犬王道阿弥


 

世阿弥の先輩にあたる道阿弥、近江猿楽の実質的棟梁です
観阿弥が率いていた大和猿楽というのは、観阿弥自身が基本的に長身だった関係もあるのか非常に躍動感あふれる曲舞を
取り入れた能であったのに対し
あの道誉に庇護されていた関係か、対極的に貴族向けの優美で繊細な舞を得意とし、
『天女の舞』という芸風は彼が第一人者だったと言われます。世阿弥が幽玄を目指す際に、犬王の影響が多大にあり、
父・観阿弥亡き最大の目標にあったといえるでしょう。
年齢的には大体観阿弥同世代といわれてますが、不明です、ミッチーより長く生きた点からみれば、観阿弥にとって
少し年の離れた弟といった年齢かなと憶測しますが(してどうする)、親友に近い間柄だった模様
世阿弥がミッチーに寵愛されてしばらくあと、観世座がミッチーに彼を紹介したのですが
このあと犬王も双璧をなすほど寵愛されます

あの美少年好きのミッチーが(何が言いたい)

「(この)世に聞こえる(つまり絶世の美声を持つ)者」という意味合いで元清に『世阿弥』とミッチーが名づけたのに対し
ミッチーの法名、道義からとらせた犬王の『道阿弥』ということからもそれが察せます

本当囲うのが違った侍らせるのがつくづく好きですねミッチーは(おい)

花伝書で誉めまくってるように、うちの世阿弥にとっては憧れの先輩っていう感じの存在です
戌年なので犬王にあやかりました、絶対髪型のデザイン失敗してるキャラの一人(故、描きたくても描きにくくて描けない/死)