』は、正しくは『あたいの鉄拳』らしい(笑)
『盾』を作るための石運び。
奴隷の一人の背後を歩く『死神』。
このころからエレフには見えるようになっていたようで、死神が目の前に来るとびくっと目を見張る様が……『舞台』の醍醐味だな、と。これはCDでは『見えない』演出。エレフの驚き・戸惑いが伝わってきました。
奴隷が倒れると、死神はその身体に手を触れ、何かを取り出す。その何かは死神の手に乗るととたんに光だして――――――どんな仕掛けなんだろう。
とりあえず、取り出したものはたぶん『魂』なんだろうな。
わんぱく小僧オリオン登場。
服装を見ると……通常版の竪琴を持っている男の子? でも、弓を引いている男が背後にいるし……冥府の門を開く男となるとオルフェウスって気もするしな? と疑問が生まれる。
変態神官、エレフに体罰。
これは……『そういう趣味』の人だったんだろうか(笑)
変態神官、ミーシャに襲いかかり――――――後ろからエレフに刺される(!)
ってか、刺したんだ、あのシーン。
てっきり、石かなにかで殴りかかったのかと思ってた。
追っ手の背後には死神が。
オリオン登場。必殺『弓が撓り弾けた焔夜空を凍らせて』打ちは、一昔前のRPGのようなエフェクトが入ってました。
今思えば、変態神官には死神がついていなかったので、死ななかったんだろうな。
ということは、『神域を穢す』は『神域を血で穢した』ってことかな。
次の曲でいきなりエレフとミーシャがまたはぐれているのは『雨女神』ってのが関係しているのかしら。
大雨で大洪水とか、『神話』ならありそうだし。
■聖なる詩人の島
CDでは、『浜辺で少女を発見して、開放しました』の報告と、ミーシャのこの後の身の振り方を決定するドラマシーンを先にやってから、まだ目を覚まさない状態のミーシャを歌っているのかと思ったんですが。
演技を見ていると、どうもミーシャは盲目になったらしい? 常に手を広げて、だれかの介助を待っている姿勢。
『閉ざした菫』は、眠っているのではなく、閉じられたままの紫水晶の瞳ってことかと、納得。
視力を失い、兄ともはぐれ、世の現実を見てしまったミーシャに、強くなりなさい、と。
それにしても、ソフィー様の衣装、キレイだったな。
ふんわりとしたベールがたまらん。
■遥か地平線の彼方へ
……この歌で、少年から青年に代わったのか、と(アホ)
歌詞はそんなに見てな……っ。
ただ、『朽ちた花飾り』はミーシャが飾ったのかな、と漠然と思っていたぐらいで。
少年から青年に育つまでの時間で。
それにしても……ミーシャを探して旅の空、なんですが。空に老人の顔が時々浮かんでアドバイスをしてくるのが、微妙に笑いを誘い……気付いた瞬間吹きだしそうになった。
■死せる者達の物語
旅をつづける青年エレフがすれ違った旅人の背に、なにげなく死神が。
とくに意味の無い、歌詞をなぞった演出だったのかしら?
オリオンの噂をエレフが聞いたのは、この曲かな? オリオンの名前に反応したのか、噂をしている人間に振り返っていた。
……で、この階段(国王様曰くダンサー)に座った2人の男性。
この噂シーンですぐ退場なのですが、あの……白い頭巾の(たぶん、普通の舞台なら『黒子』役。SHだから白頭巾だと思われる)人が男性2人を乗せた階段を舞台にこっそり運んできた姿が、妙にお気に入り。そのワンシーンですぐにダンサーとともに退場。重かっただろうな。ダンサー+男性2人。しかもワンシーンのみのために。
救いは、引っ込める時は男性2人が降りていたことだろう。
『掴んだはず宝石は手のひらから零れ落ちる』ってのは、長い人生の中、できた友人・知人は戦争でどんどん死んでいくって意味かなーっと、なんとなく思った。レオンティウスの手の動きに。
役者がどんどん舞台上にあがり、豪華な曲でした。
演出の一環とはいえ、ミーシャとエレフがすぐ傍にいるとこがたまらん。
■星女神の巫女
巫女って、ミーシャのこと? もしかして。いまさらですが。
双子のうち乙女が死ぬって、預言?
