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オーバーヒート

2011/07/01 Fri
m25


!注意

ジェネラル×オズワルドで節電小話。
しかし、出てくるのはオズさんとルガールだけです。
オズさんが大変むっつり駄目紳士ですが、節電は無理せず計画的に。


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「随分、顔色が悪いな」

休憩室にふらりと入ってきたオズワルドの顔を見るなり、ルガールは思った事をそのまま口に出した。
事実、豪快大雑把の権化であるルガールでさえ、心配そうに声を掛けてしまうほど、オズワルドの顔色は悪かった。
ルガール運送の頼れる仕分け人、オズワルドは高齢ながら、自己管理のしっかりした人物だ。
クリザリッドあたりが顔色を悪くしていたら、どうせ夜遅くまで恋人といちゃいちゃいちゃいちゃ(ryしていたのだろうとパルパルする所だが、オズワルドが、と言うなれば話は変わってくる。
オズワルドも大概恋人―――所謂最強の尖兵の事だが――馬鹿ではあるものの、度し難いほどの馬鹿ではなかったはずだ。

「ああ、すみません。なにか手落ちがありましたか?」

軽くこめかみを長い指で押さえながら、ケトルで湯を沸かし、自分用のアイスティーを作るオズワルドが応じた。
冷たい缶コーヒーを持った手で、オズワルドを隣に誘い、その顔色を指摘した。

「寝不足なんじゃないのか? 仕事は何時も通り見事なものだが、サングラスの上からでもクマがわかるぞ」

ルガールは己の目元をちょいちょいと指先で指し示して、ウィンクして見せる。
指摘されたオズワルドは、力無く納得したように頷いて、ルガールの座るソファに腰を落ちつけた。

「確かに最近、寝不足ですがね。――…この通りの暑さでしょう? 夜も大分、寝難いんですよ」
「おいおい、幾ら節電とはいえ、体調を崩すようでは本末転倒だろう」
「ええ、まぁ。それもそうなんですが…」

珍しく歯切れの悪いオズワルドにルガールが首を捻った。

「まさか、節約か?」
「給料を払っている側が言うことですか」
「経理はほとんどアデル任せだからな。私の財布も握られている」
「……若の苦労がしのばれますね」

何時も通りのルガール節に軽く突っ込むも、やはり口調に力が足りなかった。
静かにアイスティーを飲むオズワルドの横顔はいつも以上に痩せて見える。

「では、どうした? エアコンを稼動させれば良いだけだろう?」

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