手荒に抱かれたいんじゃないんだよね。
いやらしく、乱れてみたいんでしょ。
だったら、俺に全部を預けて。
手加減なんていらない 2
カカシSide
唇で柔肌を味わいながら、の乳房に手を添えた。
張りのある弾力を楽しみ、柔らかさを戻した乳首を指の間に挟んで、荒々しく揉みしだく。
仰け反る喉が色っぽくて、噛み付きたくなった。
俺とセックスがしたいってその言葉を聞いた時、どんなに嬉しかったか分かる?
そう仕向けたのは俺なんだけど、どうしても聞きたかった言葉だからね。
俺だけがを求めているんじゃない事は分かってる。
でもね、聞きたいんだよ。
二回目の許可じゃなくて、普通に。
求めれば応えてくれるんじゃなくて、口に出して言って欲しかったんだよね。
それにしても・・・。
『めちゃくちゃにして・・・?』
こんな言葉が聞けるとは。
本当に分かってる?
でももう、止まらないよ。
もう少し隠すつもりでいたのに、それを表に引っ張り出したのは、なんだから。
感度の上がった胸を、舌帯を使って舐め上げる。
俺の舌で弾かれて踊る乳首を、舌先で突付いて叩き付けると、は身を捩じらせて甘い声をあげた。
「ん・・・あっ・・・。」
少し顔を離して見下ろせば、俺の唾液で煌くの白い胸。
愛撫を止めての名を呼ぶと、薄っすら目を開けて、俺を見つめた。
見つめ続ける俺に、『なあに?』と瞳が語る。
視線を捕らえたまま、舌を出し乳首を転がすと、は再び瞼を閉じた。
「ちゃんと見てなくちゃダメでしょ。俺がどうやってを食べるのか。」
わざと口に含んで話せば、時折歯が当たる刺激での体がピクリと動く。
「だって・・・やっぱり、はずかしいんだもん・・・。」
「な〜に言ってんの。まだまだこれからだよ。」
チラリと見たの視線を俺に縫い付けて、ピンクの縁取りを舐め回した。
片方は包み込むように揉んで、人差し指で中心をカリカリと引っ掻く。
視覚にも、聴覚にも、俺を刻み込まなくちゃね。
もっと俺を欲しがるように。
いつでも思い出せるようにね。
吸い上げて、軽く歯を立てる頃には、見てる余裕、無くなっちゃったみたいだけど。
でも、頭のスクリーンには映ってる?
俺がの胸を愛している所。
口と指で弄んで、の反応を楽しめば、腰が段々と動き始める。
そろそろ別の刺激が欲しい?
腰が震えているけど?
途中だったもんねぇ。
乳房から手を離し、丘の手間に手を置くと、途端に大きくなる腰の動き。
可愛い。
でも何をしてほしいんだろうね、言ってくれなきゃ俺には分からないよ?
心の中で語りかけ、丘の手前で止まった掌を上に滑らせて、腹を撫でた。
「・・・や・・・カカシ・・・。」
「ん〜?どうしたの?」
ウエストの括れをなぞって、腰をなぞって、脚の付け根に中指を這わせる。
膝を立たせて、太腿の内側を撫で回すと、きっと次の刺激が望む場所だと思ったのかねぇ。
不満の色をした声が、甘い喘ぎに変わって。
教えた筈だけど?
俺が掌を太腿から膝、ふくらはぎへと伸ばすと、はまた切なそうに声を上げた。
「はぁ・・・んっ・・・。」
忘れちゃった?
水の音色しか奏でる事の出来ない場所は、饒舌に語っているのに、唇は何で動かないの?
