題「ORANGE・TAIL」4 |
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剣八達に連れて来られた十二番隊は何だか薄ら怖い所だった。 変な匂いに、見たこともない物、変なヒト達。じろじろ俺を見てくる。俺は剣八にしがみ付いた。 「なんだ、怖いか?」 「ここやだ・・・。やな感じがする・・・」 「ちょっとの我慢だ、終わるまで俺も居てやる」 「うん・・・」 奥からもっと変な人が出てきた。 「お化け・・・?」 「残念ながら俺と同じ死神だ」 「ふうん・・・」 「何だネ、私は忙しいんだが、何の用かネ」 「お忙しい所失礼いたしました。クロツチ隊長。実はこの子の事でご相談が・・・」 「そのガキがなんだと言うんだネ?馬鹿らしい話ならよそでやってくれたまえヨ」 「いえ、実はこの子はヒトではなく猫なのです」 「・・・ほお。で?」 「こう、今の様に人になったり猫に戻ったりを繰り返すので、どういう訳なのかを調べたいのですが、我々四番隊だけでは力不足が否めないので、こちらのお力をお借りしたく・・・」 「ほお、これが猫ねェ?証拠は?」 「私の目の前でヒトから猫に戻った所を目撃致しました」 「なるほど、で結局どうしたいのかネ?この獣を」 「テメエな・・・」 「俺はこのままで居たい!おじさん頭良いんでしょ?ここで一番なんだよね!なにか分かる?」 真っ直ぐな瞳でそう言われて悪い気はしないマユリ。 「ふうむ、それは調べんと分からんヨ。その男と一緒にいる割りに人を見る眼は確かな小僧だネ」 「調べるって何するの?切られるの?痛い事するの?」 「血を少し採るのと検査ぐらいだヨ。喧しいネ」 「俺もそこに居るからな・・・」 「まったく!邪魔な奴らばかりだヨ。ネム!さっさと用意するんだよ!このウスノロ!」 「申し訳ありません、マユリ様」 早速検査が始まった。 採血をして、様々な検査をした。 「ふうん・・・。なるほどネ。簡単な事だ、お前とこの小僧の霊力を合わせるのに精を注げば良いんだヨ」 「精?どうやって、俺が鬼道出来ねぇの知ってんだろうがよ」 「交合すれば良い、簡単に言えば交尾だヨ」 「こいつとか?」 「ケダモノ同士仲良くすれば良いじゃないかネ?」 「こうび?なにそれ、それやったらこのままで居られるの?え、とマユリさま?」 「ああ、そうだよ、そら、コイツをやるから早く帰りたまえヨ」 とチューブに入ったジェルを投げて寄こした。 「なんでぇこりゃ?」 「その小僧は初めてなんだろう?負担を減らす物だよ。媚薬も痛み止めも入ってるからネ。まるで淫乱の様に求めてくるヨ」 「後遺症は?」 「この私を舐めるなヨ。そんなものあるはずがないだろう?さっさと帰れ、研究の邪魔だヨ!まったく・・・」 「ありがとうね、マユリさま」 「・・・お前も早く帰れ!ネム、こいつ等を追い出せ!」 「ハイ、マユリ様」 「お姉ちゃんもありがとう」 「・・・いいえ」 全員追い出された。 「どうなさるので?」 「こいつはやる気満々だがな」 「貴方は?」 「嫌じゃねえよ・・・」 「なら良いのです。ではわたくしはここで、さようなら一護君」 「バイバイ、うのはなさん」 「行くぞ、一護」 「うん、ねぇ、剣八・・・。い、嫌なら良いんだよ?俺ここに居られるだけでも嬉しいし・・・」 「ここまで来て言う事か、風呂に入んぞ」 「う、うん」 隊舎に着くと弓親に風呂の用意と人払いを命じた。 二人で風呂に入ると一護の身体を洗う剣八。 「やっ、くすぐったぁい」 「こら、洗えねえだろうがじっとしてろ」 「はあい」 風呂から上がると二人で寝室へと消えた。 「一護、こっち来い・・・」 「うん」 寝巻きだけ巻かれた一護は剣八の腕の中で口付けされた。 「ん!んん、あ、ふ、ん、ちゅっちゅう」 と剣八の舌を吸う一護。 「一護・・・」 「あ、はぁ、剣八・・・」 一護の首筋に吸い付いて跡を付けた。 「あぅ、痛・・・、なに?」 「お前が俺のだって印だ・・・」 「ふうん・・・」 ちゅ、ちゅ、と下がって行き、やがて胸の飾りに辿りついた。 「ひ!や、なに?変な感じする・・・」 「そうか、これはどうだ・・・?」 カリッと歯を立てた。 「あうん!痛いけど、なんかしびれるみたいな、やん!」 「感じてんだよ・・・、いい子だからそのまま感じてろ・・・」 「う、うん」 剣八が一護の中心に手を伸ばすとそこは固くなって上を向いていた。 「もうこんなか・・・」 それを口に含む剣八。