題「秋祭り」3 | |
開けた場所にたくさんの人が集まっていた。ここで花火が上がるらしい。 「ここ?」 「ああ、こっちだ」 と人気の少ない古い社の石段に座って待つ二人。剣八は一護を足に上に乗せている。 「重くない?」 「ああ、大丈夫だ」 と髪を梳いてやった。 安心していると浴衣の袷から手が忍びこんできた。 「ちょ!剣八!何してっ!」 「でかい声出すと周りに見られるぜ?」 「っ!じゃなくて、なんで!、んん、こんなトコで」 「良いじゃねえか、俺ららしくて」 「ば、か!」 剣八の手が下肢に届くと抵抗できなくなった一護。せめて声は殺そうと歯を食いしばる。 「っ!っふ!くんん!」 声を押し殺す度にビクン!ビクン!と身体が跳ねる。 「感じるか?もうびしょびしょだな」 くちゅくちゅと音が聞こえて羞恥に身を捩る一護。 「い、や、聞こえる・・!みんなに!」 「ああ、見られたら恥ずかしいなぁ?こんなにも沢山いるから、誰かは気付くんじゃねえか?」 「や!いや!剣八!んむ!」 口付けで声を奪い、片方の手で乳首を弄り、もう片方の手で下肢を弄った。 「んふ!ふうん!ん!んん!」 つぷ、と指が蕾へと入った。そこは先走りでトロトロに塗れ、難なく飲み込まれていった。 「ひん!んん!んん!んーー!」 達しそうになったのに剣八はそれを許さず根元を塞き止めた。 「あ、はぁ、はぁ、なんで・・?」 「浴衣が汚れちまうだろ・・・」 蕩ける思考で何を言うのかと思った一護。こんなにしといて・・・。 「剣、八・・・」 「うん?」 一護は剣八にキスすると、その中心に顔を近づけた。そこは既に屹立していた。 「あむん、ん、ん、ちゅ、ちゅ、ん、好き、剣八、好き・・・」 「一護・・・」 剣八は、髪の組紐を解くと、それを一護の尻尾に結んだ。 「ひっ!やあぁ・・・、は、外してぇ・・・」 ぷるっぷるっと震える一護の身体。浴衣を肌蹴ていき、背中を撫で回した。 「ふううん!あ!あ!も、だめぇ・・・、剣八ぃ・・・」 「来い・・・」 ぐいっと引き寄せられると、口付けられた。 「んふ・・・」 「後ろ向いて、座れ・・・」 「う、うん・・・」 言われた通りにする一護。その蕾に宛がうとゆっくりと沈めていった。 「あ!はぁああ・・・・んむ!」 周りに気付かれないように口を塞ぐ一護。ずずずず、と中を満たしていく剣八の熱に耐えられなくて、先からはぴゅ、ぴゅ、と白濁したモノが溢れていた。 「やらしいな・・・、もうイッちまったか?これからだってのによ」 「あ、はぁ!だって、ん!こんなにいっぱい・・・人・・・」 「そんな中でイッちまったんだな・・・」 れろ、と目尻に溜まった涙を舐め取った剣八。 もうすぐ、花火が打ちあがる。 くちゅくちゅと緩く中を掻き混ぜられる度、声を漏らさないように唇を噛みしめる一護。 「こら、血が出てんじゃねえか・・・」 ぺろ、とそこを舐める剣八。 「はぁ、はぁ!だって剣八が悪いんだもん!こ、こんなとこで!」 「感じるだろ?」 ズン!と奥まで突いてやると、背を撓らせ、息を詰めた。 「ひ!」 ぴゅく!とまたイッた一護の中心はもうドロドロだ。 「あ、あうう・・・、もうやぁ・・・、帰るぅ・・・」 「花火見てねえじゃねえかよ・・・」 「ひく!だって、もう・・・」 ひく!ひく!と中で絡み付いてくる。 「花火が始まりゃ誰も見ねえよ・・・」 「ほんと・・・?」 