題「馴れ初め」15 | |
次の日、一護が京楽邸に訪れてこう言った。 「あのねにぃに、乱菊さん達がにぃにのドレスを見に現世に行こうって誘ってくれてるんだけど・・・」 「乱菊?誰だそりゃ?」 朝月をあやしながら話を聞く白。 「えっとね、ココに来た時から俺に良くしてくれてるお姉さんだよ。かか様に少し似てるの・・・」 「ふうん・・・。で?春水は?」 「京楽さんは駄目だって。当日までのお楽しみだって言ってた」 「一護は?来ねえのか?」 「え、うん多分・・・」 「じゃあ行かねえ」 「にぃに?」 「なんで俺ひとりで知らない奴らと出かけなきゃなんねえんだよ」 「ん・・、でもにぃにの結婚式のドレス選びだから、にぃにが行かないと」 「朝月はどうすんだよ?」 「うちで預かるよ。子供達とも仲良くなったしさ」 「じゃあ、せめて一護一緒に来いよ。それが条件だ」 「ん〜、剣八に訊いてみる」 「剣八!」 「あん?なんだ、兄貴のとこ行ったんじゃねえのか」 「うん、行った。それでね、あの。にぃにのドレス選ぶのに一緒に現世、付いていって良い?」 「行きてぇのか?」 「うん・・・、俺が行かないならにぃにも行かないって、知らない人ばっかじゃ嫌みたい」 「ふうん、良いんじゃねえか。行って来いよ」 「良かった。ありがと剣八!大好き!」 抱きついて、頬にキスした。 「いいからよ、さっさと兄貴に言って来い」 「うん!」 「ただいま、白!朝月!」 「ととたま!おかえりなしゃい!」 「お帰り、今日は早えぇな」 「うん、早く終わらせたんだ〜。おや、一護君、こんにちは」 一護が第三子を抱いてまた訪れた。 「あ、こんにちは!京楽さん」 「一護、どうだった?」 「うん、一緒に行ってもいいって!」 「そうか、じゃあ、行くか」 「良かったぁ!」 「何だい?何の話?」 「俺が着るドレス選ぶのに、乱菊?とか言う女が現世に行こうってよ」 「へえ、いいねぇ。僕は?行っちゃ駄目なの?」 「あ、その当日までのお楽しみだって・・・」 「じゃ、お留守番だね。他の男に付いてっちゃ駄目だよ?」 「分かってるよ・・・!」 「あしゃちゅきは?」 「あー、朝月もお留守番。俺のとこで子供らと遊んでて?」 「あい。早く帰って来てね?かかたま」 「ああ、終わったらすぐ帰ってくるよ」 ちゅ、と額にキスしてやった。 「で、一護。そいつ名前何て言うんだ?」 「あ、うん。朔の弟で次男だから、『幾望』(きぼう)って言うの」 「ふうん、何で次男だと幾望なんだ?」 「うん、二日月のことを幾望って言うんだって。だから」 「ふうん、で何時行くんだ?」 「明日だよ!楽しみだね!俺現世って初めて!」 「そうか・・・」 翌日、一護の義骸が届いた。ちゃんと女の身体だった。 服は、初夏に相応しく、真っ白なワンピースで胸元にオレンジの刺繍糸で小さな花が描かれていた。 「えへへ、似合う?剣八?」 くるり、と回ってみせる一護。 「ああ、良く似合ってんぜ」 「かか様、可愛いです!」 「ほんと!いいなあ!」 「おい、一護」 白が朝月を抱いて現れた。 「あ、にぃに。わぁ、綺麗なワンピースだね!」 白のワンピースは淡いブルーで、やはり胸元に青い刺繍糸で小さな花が描かれていた。 「お揃いだね。嬉しいな!」 白い帽子を被って笑う一護。白の帽子も白い。 「で?どこに行きゃいいんだ?」 「あ、うん。門の所で皆が待ってるよ」 「ふうん、じゃあ、さっさと行って済ませようぜ」 「うん、じゃあ行ってきます!剣八、朔、十六夜。