2011.12.23
冬のゲンキなごアイサツ

はいはいどうも〜、お久しぶりですね〜(なれなれしいサツアイ)

えっと、実はこのたび、カンタンではありますが、ネット環境が整いまして!
わ〜!!パチパチパチ!(セルフ拍手)

とはいえ、家庭環境およびネット環境的にホンイキでバリバリと更新作業できる状態ではないのです。
共用のパソコンのため、ホームページ関連のソフトやお絵かきソフトが入ってないもんですからね。
絵は今までどおりほとんど描けないですけど、創作・推敲関係は今年よりはできるようになるかと思います。
勘を取り戻すまで時間がかかるかもしれませんが、みなさま長〜い目で見てやってくださいまし。ペコペコ。

 

さて、久々の「吼ゆ」は、「THE MANZAI」の感想なんぞを・・・(いらね〜!!呆)
辛口な意見もバンバンと包み隠さず書いておりますゆえ、出演コンビのファンの方は見ないようにしてください。
それと、非常に個人的な意見です。効果には個人差があります。
つまり、世間とのズレも大いにあるかもしれませんのでご注意を・・・。

大丈夫な方は、さぁどうぞ。

 

Aブロック

・囲碁将棋
ボケのヘリクツが斬新だったね。「俺とお前とチャゲの3人が一緒にいたことないのは俺がチャゲだから」みたいなヤツね(笑)
まさかサングラスつながりで「ゴスペラーズ」のグラサンの人がネタに出てくるとはね!
世間的に「ゴスペラーズ=グラサンの人がいる」というのが普通に通用するというのがわかったのが大きな収穫(爆)
でもトップバッターで会場があったまってない状態だから、もうちょっとテンポ早くて勢いがあってもよかったね。
それと緊張が見てるこちらまで伝わってきちゃった。
ゴスがネタで出てきたからといって、贔屓はしませんぜ(笑)

・チキチキジョニー
有名人の悪口に互いの容姿のけなし合い・・・女性漫才師ってなんであんなネタしかできないの?
男が言ってもどうってことないことでも、女が言うと捉えられ方が違うってこと、計算に入れてネタ作ってほしい。
悪口は、海原千里・万里とか春やす子けい子なんかもやってて、それはそれで悪くはなかったけど、この人らのネタのは不愉快でしかない。
笑えない。新鮮味がなさすぎる。正直ガッカリ。上記のようなのに頼らない普通の漫才をしてくれ、普通の、な。

・ナイツ
いつもM−1の時に早い出番で苦労していたから、もっと後半を選べばいいのに〜って思ってたけど、なんのなんの。
見たことあるネタだけどおもしろい。歌ネタなのにテンポいいからダレてこない。その2点がマジすごい。
ビミョ〜にホテイさんのマネうまい(笑)個人的に「振り返ればやくみつる」も好き!
この組では圧倒的なおもしろさでした。テンポも小気味よい。安心して見てられます。優勝してもおかしくなかった。

・磁石
名前はよく見るし、テレビでもたまに見かけるけど、ネタは初見。
ネタ自体は悪くない。テンポもよくてフツ〜におもしろかった。漫才としてもしっかり成立している。
でも特徴とかインパクトとか爆発的な盛り上がりとか、そういうのに欠けていたね。
敵が強すぎたという他ない。華もあるし、漫才もうちょっと極めたら大化けしそう。

 

Bブロック

・Hi−Hi
初めて見たんだけど、悪くないよ!結構いいんじゃないですかね〜。
ボケがお調子モンでテキト〜なことばっか言うのって見ててイライラする場合があるけど、そういうのなかったし(笑)
テンポもいいし、いいんじゃない?キャラも立ってるし、これを機に少し売れるんじゃないかとか思うね。
でも開票して同率になった時にワラテン(視聴者の投票のようなモノ)が優先されるのはどうなのかな、と番組に対しての不満はあります。

・テンダラー
これぞ「関西しゃべくり漫才」!ってカンジでね、おもしろかったし、うまかった。
終盤の巻き返しはさすがだったけど、冒頭エンジンがかかるのに時間がかかったね。瞬発力がない。
恋愛のシチュエーションから急に時代劇に変わったのも気になった。
最初っから「僕ね、時代劇に憧れてね・・・ウンヌン」でいいのではないか。ネタの流れって結構気になるもんだよ。

・スリムクラブ
M−1よりは多少テンポアップが図られていたね。
でもやはり手数がね、少ないのは不利よね。1回で相当の爆発力がないとキビしい。
M−1の時は、テンポがスローでも新鮮さも手伝ってイイトコまで行きましたけども。
前も言ったけど、漫才の大会でこれを選んでいいのか、というのもある。

・ハマカーン
いつものハマカーン、この安定感たるや・・・(笑)
しかし想像どおりすぎて、意外性がない。手のうち見えてるのをそのままやっても、ねぇ。
「下衆の極み!!」とか一緒に言える楽しみはあるね。
ボケの終わってもまだナットクいってなくてブツブツ言い続けてるのは何度見てもイイ。

