題「結晶」9 | |
「遅かったな」 「ん、ごめん」 後からやってきた一護の髪を丁寧に梳かすと湯で濡らして髪を洗ってやると次に身体も洗ってやった。 「ん・・・!くすぐったい・・・」 「煽んな・・・」 既に自分の身体を洗い終えている剣八は一護を抱き上げると湯船に浸かった。 いつもの様に後ろから抱きかかえていると一護が振り返り、ちゅ、と触れるだけのキスをした。 「剣八・・・」 そろそろと剣八の中心に手を這わす一護。 「ッ!こら・・・、無理してんじゃねえよ・・・!」 「してない。俺だって、我慢してたんだ。色々、勉強したし・・・!だから」 「馬鹿野郎・・・」 「なぁ、剣八の舐めたい、ヘタだけど・・・」 「しょうがねえ奴だなぁ・・・」 「うん・・・」 湯船から出ると剣八は椅子に座り、一護はその前に跪いた。 半勃ちのそれを掴むと先端から舐め始めた。 「ん・・・、ん、ん、ふ、ちゅ、ん、あむ・・・」 口に頬張ると覚えたての動きで奉仕した。一護の口の中でどんどん硬く、大きくなる剣八自身。 それが嬉しくて熱が入る一護。 「ッふ!どこで、覚えた?」 「ん、本で・・・」 「そうかよ」 次に喉奥深くまで咥えると慣れてないせいで吐きそうになったが堪えた。 「ん!くッ、ふ、ふぅ・・・、んく」 「くっ!」 入りきらない棹の部分は手で扱いた。 「ん、んん、っぷは!顎が疲れるな・・・」 ぺろりと口の周りを舐める。 「もうちょっと続けろよ」 「ん・・・」 知らず揺れる一護の腰を見て剣八が、 「腰が冷えるぞ」 とカランを手に取るとシャワーで一護の腰を温めた。 「ん・・・」 もう一度、喉の奥まで咥えると一旦動きを止め、粘膜で扱いてみた一護。 「一護・・・!」 「ん、ふ、ふ、ぁん・・・ん!」 腰を温めていたシャワーがどんどん下に下がって一護の蕾に到達した。 「あ!なに、して!んん!」 「こら、口がお留守だぞ」 頭を掴んで再開させる。 「んぅ!ん!ん!やぅ」 勢いの良いシャワーの湯が蕾や陰嚢を刺激し、ひくんひくんとヒクついて来た蕾。一護が涙目で剣八を見上げる。 「なんだ?」 ぷは、と口から出すと、 「シャ、シャワー、やだ。お湯が入っちゃう・・・!」 「そうか、じゃあこうしてやるよ」 言うや否や、指で触り始めた。 「ああっ!んぐ!」 「これで湯は入らねえだろ。お前はそっちに集中してろ」 「ん〜!」 くにくにと揉まれたりしているうちに一護の中心も頭を擡げた。 つぷ、と指が入って来た。思わず締め付ける一護。 「ッとぉ。相変わらず締まりが良いな」 一護も負けじと剣八の括れに軽く歯を立て吸い上げた。 「くッ!」 ぐい!と喉奥まで入れられ、先端が膨れたと思ったら熱い飛沫が迸った。 「ンッ!ん〜!んぐ!」 頭を押さえられ逃げられない一護は、その濃くて苦い精を飲み下した。 「ん、んくん、んく、ン、ん・・・」 青臭い匂いが鼻を通る。白い糸を引いて顔を上げる一護。剣八が指を抜いた。 「ばか・・・、押さえたら苦しいだろ」 「は、ワリィな。すげぇ良かったぜ。お前の中みてえだった」 剣八は一護の口の周りに付いている白濁を拭うと口付けた。 「ん、んふ、あ、ん、ん・・・」 一護の口の中の残滓を全て舐め取った。 「お前はまだイッてねえな」 一護の中心をやんわりと握った。 「ひゃん!」 くちゅくちゅと音をさせ、一護を追い詰めて行く。先端を爪先で引っ掻くとあっけなく精を吐き出した一護。 「ん!はぁ、はぁ・・・!」 「一護・・・、ああ、まだ足りねえよ・・・」 「ん、俺も、もっと触って欲しい・・・」 既に固くなっている剣八の中心に触る一護。 「なぁ一護、お前二つ巴出来るか?」 「なに、それ?」 