椎名柚子 | ||
「せ、先輩……こっち、見ないでください……」 「どうして?」 「だ、だって……」 「さっきの『なんでもする』って言う言葉は嘘だったの?」 「ううっ……」 その言葉で柚子ちゃんは観念したように、まな板と向き合う。 「おー、かわいいおしり」 「やぁ〜!」 途端に柚子ちゃんはお尻を隠す仕草を見せた。 「先輩の、エッチ!」 「おお。俺はエッチだ。だから大好きな柚子ちゃんのエッチな姿をもっともっと見たいんだ」 「うううっ……」 柚子ちゃんは耳元まで真っ赤になりながら、うっすらと目に涙を浮かべてまな板と向き合う。 「こんな格好、恥ずかしいよぉ……」 その仕草はまるで、俺を誘っているかのようなかわいらしいものであった。 |
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兎時満月さん |