最初に兵に捕まったのって、ソフィーにミーシャを引き合わせた人だった。
それを庇って、ミーシャが兵の前に進み出ていた。
はげしく今更ながら、エレフの曲は寒色女神。ミーシャの歌は暖色女神が歌ってた気がする。
■死せる乙女その手には水月
ミーシャがアッシュ(違)に討ち取られ、水の中へ倒れこむ。
『水月』の意味は、水に浮かんで死んでいるからか、と。
てっきり、ミーシャの流した血に月が写りこんで『水月』なのかと思ってた。
水面に浮かぶミーシャ、その手に水月な映像が。
ソフィーの台詞。
『ミーシャ、先ほど訪れた若者は……』のくだりは、攫われた? ミーシャを偲んでの呟きだったらしい。
一足違いでエレフが神殿に辿り着き――――――本当に、ホントに僅かに遅かっただけらしい。
エレフがミーシャに追いついた時には、『青白き乙女』だった、と。
ミーシャのケープ? を抱きしめて俯くエレフが切ない……んですが、その背後に立つミーシャが赤いケープがないせいで余計に『死者』を連想させて切なくも怖かった。
仮面の男こと冥王様、ミーシャを迎えにじきじきに登場。
中の人はエレフとして歌っているので、仮面だったのかな。
ミーシャを懐に抱き、冥王様退場……うん、あの舞台にはお立ち台? システムがあるな、と。
■奴隷達の英雄
いきなり殺る気まんまん黒エレフ。
奴隷と見張りの間を歩く死神。
奴隷についているのか、見張りについているのか……とエレフの登場で、その区別がはっきりと。
エレフに殺され、死神は見張りの魂を持ち運ぶ。
エレフは奴隷達を解放し、ナンパ。
素直について行く奴隷、一度はためらってから付いていく奴隷と、奴隷にも様々。
仮面の冥王様、また登場。
黒エレフは格好いい。
■死せる英雄達の戦い
ハラショー以外の、唯一観客参加パート?
エレフの軍と、レオンの軍が観客席真ん中で別れております。ちなみに、私はエレフの軍属。
レオンティウスと母親は、雷に打たれて死んだ? なんか、突然雷が降ってきて死んでたけど。
前の人が背高くて、隙間からしか舞台見れなかったから、けっこう曖昧。
CDでは「レオン……エレフ……」と聞こえていた母親の最後の言葉が、こっちでは『レオン……ティウス……』に聞こえた。
アレクサンドラ? は誰に殺されたんだろう。
後ろから切られたか、何か。レオンに駆け寄ろうとして、途中でやられた感じ。
その時にはもうエレフいなかったし。
■神話の終焉
門を開いたのは、オルフェウスではなく、黒エレフだったです。
玉座に座る運命の女神は……服装がミーシャっぽかったな。
ただの妄想になりますが、歌詞に出てくる『老婆』が他にはでてこないので、運命の女神はすでに『老婆』で、あとは死を待つばかり……な年齢なのかも。
神様は不死じゃないのか? って気もするけど、ギリシャ神話の神様は死んだような……? どっちだっけ? どっちでもいいけど。
ってか『死』を恐れるぐらいだから、死ぬんだろうな。やっぱり。
エレフが『死』の器なら、ミーシャが『運命』の器でも――――――とか思うけど、根拠はまったくない。
■タイミング忘れた、覚書。
・垂直に堕ちれば、そこは冥府――――――とか、テロップ出てた。
・儘…問に惑い→解を……の部分にもメロディがあった!
・物販のハンカチ、通常版の絵に見せかけて……スコルピオンの三つ編みが蠍の尾に。通常版は持ってないので確認できませんが、パンフに『通常版』として紹介されている画像は三つ編みが蠍の尾になってません。なんか意味あるのかな。
■アンコール?+メンバー紹介
エレフな国王陛下登場。メンバー紹介。バンドメンバーを紹介後、ダンサーを紹介する! といいつつ、自信ありげに背後のセット『階段』を示す。
そして一言『ダンサー(段差)』と。
……おもいっきり滑ってました。しかも、この後同じ事をもう一度……。
役者紹介で3人一度に出てきた子どもたちが可愛かった。オリオンは客席に向かって『エア』弓術。王様もそれがツボだったのか、オリオンを捕まえて全方向にエア弓術させてた。
それにしても、ミーシャはサービス精神旺盛なのか、ぴょこぴょこ動いていて可愛かった……。カストル? と向き合って、ちょこんっとドレスの裾を持ち上げる仕草でお辞儀をしたり。
レオンティウスの『芸』は、『エア』キャッチボール。ボールもないのにキャッチボールのまね。
国王様曰く、『王子だから何をやっても許される』だそうな。
3日目ってことで、ロストから魔法使いサラバント。
願った、願った。
アンコールは全3曲かな。2曲だったかも? メンバー紹介の印象が強くて、正確に覚えていない。
あと、イベリアの時と違って、短かったし(いや、あれはあっちが長すぎただけだと思うぞ)
今日はまだ時間がはやい。ゆるく長引くかもしれない……と言ってたわりに、早く終わった。
■とりあえず、
DVD出たら、買います。
ミーシャ可愛い、ミーシャ。
あと、冥王様も可愛い。
黒エレフは格好いい。
ぱっと思い出せるのは、このぐらいかな。
また思い出すこともあるかも。