【村編】
滴る汗をタオルで拭って、スポーツ飲料で水分摂取した。
敵チームに先制を許し、その後 一度も追い付くことができないまま第2ピリオドを終えた。
「くそっ・・・」
スティックを床に叩きつけて八つ当たりしていると、監督が背後から俺の肩を叩いてきた。
「村上。」
「・・・はい。」
「この試合は絶対落とすワケにはいかない。残る第3ピリオド、頼んだぞキャプテン。」
「はい・・・。」
ヘルメットを被り、リンクへと飛び出していく。
「っしゃ、お前らいくぞ〜!」
「お〜っ!」
先発メンバーに気合いを入れ、リンクの中央へ向かった。
敵のセンターと対峙し、氷上にスティックを置く。
審判がパックを落とし、フェイスオフ。試合開始だ。
先にパックを奪ったのは俺。
ドリブルで右へ左へパックを操り、敵をかわしてゴールを目指す。
分厚い防具で身を固めたキーパーと向き合い、スティックを振り上げ、シュート・・・!
決まった!
パックは敵チームのキーパーの脇腹を掠めて、バックネットに突き刺さった。
「よっしゃおらぁっ!」
両腕を突き上げ仲間とハイタッチ。
この調子で追いつき追い越すぜ!
【解説】
というワケで、M氏はアイスホッケー。
氷上の格闘技が似合う!
調べるとなかなかどうして奥が深いスポーツですなぁ。一度ちゃんと見たいっす。