*世界観 #contents2_1 **歴史 かつて大陸に、ラズベリアと呼ばれる帝国があった。~ 少数の神官貴族が多数の奴隷民を支配したこの帝国は、数世紀もの繁栄ののち、忽然と姿を消した。~ その後、その系譜に連なる二つの国が西と東に現れた。~ ひとつをラーズ帝国、もうひとつをヴェリア王国という。~ 両者は聖戦の名のもとに、果てしのない戦いを繰り広げた。~ それから五百年余り。再び歴史は動き出す。~ **国家 ***ベルウィック同盟 ラーズ帝国に対抗するため、西部諸国によって結成された軍事同盟。~ 盟主であるヴェリア王国と、ベルウィック七公国と呼ばれる主要国家、その他いくつかの小国によって構成されている。~ ***ヴェリア王国 王都はバレムタイン。~ ベルウィック同盟の中心国家。~ 西部諸国の中で最大の版図を持ち、同盟諸国の宗主国として位置づけられる。~ ***ナルヴィア公国 ベルウィック七公国のひとつ。~ 内海を挟んで帝国と睨みあう。~ ゲームの主要な舞台となる国。~ ***シノン公国 大陸西方の草原に位置する小国。馬の名産地。~ 土地柄、馬術に長けたものが多い。~ 主人公リースの祖国。~ ***リアナ王国 北方に位置する小国。~ 王家には、古代の魔道球「パラスリアナ」が代々受け継がれる。~ ***ラーズ帝国 帝都はレオグラード。~ 皇帝クレイマンが治める東の大国。~ 長きに渡り同盟と争いを続けている。~ 詳しい内情は未だ不明。~ **宗教・魔法 この世界では、魔法と宗教の関係は深い。~ 魔法の発祥は、信仰する者に神が授けた力、ということになっているようだ。~ 古代ラズベリアの時代には、数千種以上もの魔法が存在したらしいが、現在は神聖、暗黒、精霊の3種の系統を残すのみである。~ 魔法の行使にあたっては、呪文を詠唱し、オーブに込められた魔法の力を引き出すという形を取る。~ それができるのは、厳しい修行を積んだ聖職者か、“神の子ら”と呼ばれる選ばれた人間のみに限られる。~ 魔法のオーブは各地の神殿などで入手できるが、どのように生産されているかは今のところ不明。~ ***神聖魔法 ヴェリア教団によって受け継がれてきた魔法。~ 癒しの力を得意とし、攻撃的なものは少ない。~ ***暗黒魔法 古代ラズベリア帝国の時代に、ラーズ神を信仰する神官が使用していた魔法。~ 現在もラーズ教団では一般的な魔法として広く使用されている。~ ***精霊魔法 ヴェリア教の女神が、攻撃手段を持たない3人の“ヴェリア使徒”に授けたのが、精霊魔法のはじまり。~ 使徒レイアは炎、使徒リアナは風、使徒セレニアは雷の魔法を受け取ったと伝えられている。~ これら3つの魔法は、現在もレイア、リアナ、セレニアそれぞれの国で受け継がれている。~ (アイギナの持つ“☆パラスリアナ”は、おそらくそのひとつだと思われる)