 

Cグループ

・学天即
う〜ん・・・盛り上がりに欠けたね、申し訳ないけど。印象が薄い。
架空の話がぼんやりしすぎてる。架空なら笑い飯のようなインパクトあるキャラにしとかないと。
オチも難しくて、パッと聞いただけでは瞬時にはボケの意味が捉えられない。残念。
おもしろかったのは「辻道連之進(だっけ?)」という名前で「全部の字に『しんにょう』ついてる」の部分のみ。

・博多華丸・大吉
いや、うまいよ!さすがベテランさんだね〜。うまいのはうまいんだけど、手数が少なく感じちゃうかも。
同じ組にパンブーがいたのが致命的。他の組なら勝ち残ってたかも?
よく噛むイメージがあったけど、大丈夫でしたよね。
「スピーチとスカートは短い方がいい!」(笑) ふたりとも大好きです!

・アルコ&ピース
賞レースでの歌ネタはもういいってば!
だ〜か〜ら〜、いつも言ってるでしょ〜?あれほど歌ネタはすんなって・・・え?わかっててやったの?正直ドン引き。
同じ歌ネタでもナイツがウケたのは、わかりやすい短いフレーズを次々と積み重ねることでテンポよくネタが流れたからだよね。
延々歌って最後にボケがある、ってそれまでの部分で見てる側のキモチが冷めるよね。

・パンクブーブー
文句なしのぶっちぎり優勝!判定にも不満なし。うますぎんだろ!!
1発目のネタはM−1ラストイヤーと同じパターンの語尾で裏切るパターン。
2本目はその前年にM−1で優勝した時と同じパターン。うまく使い分けてきたね。
自分たちで言ってたもんね、「(ラストイヤーで)2本目も同じようなネタにしたらウケなかった」って。学習できてる〜。
流れもよくて、インパクトもあって、パンブーらしさもあって、最高でした。
優勝賞品でいろんな番組に出れるらしいが、フリートーク心配(笑)

 

Dグループ

・エルシャラカーニ
あははははは!うん、おもしろかったよ〜。単純にウーマンよりおもしろかった(笑)
本格的シャベクリが多いなか、ああいうわかりやすくてバカバカしいネタはインパクトあっていいよね。
でもスリムクラブやオードリーがM−1に出た時同様、漫才の技術として他のコンビと比べると不利かな。
今後のネタに超期待。

・千鳥
う〜ん。コンビとしては好きなんだけどね。好きなんだけども、ブロックから最終決戦まで進んだのは意外。
めっちゃおもろいか、と言われると、う〜ん・・・。リンダーはおもしろかったらしく、めっちゃ笑ってた。
千鳥には独特の「千鳥クオリティ」というのが存在して、その“クセがすごい”世界から脱することがない限り、万人ウケはしないかも。
千鳥は何をやっても千鳥だから、賞レースで優勝できない方が千鳥らしくてイイ!(爆)
2本目のネタが1本目と同じパターンだったのがいただけない。

・ウーマンラッシュアワー
前に「吼ゆ」で言ったことあるんですけど、あんまりおもしろいと思ったことないんですよね・・・。
早口だからうまく感じたりする人もいるかもしれないけど、よくよく聞いてみると普通のことしか言っていない。
ボケも大したボケじゃないし、おもしろくない。普通です。普通以下かも?聞き取りにくいのも致命的で、早口でごまかされそうになる。
引退した某大物がウーマンを「俺がDTを見つけた時と同じぐらいの衝撃」みたいなことを言ってた。
それを聞いて「この人、DT見つけた時から比べたら、漫才師としての嗅覚は確実に落ちてるやん。全然ステキやないやん?」と思いました。
・・・脱線(笑)
とにかく、早口でもええから、聞きやすくすること+ネタの精度をもっともっと上げること。それに尽きる。

・銀シャリ
ワイルドカード(敗者復活)です。まぁ既視感あるネタです。歌ネタ苦手だとあれほどクチをすっぱ(略)
銀シャリの感想はいつもと同じなんで、過去の「吼ゆ」をご覧ください(爆)・・・というのはウソでして。
いや、あのね、銀シャリはボケで笑わせるパターンやなくてツッコミで笑わせるパターン。
よってボケの部分は笑いが起きにくく、手数でいうと不利なのであります。しかもツッコミで爆笑を起こすタイプでもないので。
漫才としてはうまいんだけどね。

 

以上でっす!

というワケでして、たぶんこれが今年最後の「吼ゆ」更新となります。
今年はね、家庭の事情で作品のupや「吼ゆ」の更新がほとんどできませんでした。
リクエストも停滞してしまい、キリ番を踏んでくださったお二方には大変ご迷惑をおかけしております。
誠に申し訳ありません・・・(汗)
来年は少しでも改善できるよう善処いたします。

それではみなさま、少し早めの・・・よいお年を!!


古。

新。

項。