** Kagura’s House −お題38「ココ、こんなに濡れてどうした?」−

お題38「ココ、こんなに濡れてどうした?」



『あの…履き替えてきます…』



────…とは、言ったものの。

私は、個室に閉じこもり、両手人差し指の間で、びよ〜ん。と、伸ばした下着を目の当たりにして、目が点になる。

なに…この、パンツ。どっから履けばいいんだろう…って、いうか。これってパンツなの!?

全体的に布地が少なく、全部が同じようにひも状のような形をしている。

所謂これが、Tバックと呼ばれるものだと今の私には分かるはずもなく。

三角形の布地の、この部分が前だろうとは分かるけど…どこから足を突っ込んだらいいのか………悩む。

散々悩んだ挙句、一番伸びる部分から足を差し入れ、それを履いた。

うっ、うわ…なに、これぇ!なんか、やだぁ…お尻がスースーするし…食い込む…


ブラは時間がかかりそうだから、今日はいいと言われ、パンツだけ履き替えると外に出た私。

歩くたびに後ろが食い込んでくるようで、歩き方がぎこちなくなる。

真っ赤な顔で俯いたまま、ぎこちなく歩いてくる私を見て、外で待っていた先輩が、ニヤリとした笑みを見せた。


やっぱり、なんか…蒼斗先輩、いつもと表情が違う。

学校で見かけるのは綺麗な笑顔なのに、今は何かを企んでいるような…そんな、笑み。


「ちゃんと、履き替えてきたみたいだな」

「……はぃ……ぇ、ひゃっ!?」

俯いたままモジモジとしていると、先輩の手が私の腕を掴んで引き寄せる。

その拍子にバランスが崩れて、トン。と、先輩の胸に額が当たった。

「里悠?そうやって口答えせず、俺の言うこと聞けよ?そうしたら、いっぱいご褒美やるから」

「あ…は、はいっ」

「クスクス。素直でいい返事。里悠は、そうでなきゃなぁ」

なんて。

先輩は、クスクス。と、笑ったまま、私の髪を優しく撫でる。

私は、先輩に抱きすくめられたまま、頭部に感じる先輩の感触に、ドキドキと胸を高鳴らせていた。


ご褒美だって。なんか、凄く嬉しいかも。

こうして、蒼斗先輩に触れてもらえるなら、なんだって出来そうな気がしてくる。

蒼斗先輩の香りに包まれながら、頭部に温もりを感じ、幸せな気分で目を閉じる私。

そんな、幸せな気分に浸れたのも束の間だった。

先輩は、何を思ったか、突然髪を撫でていた手を腰の位置に移動させると、スカートのホックを最大限に緩め、くるくるっと、早業のように、私のスカートのウエスト部分を捲り上げていく。

捲り上げられるたびに、どんどん短くなっていく、私のスカートの丈。

規定の膝丈のスカートは、みるみるうちに15cmほど短くなった。


「せっ…せせ先輩っ!?な、なにしてるんですかっ!!」

「見りゃわかるだろ。丈を短くしてんの」

いや、そりゃ分かりますけど…そうじゃなくて!!

