♪ちゃんちゃらちゃっちゃ〜ちゃっちゃっちゃ〜、ちゃんちゃらちゃらちゃらちゃ〜、ちゃん。
(8時だよ全員集合のいかりや登場テーマ)
その音に合わせて、5人+“Team その他大勢”ダッシュで登場。
村「おい〜っす!」
客「おい〜っす。」
村「声が小さいっ、おい〜っす!」
客「おい〜っす!」
村「もういっちょ、おい〜っす!」
客「おい〜っす!」
オレ「今日は足元が悪いなか僕のソロライブにお越しいただきありがとうございます!」
酒「全然ソロじゃねぇじゃん!スカパラより人数多いじゃん!」
安「テーマは『真夏の夜の夢』でっす!今夜僕たちのシンクロがあなたの夢に出てくるかもよ?!」
北「今夜・・・あなたの夢の中に・・・逢いに行きます・・・(低音)」
北山に女子高生から黄色い声が飛ぶ。
オレ「ミュージック、スタート!」
右の人差し指を立て、その手を高く挙げると曲が流れた。
曲は『熱帯夜』だ。
曲が流れた途端、女子高生がキャーキャー興奮し始めた。
安岡が考えたちょっとセクシーな振り付け。
これが女子高生やクラスメイトやオバサンたちに大受け!
ジジババ軍団と古式泳法軍団は何のことやらよくわかっていない様子。
『♪白い素肌に火をつけた〜ぁ〜い〜』
この部分を聞き終わったのを合図に、サビと同時に水へ飛び込む。
手と足を力強く動かして、時にやわらかく動かして、曲の悩ましい感じを出す。
隊形のチェンジも、ミスなく行えているようだ。
難易度の高い技を出すたび、観客からどよめきと拍手が巻き起こる。
何だか不思議な感覚。
そうだ、あの時、初めて50メートル泳げた時のような。
カラダの内側から自分を見てるような・・・。
音楽に合わせて動くカラダも、内側からそれを見ている自分も、どちらも今という時間を楽しんでる。
観客の声援とともに『熱帯夜』が終了した。