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君の瞳に乾杯

2010/10/17 Sun
m25



「…?」

訝しげにジェネラルの顔を覗き込めば、深い色の青眼は閉じられ、酒に塗れた唇は薄く開いていた。
背に回した手が、穏やかな寝息を感じ取り、オズワルドはこれ以上ないほど深い溜息を吐いた。
任務明けの疲れた身体に酒を入れたのだ。それは眠くもなるだろう。
ジェネラルとて休息も睡眠も必要な人の身なのだ。決して責めるようなことではない。
そう何度も心中で呟くも、オズワルドの頬には朱が差し、暖められた身体からは湯気が出そうだった。

「―――こうなるのが嫌なんですよ…ッ!」

既に幾夜も経験した酒席の終わり方に、オズワルドは片手で目元を覆った。
悔し紛れに目の前の金髪を引っ張ると、そのままジェネラル諸共ソファに沈み込む。
掠れた声での怒声は小さく掠れていて、ジェネラルの眠りを妨げることはなかった。
結局、オズワルドはジェネラルの寝息をBGMに、そのままソファで不貞寝を決め込むことになったのだった。



翌日、昨夜の記憶を飛ばしたジェネラルからソファで寝ていた理由を尋ねられ、オズワルドが何と説明したかは当事者たちのみが知る。

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[Serene Bach 2.23R]