ちゃんと朝月とお留守番しててね」 「「はあい!行ってらっしゃい!かか様」」 「じゃあ、行ってくんな。お前のドレスも見てくるからな」 「あい!行ってらっちゃい!かかたま」 門の前には乱菊をはじめとする女性メンバーが集まっていた。 「おっそいわよー!一護!」 「ごめんなさい、にぃに、あの人が乱菊さんだよ」 「へえ、確かにかか様に毛色が似てるな・・・」 「ね?」 「なに?どうかした?」 「ううん。えと、俺のにぃにで白って言うの」 一護が白を紹介した。 「・・・あー、と、白だ。よろしく・・・?」 「こちらこそ!一護と似てるけど、雰囲気がまるで違うのね」 「そうか?」 「ま!いいわ。早く行きましょ!あたしらの服も買っていいんですって!太っ腹よね〜、浮竹隊長に朽木隊長ってば」 きゃいきゃい、言いながら現世へと降り立つ彼女達を不思議そうに見つめる白がいた。 現世。 「え〜とね、確かここだわ」 と乱菊が入っていったのは、高級なウェデイング関係のお店だった。 「ねぇ、白はどんなのがいいの?」 「あ?何でも良いよ・・・」 「駄目よ!一生に一度のことなのよ!ちゃんと決めなきゃ!」 「う・・、おう」 「ね、一護はどんなのが似合うと思う?」 「えっとね、真っ白なのがいいと思う」 「純白?クリーム系もあるわよ?」 「うん、でもにぃにはきっと純白が似合うと思う」 「白は?」 「じゃ、それで」 「色は純白ね。次はどんなのにするかが問題ね」 「まだあんのか!」 「あったり前よぉ。どれが一番似合うか選ばなきゃね!お色直しもあるしね〜」 「めんどくせえ〜」 「花嫁がそんなこと言わないの!京楽隊長楽しみにしてんだからね!」 「う・・・」 「ほら、白も気に入ったの探しなさいよ?主役はあんたなんだから」 「ああ・・・」 キョロキョロと店の中を見て回る白。 「良いのあった?にぃに?」 一護も十六夜にひよこ色のワンピースと朔に子ども用の礼服を買った。 「ん〜、これなんか綺麗だな」 「あ、うん。にぃにに似合いそうだね、綺麗な青・・・」 「そうか・・」 「こっちの赤は?髪に映えると思うな」 「ん、そうだな」 「なぁに?二人して、何か決まったの?」 「えっとね、この青と赤が良いねって言ってたの」 「あらぁ、ほんとね。ねぇねぇ、じゃあこのオレンジは?」 「いいな、あ、このピンク、朝月にいいかも・・・」 「ローズピンクね。良いわね、どうせならお揃いで作れば?」 「そうだな、なあ、もうこんなもんで良いだろ?」 「そうね。後はウェデイングドレスの形をみましょ?」 「まだあんのかよ・・・」 「だあって、あんたが着るのよ?あんたが選ばないでどうするのよ」 色々な形、フリルが付いたドレスを見て白が、 「俺、こういうバサバサしたヤツはやだな」 「あら、可愛いのに」 「もっとこう、スッとしたのが良いな」 「マーメイドタイプかしら?」 「どんなのだ?」 「これ」 それは、少しタイトでシンプルなタイプのドレスだった。 「ああ、こういうの良いな」 「着てみなさいよ。参考になるわよ」 「ん」 早速試着する白。 「白、ヴェールも付けなさい」 「んー」 シャッとカーテンが開き、白が出てきた。 「わあっ!にぃに凄い綺麗!」 「そ、そうか?」 「ホント!綺麗よ。京楽隊長に見せたら鼻の下伸ばしっぱなしになるわね」 「アイツならそうだろうな」 すっかり仲良くなった白とメンバーたち。 同時刻、瀞霊廷では・・・。 ガー!ガー!と朽木邸でローラースルーゴーゴーで遊ぶ子供達が居た。 