「なんで、丈を短くするんですかっ」

「なんでって、俺がスカート丈短い方が好きだからに決まってんだろ。文句あんの?」

「だって、はっ、恥ずかしいもんっ」

「俺は別に恥ずかしくないけど?お前はどっち取るんだよ。恥ずかしさか、俺の好みか」

「ぅっ……」


そう言われると、何も言えなくなっちゃう。

恥ずかしいけど、先輩の好みならって……。


真っ赤な顔をして俯き、大人しくなった私の頭を、先輩は、ポンポンと、軽く叩く。

「そうこなくちゃな」

先輩はそう言って、小さく、クスクス。と、笑うと、行くぞ。と、また先に歩き出す。

「あ、はっはい…」

先輩のあとを追って駆け出した私だけど…スカートの丈と下着の具合が気になって仕方なかった。



すごく短くなったように思えるスカート丈。

まるで下着をつけてないような感覚に陥ってしまう、この下着。

意識すればするほど恥ずかしくて、頬が赤らんでくる。

それに、歩くたびにひも状になった下着が、ある部分に擦れて妙に体がソワソワとする。

なんか、ヤダぁ…歩きにくいよ。

先輩は、そんな私の様子を楽しむように、時折振り返っては、ニヤリ。と、笑って歩き続けた。



「あの…ここ、どこですか?」

下着のせいで、妙な感覚に捕らわれながら、先輩のあとをついて辿り着いた場所。

何かの工場のようだけれど、今は使われていないのか人の影は見当たらず、シーンと静まり返っている。

先輩は、まるで自分の家のように平然と中に進み、途中にある階段をトントンと上っていく。


「俺の隠れ家だ」

階段をのぼって突き当たりにある、小さな事務所のような場所に入り、その奥にあるソファーに腰掛けると、そう先輩がいう。

「隠れ家?」

「心配すんな。不法侵入じゃないから。ここは、俺の親父が前に使ってた工場だ。今は、新しいところに移ってるから、ここには誰も来ない。だから、新しい買い手が見つかるまで、俺が隠れ家として使わせてもらってるってワケ」

親父には了解を得てるから。と、付け加えて、先輩は、チョイチョイと、私を手招く。

誰もいない密室に、先輩と2人。

それを意識すると、途端に高鳴りだす、私の鼓動。

高鳴る胸を押さえながら、ゆっくりと先輩に近づくと、自分の目の前に立つように促される。

「さて、と。小物も揃えたことだし、特権をやる時間だな」

特権…それは、すごく私には嬉しい響きの言葉だ。

今は、私だけが貰える先輩からの特権に、自然と顔が綻び胸が躍る。

「すげー、嬉しそうな顔するな。そんなに嬉しいか?」

それは、もちろん!

コクン。と、素直に頷くと、クククッ。と、喉を鳴らして笑う先輩の声が耳に届く。

「あ〜ぁ、たまんないね。そういう反応。お前に尻尾がついてたら、さぞかし嬉しそうに振ってくれんだろうな」

どうしても先輩は、私の事が犬に見えるらしい。

でも、自分でもそう思う…今の私は、尻尾を千切れんばかりに振りながら、ご褒美を待ってる犬みたいだ、と。


今日はどんな特権が貰えるんだろう。

前回は、先輩からのキスだった。

途中から、もの凄いびっくりするようなキスだったけれど、ファーストキスが大好きな先輩とで凄く嬉しくて。

だけど、それ以上のことはまるで知らない私。

次の特権が何なのかなんて、想像することは出来るはずがない。

期待に胸を膨らませて先輩を見つめていると、眼下で彼の口がニヤリと片方だけ上がる。

「特権をやる前に、前回俺がしてやったキス、今度は里悠からしてこいよ。入門コースじゃなく、中級のヤツな」

「え……」


中級のヤツって…

そんな…私から、先輩にキスをしろって言うの?

しかも、重ねるだけじゃなく凄いのを!?

絶対、絶対、無理だよそんなこと!

頭が真っ白で覚えてないよーーーっ!!


真っ赤な顔でたじろぐ私に、先輩は、ほら。と、顔を上げて口を少し開けると、チロっと小さく舌を出す。

その表情が何とも言えず色っぽくて。

私の心臓がMAXに高鳴る。


ど、ど、どうしよう…

どうしたらいいのか分からないよぉっ!!

でもでも蒼斗先輩とキス出来るなら……頑張るんだ、私!


私は、胸の前でギュッと拳を握ると、視界に映る色っぽい先輩の顔に引き寄せられるように、おずおずと体を屈めて顔を近づける。

徐々に近づく先輩の、綺麗で色っぽい顔。

視界いっぱいにその顔が映ったと同時に、唇に柔らかい感触が伝わってくる。


ひゃーっ。蒼斗先輩と、またキスしちゃってるぅっ!!