ちゃんと言わなくちゃ。
・・・。
しょうがないねぇ・・・。
「俺にどうしてほしい?」
首の下に片腕を差し込んで、肩を抱き、耳元で囁いた。
その間にも俺の右手はの脚を這い回る。
「・・・や・・だ・・・言えないよ・・。」
「可愛い〜。でも恥ずかしがらないで言って。足りないんでしょ?」
「・・う・・・ん・・・。」
「どうしてもらいたい?」
「・・・触って・・・。」
「いいよ。ココかな?それともこっち?」
の額に口付け、右手を繁みに滑らせる。
中指で突起に挨拶して下に降ろし、蜜の滴る箇所へ第一間接だけを埋めてすぐに引き抜いた。
「あん。両方・・・。」
「いいね、積極的なが大好きだよ。」
俺の吐き出した物なんて全部流されてると思う位、溢れるの蜜。
分け入らなくても、俺の指を濡らして。
蜜を絡めた指で小さな芽を擦ると、の身体が撓る。
突き出した胸が荒い呼吸に合わせて揺れてる。
その姿が、俺を一層駆り立てた。
「んっ・・・あぁ・・ん・・・。」
円を描けばくちゅくちゅと、小刻みに触れれば、ぴちゃぴちゃとした水音を立てる、の小さな芽。
そのまま指を滑らせて、蜜の滴る箇所へ差し込んだ。
「はぁぁ・・・・・・ん・・・。」
「の中すごく熱いよ。それにね、俺の指に絡み付いてくる。」
内壁がざわざわと俺の指を締め付けて、奥へと導く。
吸い付く内部を掻き回して、もう一本の指を沈めると、の腰はビクンと跳ね上がった。
ゆっくりと抜き差しを繰り返して、親指で芽を圧迫すれば更に俺の指を締め付ける。
「ねえ・・・・・・何本入ってるか分かる?俺の指。」
「あぁぁ・・・ん、あ・・・。」
「分からない?一本?二本?三本?答えないと抜いちゃうよ。」
の中で暴れる指を鎮めて引き抜こうとすると、潤んだ瞳が俺を映して、
「・・・三・・・本?」
と小さく言った。
「残念、二本。そろそろ三本の味も覚えてみようか。」
三本の指を重ね合わせて、の中に捻じ込む。
少し辛そうなを見て、まだ早いかと気遣う俺と、反対のもう一人がせめぎ合い。
誘惑に負けた俺の指は関節を曲げて、内壁の上部を擦る。
するとは大きく目を見開き、一際高く響く声を上げた。
「これはもう少し慣れてからにしようね。」
の目を見つめて囁くと、コクリと頷く。
その姿が可愛くて、ゆっくり一本の指を引き抜き、の瞳に口付けた。
二本の指でさっき擦った箇所をまた刺激する。
ザラザラとした感触の部分。
「・・や・・・そこ・・・あぁっん!!」
「ん〜ココが良いんだよね。俺もねココ、気持ち良いの。」
只でさえ蠢き、締め付けるの中。
それにこれが加わるんだから、たまんないよ、ちゃん。
「あん!あぁぁ、あ・・・ん・・・や・・・もう・・・ダメ・・・。」
「どうしたの?」
曲げた指を動かす度に、擦り上げる度に、愛液が溢れ、くぷくぷと音を立てる。
「イっちゃいそう・・・。」
「我慢しなくていいよ。」
キュと締め付ける中を同じ速さ、同じ強さで刺激し、を高みに追いやる。
「あ・・・はぁ・・・ん・・・あぁ!!イク・・・。」
締め付けられる指を更に動かすと、の身体から力が抜けて、内部は痙攣を起こした。
荒い呼吸と収縮が収まってから指を抜くと、はゆっくり瞼を開ける。
「ほら、見て。」
の愛液で濡れた俺の指を見せ付け、愛液を舐め取ると、恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めて。
「おいしいよ、俺の一番好きな味。」
髪に口付けてから、の身体を離して、繁みに隠れる小さな芽に口付けた。
敏感になった芽を舌先でそっと舐める。
ゆっくり舌を動かして、もう一度欲望に火を点ける。
「ん・・・あぁ・・・カ・・・カシ・・・。」
「気持ち良い?口に出して言ってごらん。したらもっと良くなるよ。」
「・・・う・・ん・・・。気持ち良い・・・。」
大きく脚を開かせて、花弁の一枚、一枚に舌を這わせる。
溝を舌先で強く舐めて、芽を口に含むと、溢れ出るの愛液。
それを舌で丹念に掬い取る。
何よりも甘い、俺だけに湧く極上の蜜。
俺の唾液と混ぜ合わさるそこを、わざと音を立てて舐め回す。
ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ、くちゅ・・・。
耳を犯すように。
淫らな水音を聞いて、が乱れるように。
そして、それを思い出して、俺を欲しがるように。
「あ・・・、ん・・・、イイ・・・。」
どんどん溢れてくるよ、のアソコ。
もっと感じて、もっと乱れて、もっと溢れさせて。
指で花弁を開く。
ピンク色した、もう一組の小さな花弁。
そのすぐ近くにある蜜壺は、まるで止まった蝶の羽のように、開閉を繰り替えす。
そして、トロリと蜜を流して。
「のココ、俺を誘ってヒクついてる。」
「や・・・あん!!」
舌を尖らせて、蜜壺に差し込む。
出しては入れ、入り口を刺激し、動く腰を押さえ込んで、花弁全体を舐め上げる。
「もう・・ん・・・はあぅっく・・・あ・・お願い・・・。」
「な〜に?のお願いなら、何でも聞いてあげる。」
「カカシの・・・を・・入れて。」
「もう入れちゃうの?」
体重をかけないようにしながら、の上に移動して、顔を覗き込んだ。