やちる、朔、十六夜、朝月、幾望が集まって遊んでいるのだ。 「何をしている・・・?」 「あ!びゃっくんだ!あのね、いっちーとしーちゃんが現世に行ってるからみんなで遊んでるの!」 「何故、現世に?」 「何かドレス見に行くんだって」 「そうか、あまり屋敷で暴れるな・・・」 「うん!」 ドビュンッ!と走り去るやちる。 「いっちゃん!幾望のミルクの時間だよ」 「分かったー」 「お主らでやるのか?」 「うん、かか様から教えてもらったの」 秘密基地でミルクを作って飲ませる十六夜。朔は朝月にミルクをあげる。げっぷをさせておむつを替える。十六夜が二人分さっさと済ませると白哉が、 「手慣れたものだな・・・」 と感心している。 「とと様がお休みの日はかか様起きて来ないから、慣れちゃったの」 何でもない事の様にさらっと言う十六夜。 「そ、そうか・・・」 やや焦る白哉。 「ねー、ねー、いっちゃん!朔!おやつの時間だから次はうっきーのトコ行こうよ!」 「うん分かったぁ!朔にぃ、幾望おんぶして、あたし朝月おんぶするから」 「うん、分かった」 おぶいヒモでおんぶして、 「じゃあね、お邪魔しました!またね、白哉」 「お邪魔しました!朽木隊長!」 ぺこり、とお辞儀する二人。 「まったねー!びゃっくん!」 「ああ、あまり浮竹を疲れさすでないぞ・・・」 「「「はーい!」」」 元気な返事が返ってきた。 「じゃぁ誰が一番に着くか競争しよう!」 「えっ!危ないよ、やち姉。幾望も朝月も居るのに」 朔が言うと、 「あー、そっかぁ。じゃあ歩いて行こ!」 「うん」 雨乾堂。 「うっきー!来ったよー!」 「やあ、草鹿、朔に十六夜も!おや、幾望に朝月も来てくれたのかい」 「うん!おやつちょうだい!」 「はっはっは!良いとも、たくさんあるから好きなのを食べるといい!」 「わーい!いっちゃん!朔!早く食べよう!」 「うん!」 「うん」 おぶいヒモを解いて幾望と朝月を下ろすと、お菓子にパクつく3人。幾望と朝月はまだ食べれないので、浮竹が果物を用意させた。 「美味しいねえ」 「うん!」 「幾望、朝月おいしい?」 「あい!お腹いっぱいでしゅ!」 「あう!」 「そうだね・・・、僕らもお腹いっぱいだ・・・」 くあぁ・・と朔が欠伸をすると皆が欠伸をしはじめ、船を漕ぎ始めた。 「ふふ、眠かったらここにおいで」 浮竹が自分の蒲団をめくった。 「ん〜・・・、いいの?うっきー隊長しんどいでしょ?」 「一緒に寝ればいいさ!俺の腕を枕代わりにしてさ」 にこにこと笑いながら言うので、 「じゃあ、幾望と朝月が中で外があたし達ね。やち姉は?」 「あたしはいいよ。眠くないしね、つるりんと遊んでるー!」 と、飛び出していった。 「元気だねぇ、やち姉は・・・」 「ほんと・・・」 もそもそと、浮竹の蒲団に潜り込む子供達。 幾らもしないうちに寝息が聞こえてきた。 くぅ、すぅ、くぅ、すぅ、ぷぅ、ぷぅ。 と可愛らしい寝息と寝顔に自然と笑顔になる浮竹。 時折、誰かしらの耳がぴるるっと動いては楽しませてくれた。 「ふふ、可愛らしいなぁ・・・」 「隊長、いらっしゃいますか?」 「ああ、静かに頼む・・・」 「はぁ。おや、これはこれは・・・」 「何の用だ?俺は今動けんぞ・・・」 笑いを含んだ声で言うと、 「いえ、結婚式の事で、神父はどしようかと・・・」 「ふむ、京楽は何と言ってる?」 「形だけだから、誰でもいいよ、と」 「あいつは・・・。雀部は?彼は西洋の事には詳しいだろう?