なんて。感激で胸を高鳴らせてると、先輩が少し唇を離して、ボソっと呟く。

「お前さ…目をあけてキスすんの、趣味?」

「えっ?わっ!?すっ、すいませんっ!!」

感激のあまり、目を開けていたことすら忘れていた私。

先輩の言葉に慌てて目を閉じると、クスクス。と、先輩の笑う声が耳に届く。

そして、更に先輩の声は続く。

「里悠、この前教えてやったキスは、こうじゃないだろ?ちゃんと舌出して入れてこいよ」

ぶっ倒れそうだった。

舌を出して入れるだなんて言葉…お子様の私には刺激が強すぎる。

それでも、先輩から言われたことなら、と、思う私は健気なんだろうか。

重なった唇を、少し開いて舌をチロっと小さく出すと、すかさず蒼斗先輩の舌が私のそれに触れてくる。

ビクッと、思わず舌を引っ込めると、

「引っ込めないで、もっと出せって。絡められないだろ?」

と、少しくぐもった蒼斗先輩の声が聞こえてきた。


もっと出せって…絡められないって……

先輩の言葉に頭がクラクラした。

やっぱりできないってぇ。そんな高等技術私には。


中々行動に移せない私に業を煮やしたのか、先輩は、ふぅ。と、鼻から息を吐くと、今回は大目に見てやる。今度はちゃんとしてこいよ。と、呟き、一気に私の口内に舌を押し進めてきた。

一度経験した、蒼斗先輩との大人なキス。

初めての時は、何がなんだか分からなかったけど、今回、少しだけ脳を動かす余裕ができたみたいだった。

自分の口内で蠢く、蒼斗先輩の舌。

私の舌をなぞるように奥に進み、絡め、そして、チュッと音を立てて、時折吸い上げる。

目を閉じているから、余計にその、チュッという音が耳に響いて。

その音が耳に届くたびに、何故か、自分の体がソワソワし始めているのに気付く。

何がどう、ソワソワしてるのかなんて説明できないけれど、体の内側から込み上げてくるような、肌が痺れるような…そんな感じ。

特に、下半身部分がモゾモゾしてるような気がするのは、気のせいだろうか。

それは、履きなれない、あのヘンテコな形のパンツのせい?

そんな事を意識し始めると、余計に体全体がソワソワしだして収拾がつかなくなってきた。

次第に上がりはじめる、私の息遣い。

息苦しくなって、思わず僅かに開いた場所から息を吸う。


「……んっぁ…」


なに…今の声…

自分のじゃない声が、口から漏れた気がするんだけど…


「へぇ…色っぽい声出すじゃん」


蒼斗先輩は、チュッと音を立てて唇を離すと、ニヤリとした不敵な笑みを浮かべて、そう呟く。

「ぇっ…あの…」

今の。私の…声?

「クスクス。なに、俺とのキスで感じちゃった?」

「へ…」

か、感じるって…?

「感じてるかどうか、確認してやろうか?」

そんな言葉と共に、先輩の移した次の行動に度肝を抜かれる。

先輩は、腕を伸ばして私のスカートの裾から手を入れたかと思うと、スッと、ある部分を指で撫で上げた。


「ひゃぁぁあっ!??」


素っ頓狂な声と共に、飛び上がる自分の体。

真っ赤な茹ダコのような顔をして、即座に引こうとする私の腰を持ってそれを阻止すると、クククッ。と、目の前の先輩がおかしそうに笑う。


「逃げんなよ、里悠」

そそそんな、逃げるなって言われても…

「俺からの特権、欲しくないワケ?」

そりゃ、特権は欲しいですけど…どうしてこんな…?

