QLOOK?A?N?Z?X????

カタストロフィ

2010/08/27 Fri
m25


!注意


神オロチ×イグのん前提の神オロチ←オニワルド(片思い)
神オロチの軸がぶれてる挙句、酷い人でキャラが別人臭。
うっすらとオロオニ強姦描写有り。見方によってはバッドエンドかも。
神オロチとオニさんの性格は某門番大会ベース。


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彼に初めて会ったのは、もう随分、前のことになる。

その頃の私には知名度もなく、分かり易い華やかにも欠けていたため、
初戦で敗退するだろうと多くの観客に思われていた。
無論、観客に限らず他の参加者にとってもそうだたったのだろう。
艶やかな技があるわけではなし、混沌を抱えているわけでもない。
自分の抱えている力は知っていたが、それが万人に理解出来る類いのものでもないとも知っていた。
力は試合で示せば良い、その程度の認識でしかなかった。

ただ、あの男――…自らを神と称するオロチだけは最初からこちらだけを見ていたのを覚えている。
他に強い人など幾らでも居ますよ、と冗談交じりの視線で返してもその目は逸らされることはなかった。
その強い眼差しが、自棄に記憶に残っている。
最初からあんなにも分かり易い態度を示したオロチを、意外に思いこそすれ、嫌な気分はしなかった。
むしろ、ネームバリューだけでなく、外見を見透かす実力もあるのだとその時考えを改めた。
今思えば一番初めに彼を意識したのはあれだったのだろうと思う。

次に意識したのは彼の試合を見た時。
光の渦が心地良く、眩いほどの彼は確かに神と呼ぶにふさわしい姿だった。
戦うことで地位を築くこのランクにあって、強敵を見つけることは何より嬉しいことだ。
彼と戦う事が出来れば、自分も全力を出そう。と心に決めた。
元から手を抜く心算などなかったが、それでもそう改めて決意するほどにオロチは強かった。

だから、トーナメント表が発表されても、私は落胆しなかった。
彼とは決勝でしか戦えない組み合わせだったが、彼も、私も、負けるとは思えなかった。
―――…後から考えると、負けて欲しくなかった、と言う方が正しい気もするが。


そして、当然のようにオロチと私――オニワルドは決勝の舞台で再会した。


「オニワルド、どうかしたのか」
「――…ああ、いえ。なんでもありませんよ」

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