やってもらえばいい」 「では、頼んできますね」 「ああ・・・」 「隊長、腕痺れてるんじゃないですか?」 「まあな」 「お大事に」 「はは」 子供達が起きる頃、痺れて何の感覚もなかった浮竹の両腕。 雀部は快諾してくれた。 現世。 「あたしらの服も買えたし、もうそろそろ帰りましょうか?」 「そうしましょ」 少し疲れている白と一護。元気な女性陣。 「元気だな、あんたら・・・」 「まっねー!こんぐらいじゃまだまだよ!」 皆と道を歩いていると後ろから声を掛けられた。 「Mademoiselle!」 「「えっ!」」 全員が驚いて振り返ると帽子を目深に被った白いスーツの男が立っていた。 「mademoiselle,Voulez-vous prendre un the' ensemble?」 全員が無視して行こうとする中、白だけが手の甲を差し出し、 「誘いに乗ってほしかったらこの手に口付けてみろ・・・」 「Avec plaisir」 恭しく白の手を取ると口付けた。 「京楽隊長!なんでここに居るんですか!」 「ん〜?白をお茶に誘うためだよ」 にっこり笑って答える。 「白ちゃんもどうして分かったの?霊圧全然なかったわよ?」 「はん?匂いで分かんじゃねえか」 平然と答える白。なるほどね、と納得する一同。 「じゃあ、僕らはお茶して帰るから」 「おい、朝月どうすんだよ」 「今寝てるよ・・・、ね・・・」 その目に見つめられ、白は何も言えなくなった。 「う・・・」 「あーと、お邪魔虫は消えましょ!ほらほら!」 「ごめーんね?今日はありがとうね。みんな」 「いえいえ。こっちも楽しかったですし!」 「じゃあ、にぃに俺も先に帰ってるね?」 「あ、ああ。一護、朝月頼むな」 「うん!楽しんで来てね!にぃに!」 無邪気に笑う一護。全員で帰る。 「さてと、どこでお茶飲もうか?」 「どこでも?あんたの好きにしろよ。馬鹿春水、夕方までには帰んぞ。朝月が待ってんだかんな」 「は〜い!でも可愛い格好だねぇ。押し倒したくなっちゃうよ」 「ばーか。早く連れてけ。喉渇いた」 「はいはい」 この日は穏やかにお茶だけを楽しんだ二人だった。 近くの喫茶店に入ると、 「白はコーヒーと紅茶、どっちが好きだい?」 「どっちも飲んだことねえよ」 「そうかぁ、じゃあミルクティーが良いね。甘いし、後ケーキも食べようか?」 「けーき?なんだそれ?菓子か?」 「うん、子供達にもお土産で買って行こう」 「まあ、あんたの好きにしてくれよ」 「うん、すいません」 「はい、ご注文お決まりですか?」 「はい、ミルクティーとアメリカンとショートケーキを一つ」 「かしこまりました。少々お待ち下さい」 「なんだ、春水はけーき食べないのか?」 「うん」 「ふうん、春水が頼んだのがこーひー?」 「そうだよ」 「お待たせしました。ミルクティーのお客様は?」 「彼女です、ケーキもね」 「前、失礼いたします」 「アメリカンです、前失礼いたします。では伝票こちらです。ごゆっくりどうぞ」 「白、お砂糖いくつ?」 「いくつぐらいがちょうどいいんだ?」 「2〜3個かな」 「んじゃそれでいい」 「はい」 角砂糖を3つ入れて溶かしてミルクを入れ、混ぜてやる。 「はい、どうぞ」 「ん、あんがと」 こくり、と一口飲む白。 「ん、甘くておいしい」 「よかった、ケーキもお食べよ」 「うん」 そんな二人は店の中で結構な注目の的だったが気付いていなかった。 「ねえ、白。僕らの指輪も買いに行こうか・・・」 「指輪?」 「うん、結婚指輪だよ。