「今日の特権は、感じさせてやるよ」

「へ?」

「クスクス。俺の、コレでな」

先輩は、私の目の前で妖艶な笑みを浮かべて、先ほどある部分を撫でたであろう中指を突き立てて、指先をクイクイと折り曲げる。

「あのっ…どういう意味…」

「頭で理解せずに、身体で理解すればいいんだよ」


益々意味が分からないんですけど…


「お前は、チェリーが早く熟れるように頑張ればいいってこと」

「???」

「だから、考えなくていいって言っただろ?大人しく、俺の特権を受けときゃいいの」

「ぁ…はぃ…あの、じゃあ…私は、どうしてたら…」

「頑張って気を失わないように、踏ん張ってればいいんじゃない?」

「え……」


***** ***** *****


「里悠…どんな気分?」

「どんな…気分って…っっ」

「俺にココ、触られて…」

「ひゃっ…んっ…ぁっ…」

「と、いうか。その前から、ココ、ソワソワしてたろ。紐の部分がこうして擦れて、食い込んでくるし?」

「はんっ…やぁっ…」

「便利だろ、この下着。ワザワザ脱がせなくても、履いたまま楽に直に触れるし。履いた本人は気分も高まるしで」

今度から、こういう下着買えよ。と、先輩は笑う。


すごく抵抗があった。

私の、あんな場所を蒼斗先輩に触られるだなんて。

でも、蒼斗先輩の言うことは絶対で、私は逆らう事なんてできない。

だって、先輩の「特別」でいたいから。

キスをしてもらえたり、こうして触れてもらえるのは、今は私だけなんだから。


先輩は、ひも状になった布を辿るように、ゆっくりと指を這わせていく。

先輩の指が移動する度に、私の口からは、聞いたことがないような声が漏れていた。

そんな自分の声に戸惑いつつ、次第に変な気分になってきた私。

意識が霞み、身体が火照り、肌全体が痺れるような感覚に包み込まれる。

自分の足で立っているのも辛くなってきて、自然に、両手を先輩の肩に乗せて寄りかかっていた。


「意外にいい声出すなぁ、お前。感じてきた?」

「わっ…わかりません…んっ…」

「そ?わからない、ね。なぁ里悠、知ってるか?女って、感じてくるとココが濡れてくるって」

「はぅっん…ぬれ…る?ぁっ…」

「男が欲しいって、濡れてくんだよ」

「っ!?そっ…そんなことっ…わたしは…」

欲しいもなにも…彼氏がいる経験もない私が、そんなことになるハズが…

大体、『男が欲しい』って言う意味すらも分からないのに。

「クククッ。そんな事わたしは、ない。ってか?じゃあ…ココ、こんなに濡れてどうした?」

先輩は、意地悪く私を見上げてくると、大事な部分に触れていた指を目の前にかざしてくる。

おぼろげな意識でも、差し出された先輩の指が、何かで濡れているのが分かる。


そんな…


「まだ、中にも入れてないのにな。ちょっと触っただけでこんだけ濡れるって、エロい身体だな、里悠」

「えっ…えろ…」


…ショック。エロいって…私の身体ってエロいの?

経験もなにもないのに、そんな風に言われるなんて、すごいショックだ。


ガクン。と、うな垂れる私に対して、先輩は、クスクス。と、小さく笑う。

「ショック受けてんなって。感度が悪い女より、エロい身体の方がいいに決まってんだろ?」

「そう…なんですか?」

「そりゃそうだろ。濡れなきゃ、入れるこっちも痛いからな」

「いれる…」


なにを?


「ま、里悠はハジメテだし。スムーズに這入れるようになるまで馴らしていってやるよ。段階を経てな」

「は…ぁ…」


さっぱり意味が分からない。


「さて、と。次は、中のポイントでも探るか」

「え…あの、ま、まだ…?」

「当たり前だろ。最初だから、イクとこまで教えてやれないかと思ったけど、お前、意外に感度いいからな。こうして楽しみつつ、チェリーも早めに食いたいし?とりあえず、『イク』って感じを教えてやるよ」

「いく…」


どこへ…?