「69って言やぁ分かるか?」 「あ!うん・・・やる・・・!」 「じゃあ、お前上になれ」 剣八が床に寝転ぶと、その上に一護が乗った。 「こ、こうか・・・?」 「ああ、それでいい。ヤルことは分かんだろ?」 「うん・・・」 目の前にある剣八自身を掴むと舌を這わせた。 「う、お・・・、乗り気だな、一護?」 「だって・・・」 「お前も気持ち良くなれよ」 剣八は目の前にある一護の蕾に舌を這わせた。 「ンンッ!」 蕩ける様な快感に腰を震わせる一護。 ちゅぷ、ちゅぷ、くちゅ、ぷちゅ、ちゅるる! 「ん、んあ!あふ、あむ・・・」 「一護、指入れるぞ?」 「ん、あんまり激しくしないなら大丈夫だって、卯ノ花さんも言ってたから・・・!」 トロトロと先走りを零す一護。 「ん、剣八、剣八・・・」 ちゅ、ちゅ、と剣八の先走りを啜っては飲み下した。 「ん、あ、もっと、気持ち良く、なって・・・」 剣八の陰嚢にも舌を這わせ、吸い付いた。 「くっ!それも本で読んだのか?」 「ん、ん、いつも剣八が俺にやってる・・・」 「ああ、そうだったな」 べろり、と舐め上げると指を入れた。 「ん!はう!あ、ああぁあ・・・!」 「は、キュウキュウに締め付けてくるぜ?」 増やした指で前立腺を掠めると、背を撓らせる一護。 「んんんー!ん、ん・・・」 こぷっ!と溢れる蜜が糸を引いて剣八の腹に垂れる。 「一護、さっきみてえに奥まで咥えてみろ」 「ん、ん・・・」 くちゅう、と喉奥深く咥えた一護。 「ああ・・・、良いぜ、すげぇ良い、お前のここの奥みてぇにトロトロだな・・・」 「ふぅん?んん!」 くちゅ!と剣八の指が最奥に届いた。 「ふっ!んん!んぐ!」 「分かるか?ここと同じくらい気持ち良いんだぜ?」 (ここが?い、今剣八の指が触ってる所と?) 緩く奥を突く剣八。 「ふぅッん!ん!ん!」 溢れる唾液を呑み込むと剣八が呻いた。 「くう・・・!出ちまう・・・。お前もイケよ、一護」 「んん!ん!ん!んんーー!んぐぅ!」 最奥と前立腺を刺激されながら達した一護と同時に剣八も一護の口腔内に吐精した。 「ん、んあ・・・、けん、ぱちぃ・・・」 ひくっ!ひくっ!と震える一護。 「満足したか?」 「剣八は・・・?」 トロンとした顔で見上げる一護。 「ちっとはな」 ちゅ、と一護の額に口付けた。 「ん、まだ足りないなら、これ、あるけど・・・」 「なんだそりゃ?」 ピンクのチューブに入ったモノを出した一護。 「ロ、ローション。お湯で溶いて使うんだ・・・」 「それで何するんだ?」 「す、素股・・・!」 「あん?」 「これで滑りを良くして、太股に挟んで、その・・・」 「もう疲れてんだろ。無理すんなって言ったろ?」 「でも・・・」 「それに明日もあるじゃねえか」 「あ、うん・・・」 「もういっぺん湯に浸かって温まるぞ。今日はもう寝る」 「ん、分かった」 二人で温まると部屋に帰って蒲団に入った。 「で、誰に教わったんだ?」 「ん?乱菊さんがな、妊娠中は旦那が浮気しやすいからって・・・この本くれた」 「ふうん・・・?」 中には素股のやり方などが細かく書かれていた。 「・・・・・・・・」 「剣八?」 「明日も長湯になりそうだなぁ?」 「も!寝る!おやすみ!」 顔を真っ赤にして蒲団に潜り込んだ一護。 「ちゃんと寝ろよ」 ぽんぽんと背中を撫でてやり、一護を寝かし付けた剣八だった。 第10話へ続く 11/02/11作 頑張る一護でした。ディープスロートって良く知らんのですが書けてますかね? 次は、素股です。 |
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