「ほんとに・・・もう・・・だめ・・・お願い・・・これ、ちょうだい・・・。」
は固くなった俺自身に手を伸ばして、軽く触れた。
我慢してたからねぇ・・・そんな事されると、たまらないんですけど。
「これ挿れたら、押さえが効かないからね、いい?」
「うん・・・。」
腹に付く程そそり立つ己を、の其処に押し付け、上下に擦る。
と俺のが交じり合い、柔らかい粘膜の上を滑る。
腰を少し突き出して矢尻の半分を刺し込み、其処の締め付けにわざと追い出され、また入り込む。
その度にの其処はくぷり、と相槌を打った。
「挿れるよ。」
快楽を期待して震えるに声を掛けると、黙って頷く。
時間をかけて、ゆっくりと肉塊を埋め込んだ。
「温かくて、ヌルヌル。はどんな感じ?」
「カカシ・・・のが・・入ってき・・・んっ・・・おっきい・・・。」
「ありがと。」
の褒め言葉に俺はクスリと笑みを浮かべて、更に推し進める。
最奥まで届いた所で動きを止めて。
の身体に自分を重ねて、彼女の髪を優しく撫でた。
「今、を抱いてるのは誰?」
目を開けて、一瞬不思議そうな顔をしたは、俺の名を囁いた。
「そ、俺。これから先もずっと、を抱くのは俺だけ。」
全てが愛しい。
何もかも。
セックスについてだけ語るなら、俺の為に生まれた身体。
打てば響く鐘のように鳴き、俺の好む反応を見せる。
心から愛した人、これを差し引いたとしても、ここまで相性が良いのは以外は居ない。
勿論身体だけじゃないよ。
が望むなら、触れない。
それでも揺るがない自信はある。
の顔を包み込んで、唇を重ねた。
愛しい想いを舌に乗せて絡める。
キスで身体が震える度に俺を締め付けて。
唇を離すと、うっとりとした表情で俺を見つめ返す。
「・・・。お前を未来永劫、愛する事を誓うよ。」
「カカシ・・・わたしも・・・ひゃああ!!」
の言葉を聞きながら、少し浮かせた腰を思い切り叩き付ければ、ぐちゅっと熱い液が流れ出した。
身体を起こして、の太腿を押さえ付け、肉棒を上から送り込む。
大きく開かせた其処が、愛液で光る杭を飲み込む様がよく見えて、俺を煽った。
「はぁ、あっ、あん・・・。」
焦らすようにゆっくりと浅い挿入を繰り返し、言葉でも嬲る。
「の中に入って行くのが、よく見えるよ。」
「や・・・・・・ああん・・・。」
俺の言葉に反応して、締め付けてくる所が益々可愛い。
俺の愛撫に感じて、
俺自身に感じて、
俺の言葉で感じる。
、お前は俺だけのもの。
閉じ込めて、誰の目にも触れさせたくないよ・・・本当はね。
浅く小刻みに杭を動かすと、の腰がくねり出す。
「もっと・・・もっとちょうだい。」
ぎゅっと目を瞑って、俺の腕を掴んで、は言葉を発した。
「いい子だね。そうやって言葉で吐き出して、自分を解放するんだよ。
どれ位がいい?これ位?」
少し沈めては上部を擦り、また少し沈める。
「・・・おく・・。もっと・・・奥まで。」
「行くよ。」
言葉を合図に、杭を子宮まで打ち込んだ。
「ああ!!ひゃ、あん、あっ、あっ、カカシ・・・んっ・・ああ。」
の膝裏に腕を掛け、華奢な身体が折れそうな程、二つに折る。
両脇に手を付き、激しい律動を繰り返した。
「ん、ああ!!・・・気持ちいい・・・んっ・・・あっイイ・・・カカシ・・・。」
「俺も最高だよ。がこんなに乱れてくれるなんてね。只でさえこの中は最高なのに。」
もっと乱れて、イヤらしく俺を誘って。
身体のぶつかり合う音と、俺達の声、そして卑猥な水音が部屋に響く。
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐしゅ・・・。
「あ、あ、あああん・・・。」
が左右に首を振る。
そろそろだね。
「カカシ・・・はぁ・・んっ。」
首の動きが止まると、大きく息を吸い込んで、俺の肩を強く握った。
中は蠢き、俺を締め付ける。
ヤバイから、それは・・・。
今にも爆発しそうな己を必死で堰き止めて、出し入れを繰り返す。
「んっ!あぁぁぁあ!!」
するとの其処は、一際強い締め付けの後、激しく収縮して、俺に最高の瞬間を味あわせた。
―― 手加減なんていらないんだよね。
俺は貪淫な笑みを浮かべて、収縮の収まらない場所を貫く。
今夜はとことん付き合ってもらうよ、。
俺の欲望が満たされる日は、永遠に来ないけどね・・・。
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2007年、一発目;;
手加減なんていらない2 応援下さった方ありがとう〜。
そして初の試み、完全カカシ視点の別館いかがでしたでしょうか?
少々の不安がありますが・・・。
私の素顔が暴露されたような・・・そんな作品。
こんな人で御座います。知ってたって?(笑)
頭の中はもっとふしだら。(汗)
エロだも〜ん、エロイも〜ん。(開き直り!)
カカシに段々と仕込まれています、ヒロインちゃん。
この先二人がどうなるか・・・
それは、貴女の温かい拍手とコメントが導いてくれます。
(ほら、この作品を基準に出来るからね。エロ度。
良かった〜とか、もっとOKよ〜んとか、ソフトなのがいいとか、教えてくれると助かります。)
もしよかったら、私にエサを下さいな♪