「だから、頭で考えるなって言ってるだろ。俺が与える事を身体で覚えればいいんだよ」

そう言って先輩は、再び私の秘部に指を這わせはじめた。

納まりはじめた私の身体が、再び熱く火照り出す。

目の前には、私をジッと見上げる、先輩の綺麗な顔立ちがある。

私は、その先輩の顔を見つめながら、与えられる刺激に甘い声を響かせた。


ミゾに沿って滑っていた先輩の指は、角度を変えて、ゆっくりと私の中に這入ってくる。

はじめは多少の違和感があったものの痛みなどはなく、すんなりと私の中は、先輩の指を受け入れた。

下腹の奥を突付かれるような刺激。

ゆっくりと、中を押し広げるように動く先輩の指。

その動きが、次第に何かを探るように、中を蠢き出した。


「やっぱ、感度が良くても中は狭いか…這入るのは、まだ先だな。けど…へぇ。中々心地良さそうなもん持ってんじゃん」

「せんっ…ぱっ…ぁっ…んぁっ…」

「なに。気持ちよくなってきた?すごいね…どんどん出てくるよ、里悠の蜜。掌から腕にまで滴り落ちてきてんだけど?」

「やっ…そんなっ…んんっ…」

「クスクス。もしかして、この感じだと潮吹いちゃうかもな。里悠、聞こえるか?お前のココから出る、やらしい音」

先輩は、そう意地悪く囁き、ワザと私に音を聞かせるように、激しく中をかき回す。

クチュクチュッ、クチュクチュッ。と、なんとも言えない水音が、私の耳にも届き、恥ずかしくて耳まで真っ赤になるのが分かる。

「やっ…やだぁっ…」

「イヤ?ふぅ〜ん。お前のココは、もっとしてぇ。って、言ってるけど?」

「そんなっ…あっ…やっ…んんぁあっ…」

「クククッ。いい表情すんね、お前は。恥ずかしくて堪んないって顔してる」


だって、ホントに恥ずかしくて堪らない。

自分から漏れる卑猥な音も、私の、この姿をジッと先輩に見られているという事も。

だけど、恥ずかしくて堪らないけど、止めて欲しくないって事も思っていて。

何故か分からないけど、先輩の指が動く度に身体の芯が震えて、肌が痺れる感覚をもっと感じたいと思っている私がいる。

これが先輩の言う、気持ちいいって事なんだろうか。

だんだん意識も霞み出してきたし、足に力が入らなくなってきた。

どうしよう…このまま、私はどうなっちゃうの?


先輩の指の動きが、角度を変えながらどんどん加速していく。

そして、その指が私の中のある部分を掠めたとき、ピクンと、自分の身体が無意識に跳ねた。

「ここ…ね」

そう小さく先輩は呟き、ニヤリと口角を上げると、集中的にそこを激しく攻め立ててきた。

言いようの無い感覚が、急激に私を包み込む。

「やっ…せんぱっ…やっ、あっ…やぁっ…あぁぁんっ」

「里悠のポイント一つみっけ…意識、飛ばすんじゃねえぞ?」

無理です…もう、半分飛びかけてる気がする…

なに、この感覚。

身体の中心が凄く熱くて、全身に痺れが走り、意識が遠のいて目の前が霞む。

「そんなっ…だって…あぁっ…ひゃあんっ…やッ…なんかっ…なんかっ…せんぱっ…ぃっ」

「クスクスっ。なんかっ…なに?イク?」

「わかっ…なぃっ…でもっ…やんっ…あぁっ…んぁぁっん!!」

「じゃあ、覚えろよ?今からイカせてやるから…中からと外から、両方攻めてやるよ」

そう言うと先輩は、中を激しく弄(まさぐ)りながら、親指で先端の突起部分を擦ってくる。

もう、何がなにやらワケが分からなかった。

「せんぱっ…もっ…あっ…あっ…んあぁぁぁぁっ!!」

一際高い、鼻から抜けるような声が飛び出し、目の前がスパークするのと同時に、私は意識を手放した。




「すげ…コイツ…マジで潮吹きやがった……ククッ…クスクスッ。へぇ…面白いじゃん。ちょっとした思い付きで遊びはじめたけど…暫くはコイツで楽しめそうだな。最終的に、どんな女に育つのか…楽しみにしてるぜ、チェリーちゃん?」


意識を飛ばして倒れこんだ私の体をソファに寝かせ、妖艶な笑みを浮かべて、濡れた自分の手に舌を這わせた蒼斗先輩。

当然、そんな先輩の姿を私は見ることはなく…。

更なるマスコット生活を、健気に送ることになる。


----- END? -----
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あとがき

うわーっ。蒼斗、くっろーっ!!!(滝汗)
ええんか?コイツ。これで、ええのんか??
前編に引き続き、ドン引き覚悟でアップです(汗)
今更ながらに思ったんですが…
別に、Tバック買わんでも、よかったんちゃうん…と(おぃ)
自分で、ツッコミ入れときました(笑)
お、お楽しみいただけたら嬉しいです〜。
H18.8.24 神楽茉莉

お題提供 :

萌エロ同盟!様