オロチ様が見てる
2010/11/04 Thu
m25
!注意
グスゲニ小話。
メタ&ささやかなNL描写あり、ギャグ。
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唇を合わせると同時にグスタフはゲーニッツの体躯を寝台へと押し倒した。
シーツが波を打ち、二人分の体重を受け止めてマットが沈む。
左腕をゲーニッツの耳の隣へとついて、右手で生え揃った髭を撫でると、甘い声が咽喉を震わせた。
低く、よく響く声をすべて独占しているのだと自覚すれば、下腹部に熱が溜まる。
性急に進めてはいけないと理解しながらも、口づけの角度を変えるだけで身を捩るゲーニッツを更に追い詰めたくて仕方がない。
顎髭を撫でて、首筋に触れると、普段は冷たい肌が熱を持っていた。
けれど、それに直ぐ気付ない程度には、グスタフの指先も熱くなっている。
ともすれば、震えてしまいそうになる指先で、胸元に光る金色の留め具を外す。
小さな金音を厭うように、ゲーニッツに手首を掴まれ、グスタフは動きを止めた。
「祭祀様……」
促すように声を吹き込んで、唇に吸い付いて先への許しを請う。
無論、拒絶されたなら手を引くつもりではいる。
自分の欲を解消したいから、不敬を承知で迫っているのではない。
「………後悔、しますよ?」
「どのような処罰も受ける所存です」
「………、……私は止めましたからね」
ゲーニッツの指先が手首を下り、シーツへと落ちていく。
それを咄嗟に掬うと、グスタフは恭しく指の節へ唇を乗せた。
忠誠を誓うように瞳を細めて、敬愛するゲーニッツの肌へ触れ、僅かに舌で節の山を撫でる。
指先を微かに揺らしたゲーニッツは強い眼差しでグスタフを睨みつけた後、キスを振り払うようにして視線を背けた。
ゲーニッツなりの照れ隠しを小さく笑い、グスタフは詰襟をゆっくりと解いていく。
厚い生地で作られている法衣を傷つけぬように、細心の注意を払いながら、指を滑らせる。
張りのある首筋が露わになり、緊張しているのか喉仏が緩やかに上下した。
思わず噛みつかなかったのは、理性の賜物だと思いたい。
既に下肢は熱く、浅ましい熱を持ち、瞬きすら忘れて見入る。
スル、と青の法衣の下へ手を差し込み、ゲーニッツの前を割った。
インナーの色は清潔な白、丸首の襟は機能性重視なのかもしれない。
たっぷりとした裾は長く、上背のあるゲーニッツが着ても大分余裕があった。
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