サイズも測らなきゃいけないしね」 「良いけど」 喫茶店を後にして装飾品店に足を運ぶ二人。 「どれが良い?白」 「あんたはどれが似合うと思うんだ?」 「そうだなぁ、このシンプルな感じのタイプかな」 それはサファイアが埋め込まれ、銀の所に細かな彫りが施されたモノだった。 「綺麗だな、俺に似合うかな・・・」 「似合うさ、試しにつけてごらんよ」 京楽は店員に白の指のサイズを測ってもらい、同じ指輪を嵌めてみる。 「ほら、良く似合う・・・」 「そうか・・・」 「これに僕らの名前を彫ってもらおう。すいません、この指輪を一対、結婚指輪用にお願いします」 「はい、少々お待ち下さい。お名前をイニシャルでお願いします」 「え〜と、あ、二人ともSだね。StoSでお願いします」 「かしこまりました」 「楽しみだねぇ」 「ん・・・」 「お待たせいたしました。こちらになります。よろしいですか?」 「うん。おいくらです?」 軽く3ケタは超えていた。 「はいはい、数えてね」 と現金で出す京楽に驚く店員。 「もう持って帰っていいよね?」 「はっ!はい!ありがとうございます!またのお越しを!」 「バイバイ、ありがとうね」 小さな箱を大切そうに抱える白が可愛い。 「なあ、朝月はまだケーキとか食えねえから。一護んとこだけで良いんじゃねえかな」 「ん?お土産かい?そうだねぇ、じゃあ朝月には果物を買って帰ろうか」 「そうだな。リンゴが好きだな、朝月は」 「じゃあ、買いに行こう」 「ん・・」 ケーキ屋によりケーキを1ホール買い、八百屋でリンゴを5つ、オレンジを3つ買って瀞霊廷に帰る二人。 十一番隊、隊舎。 「一護ー!居るかー!」 「にぃに!お帰り!楽しかった?」 「まあな、それでコレな、お前んとこに土産だ。ケーキだってよ。ガキと食えよ」 「わあ!ありがと!朝月、いい子だったって。浮竹さんの所でお昼寝してたよ」 一護の腕の中の娘を受け取り、 「そうか、土産忘れたな・・・。まあいいか」 まだ眠っている朝月を抱いて屋敷に帰る白。 「ただいま」 「おっかえり!」 「静かにしろよ、まだ寝てる・・・」 「あ・・・、ごめん・・、泣かなかった?」 「みたいだな、浮竹のトコで昼寝してたってよ」 「そう、明日お礼言っとくよ」 「んー、そうだな」 「白・・・」 「ん?」 顔をあげるとちゅ、と触れるだけのキスをされた。 「な、な・・・」 「ああ、幸せだねぇ・・・」 「う。ん・・・」 居間で二人で座って朝月の寝顔を見ていると今度は白からキスをした。 ちゅ、ちゅ、と繰り返す二人。その内目を覚ました朝月。 「かかたま、ととたまとなかよし」 「あ、起きたか?」 「あい、おかえりなしゃい」 「ただいま、いい子だったんだってな朝月」 「あい、泣かなかったよ!」 「いい子だねぇ、お土産だよ。リンゴとオレンジ!」 「わあ!あしゃちゅきの好きなものばかり!わあい!わあい!」 「今日は、お風呂入って寝ようか・・・」 「そうだな」 「あしゃちゅきも!」 3人でお風呂に入って一緒に眠る。 式は3日後に迫り、白と京楽が大体の流れを聞いて後は本番を迎えるのみとなった。 第16話へ続く 09/05/05作 色々と甘い二人になりました。次は結婚本番ですか。うろ覚えですので生暖かい目で見て下さると助かります。 フランス語ん所、修正しました。ご指摘下さったプシュケさん大変助かりました!ありがとうございます! |
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