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「あとは黒ポンだけかぁ。」
「いや、だから俺は素手じゃねぇ!」
「黒ポンかぁ・・・う〜む・・・」
「・・・包丁?」
「ただの殺人じゃん、それじゃあ・・・」
「う〜む・・・」
「スプーン・・・?」
「殺せない・・・それじゃあ殺せない・・・」
「ゴム以下かよ、俺のスプーンはっ!」
「香辛料・・・?」
「ただの目潰し程度だなぁ・・・」
「う〜む・・・」
「高音・・・?」
「コウモリしか寄って来ないって、そんなの!」
「コウモリって何だよ!」
「それならリーダーの裏声も先生の低音もいけるじゃん。」
「ヤスのスイートボイスもな!」
「酒井のHBBも!」
「♪どどどどどどどどどど、って機関銃の音を出すだけで相手が撃たれて死ぬ!みたいな。」
「俺のHBBはケント・フリックか!?」
「俺の武器は俺が決める!俺の武器はカレーだっ!」
「か、カレー!?」
「敵をじっくりコトコト煮込むんだよ!」
「いや、それ即死しないし!」
「何、そのじわじわと死に追いやる感じ・・・」
「どっちかっていうと、それ必殺じゃなくてハングマンの方だろ!」
「カレーはちょっと無理だよ、黒ポン・・・」
「もうさ、包丁でいいじゃん・・・ないもん、黒ポンに合う武器・・・」
「その包丁さばきで指先からみじん切りにしてやってください!」
「エグぅ・・・」
「ハンニバル状態・・・」


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