「ああ・・・」 ひゅるるる〜・・・ドーーンッ!! 「きゃっ!」 「始まったか・・・」 「今のが?打ち上げ花火?」 「ああ、ちゃんと見たのか?」 「あ、見て無い・・・」 「ほれすぐだぞ・・・」 ひゅるるる〜・・・ドーーンッ!!と破裂音とともに激しく奥を突いてきた剣八。 「ひいぁぁ!あぁん!剣八ぃ!見れ!見れないよ、花火!」 「じゃあ、もっと近くで見るか・・・」 「え?!」 近くの大木に一護をしがみ付かせ、片方の足だけを抱えあげた。 「ちゃんと立ってろよ・・・、一護」 「ひ、ひ、剣八ぃ・・・」 次は連発で打ち上がった。それに合わせて一護を泣かせる剣八。 「ひぃっん!ああっ!ああっ!やだあ!あぁん!ダメ!ダメェェ!」 ビュク!ビュク!と吐き出す一護の中に剣八も出した。 「んああ!ああ・・・」 力が抜け、地面に顔を埋める一護。 「っと、顔が汚れるぞ」 「はぁぁ・・・、あ、あ、あ・・・」 やり過ぎたか?だがまだ収まりそうもない。腰を掴み直すと、さらに奥まで突き進んだ。 「あぁああーー!あぁんっ!あンッ!あぐ!ぐ!ひぐう!けんひゃち!けんひゃちぃ!」 「なんだ!一護、花火終わっちまうぞ?」 「んああ!変なのぉ・・・、は、花、火見てないのに!目の前光ってるのぉ!」 揺さぶられる度に尻尾に結わえつけられた組紐の鈴がちりちり鳴っていた。 「そう!かよ!ほら!花火見ろよ!一護!」 ぐい!っと身体を起こされて、背面座位で貫かれた時、声を抑え切れなかった一護。 「んあ!んむうう!ん!んん!」 流石に予想していたのか、すぐさま口付けで一護の口を塞いだ剣八。 「ほれ、花火、見ろよ・・・」 耳に唇を押し当て囁く剣八。 「ひいん!あ、あ、はなび・・・」 夜空に咲く大輪の花に目を奪われた一護・・・。 「綺麗・・・、んあ!」 「俺はお前の方がずっと綺麗だと思うがな・・・」 「ああん・・・、俺も、剣八が一等綺麗・・・」 ちゅ、ちゅ、と触れるだけの口付けを繰り返し、 「これで終いだ・・・」 「あ、まだ・・・?」 「俺はまだイってねえ」 「もう・・・、なんで急に・・?」 「急でもねえけどな・・・」 「え?ああ!あ!あ!」 「一護、好きだ、好きだ、愛してる・・・」 「ん!ん!剣八、俺も・・・」 「一護!」 力任せに奥を穿って、二人同時に達した。 腕の中でぐったりしている一護の処理を済ますと、髪を梳きながら抱いていた。 「う・・・、もう、誰にも見られなかったから良いけど、こんなとこでやるのやめてよ」 何人かの顔見知りは気付いていたようだが、とは言わなかった。 「ああ、悪かったよ。久し振りに独り占め出来たんでな。歯止め利かなくなったんだよ」 「もう、子供達と剣八は違うよ。俺の身体も心も剣八だけが好きにしていいの!でもこんなのは駄目なの!」 「分かった、分かった」 「もう・・・」 もそもそと身体の向きを変えるとぺたり、と胸に抱き付いた。 「一護?」 「もちょっと、このままで。ね?」 家に帰れば母に、妻に戻るから、今だけは恋人で・・・。 「ああ、ゆっくりしようや・・・」 剣八は一護が風邪を引かないように抱き締めてやった。 第4話へ続く 09/09/08作 ひどいな、剣ちゃん!どんなプレイだ!お次は京楽さん達です。 |
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