わたしはこう見えても銀さんがすきで、銀さんのどこがすきって過去のいろんなことを抱えて飲み込んで守りながらいまの彼があるという部分で、むしろ過去が白夜叉でなければ銀さんにはあまり興味がなかったんじゃないかというレベルなんですが…ああでも白夜叉がいなかったらあんな彼は生まれないのか。やっぱり銀さんがすきです。
これが前提です。銀さん…
読んでいて、彼が空を見たところで泣きました。ちょっと予定を控えていて急いで読んだんですがしばらく心が上滑りしていたくらいにはもってかれた。
銀さんの抱えているものは予想の範囲内ではあったんです。モデルになった時代や舞台とのすり合わせもいっしょ、戦争参加の時期や経緯も予想通り、崩れ落ちる門はアニメ由来ですよね。彼の求めてたものについてはヒントがあったし伏線もあちこちにあった。わかってたんです。でも泣いた。
もうたぶん何を書いても野暮だとおもいます。とにかく銀さんが、銀さんの人生がすきです。彼には幸せになってほしい。平和なかぶき町は、万事屋銀ちゃんは、もう失われてはだめなんです。それが彼の、ゆっくり積み上げてきた幸せの概念そのものだからです。
最後に真選組と見廻り組が出てきたのは、…役割としては正しいとはいえ彼らのお仕事の範囲を越えてる気がしますが笑　どうすんの、いいの笑　でも物語の行く先は心配してないです。銀さんのなかで決着がつきますように。それだけです。

時間がなくもなかったのにペーパーも出せなかったことに自分でショックです。既刊がまだあってよかったです。でも新しいのがないまま半年以上経過してこのまま夏になったら一年です。まずいです。ひとりで座ってるときは針の筵でございました。やっぱり新しいのないとだめだ。絶対じゃないんだけど、出そうと決めて出せないのはつらいです。申し訳なくてもう…もう…
もうだめだ。ぼくはーーーあ、もうだめだー！（むしばのうた）
べつにおきひじにもえていないわけではなく、いわゆる作品を生み出せない状態で、つまり世にいうスランプぽいので、ここは認めて受け入れて開き直ってみることにしました。こうじゃないとって考えるのをやめて、道を探したり逸れたりしながら模索したい。いまは描けないけど！そのうちね！
待ってくださる方、声をかけてくださる方には頭が上がらないです。長く話してると涙目になったりしてなんだかすみません。ほんとうにありがとうございます。