数回舐めるとあっけなくイってしまった一護。 「あっ・・・!はぁ、はぁ、あ・あ・う・・・」 剣八は出されたモノを零さず飲み下した。 「一護・・・」 「あ、う、剣、八」 まだ萎れているソコにさっき貰ったジェルを手の平に取るとヌチャヌチャと塗り込めていった。 「ひゃ!イヤ!何?何?あ、あ、熱い、熱いよ!剣八ぃ!」 するとすぐに復活した。先走りとジェルでぐちゃぐちゃになっている一護の蕾に舌を這わせた。 「ひゃああ!ダメ!ダメ!そんなとこ!やぁん!あ、あう!ううん!」 ぬっと舌に力を込めるとすぐに飲み込んでいった。 「これなら指もいけるか・・・」 指にたっぷりジェルを取ると一本目を入れていった。 「あ、はああ、や、剣八ぃ?奥、ん、熱いよ・・・?」 「そうか、もちっと我慢してろ」 容易く3本目を飲み込んだ。くちゅくちゅと音を響かせ奥から手前まで万遍無くジェルを塗り込めていった。 「ああ、はう、熱い、奥、熱いよ、ひっ!」 くりっとした所を指で押すと一護の身体が跳ねあがった。 「なに!今の!」 「ここがお前の良い所だ。覚えとけよ?」 くりっくりっと繰り返し押して言い聞かせた。 「ああ!ああ!んあぁ!んんん!あー!」 ぴゅく!ぴゅくん!と2度目の吐精を果した一護。 「一護、次は俺のが入るぜ・・・?」 「あ、う、早・・・く!奥が変なのぉ!」 「そうか」 一護の身体を四つん這いにさせると、お尻にジェルを垂らしていった。 「んあ!冷たい・・!ぬ、ぬるぬるしてるよ・・・?」 「こうしねえと、入んねえんだよ・・・」 「ふ、ふうん・・・」 「いくぜ?一護」 「う、ん・・・」 ぴたり、と宛がうとゆっくり入れて行った。 「あ、ああう、熱い、剣八、すごく熱いよ・・・、んく!ああ、お、奥まで来る・・・」 「もう、すぐ、全部入るぞ・・・」 「うん・・・!」 後少しの所で剣八は、一護の腰を掴み直し、一気に奥まで貫いた。 「ひ、あーーっ!あ、ああ剣、剣八ぃ!すご、な、何、今の・・・」 「またイッタのか?」 「あう、だって、き、気持ち良いんだもん・・・」 「くく!可愛いな、一護・・・、もっと、もっと良くしてやる・・・」 「あっ!あっ!んっ!ひっ!ん!剣八ぃ、もっと・・・もっとぉ・・・」 「ああ、もっと奥までくれてやるよ!」 グツリと奥を穿った。 「ひゃあああん!剣八ぃ・・・、すごい、よう、お、おかひ、くなるぅ・・・んああぁあ、なっちゃうのぉ」 「なっちまえよ、一護。おらこっち向け」 「うあぁあん・・・、中ぁ、へ、変・・・」 グチュグチュと剣八が抜き差しする度に中のジェルが泡立っては滴り落ちてきた。 「ひっん!あぅっ!もう出る!出ちゃうの!やあぁあ!」 「一護、イクって言えよ、ほら、もうすぐそこだろう?」 「ひん!イ、イク?んあぁ!イク!イク!んんっ!あーーーっ!」 「一護!くっ!」 一護の首筋に噛みついて、中へと注ぎ込んだ剣八。一滴も残さないよう緩く動かし続けた。 「ふああ・・・、あ、あ、すろぉい・・・、けん、ひゃち、おれ、おかひいよぉ・・・」 ヒクンッ!ヒクンッ!と痙攣を続ける一護の身体。 「あ、あうう・・・、やだぁ、何で?まだ奥が疼くのぉ・・・」 「俺はまだまだイケるぜ、一護」 「は、はぁあ・・・、こ、怖いぃ、怖いよぉ、剣八、ちゃんと、だ、抱き締めて・・・」 「一護!ああ、俺はここにいるだろう?お前の中にも外にもだ・・・」 髪を梳いてやりながら、目尻に溜まった涙を吸い取ってやった。 「ん・・・、気持ちいい・・・、剣八の身体あったかくて好き、大好き・・・ずっと居て・・・」 「お前がずっとここに居りゃあ良い・・・」 「うん・・・、ね、もう、動いて良いよ・・・」 「無理すんなよ」 「無理じゃない、剣八が欲しいの・・・、もっとちょうだい?」 「気絶しても知らねえからな・・・!」 「うん、良いよ、反対側の首も噛んで・・・」 一護の身体は歯型だらけになった。噛まれる度に嬌声を上げる一護に抑えが効かなくなった剣八だった。 「くっそ!ここまでやるつもりじゃなかったのによ・・・」 「ん・・・、ふぅ・・ん・・・」 余韻に浸りながら眠りに落ちている一護を見ながら一人ごちた剣八。 第5話に続く 09/08/21作 やっとこさのエッチです。エロ度は増えてますか?だと良いんですが・・・。 続き考えてないや・・・。 |
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