皆様こんばんは。お元気ですか?夏バテしていませんか?
夏バテはしないけどもうこの暑さに負けてしまいそうです。
夜寝苦しいせいで背中が痛いwww
来週もクーラーの利く部屋に避難しようと思います。
さて、みやももスレの流れが真夏のみやもも祭りだったのでちょっと悪ふざけしてみました。エラー出そうなので全文掲載。
ダ・カーポも一応書き終わりましたので、もし涼しくて出来そうだったら次のお休みの時に更新しようと思います。
お墓参りもしなければならない。
23日はピンクレLIVE行くしなぁ。それまでにはなんとか。
気になる方はみやももWikiに最後までのっけてきましたんで、先にそっちで読んで貰って構いませんw
でもってリゾスレのログもチャットのログもやってないや・・・つらみ。
書いてる途中のも一杯だし。まだ7月なのに馬鹿みたいなこの暑さがいけないんや・・・
安定のエロ差は保証できますが、道具は邪道!派な方はまあ、スルーしていただければと思います。
ざっくりあらすじを表現すると、ももちゃんの騎乗位練習からのみやもも対面座位のお話です(おい)
自由に書きました。大体13000字なので一気に読めるかと。
それにしても・・・・これは酷い
真面目からネタギャグのテンションの落差をお楽しみ下さい。
・・・・みやももスレ住民の人は子作り大作戦!?も支部のみやもも漫画も実は私が並行して書いてるなんて思ってないんだろうなぁwww(遠い目)
1つに夢中になるともう1つの更新が止まるのはいつも通りです。
同時編集できなくて本当すいません。
剃毛みやももと君のシリーズ、実は書いてるの同じ人ですよ?とはそっと教えておきましたが・・・
沢山のみやもも住人を欺けた翻弄出来てたことにちょっと快感を感じました。
ダ・カーポに縦読みギミックがあるよってヒントを書く前に気づいてくれた人が居て嬉しかったです。
それにしても…イゴーさん変態かよ。
うん、知ってた!な方だけお進みください。
それではどうぞ
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毎日飽きもせずに顔を出す太陽を嫌うかのようにぴったりと窓と遮光カーテンがしめきられた一室。
数多のアイドルを志した者の中で「ももち」というゆるキャラ的な肩書きを持つ嗣永桃子の部屋だ。
彼女をよく知る者にとっては周知の事実だが、家での桃子は気が付けばバスタオルを溜め込んだり、
普段はあれだけ隠し通しているおでこと眉毛を、前髪が邪魔と言いつつ縛って出していたり、
休日ともなればお昼過ぎまで平気で寝ていたり、お気に入りの推理小説やら雑学本を読み耽ったり、
普通の人が家ではリラックスするように、基本的にインドア派な桃子も、気を抜いてだらけている。
しかし、部屋の中で明かりは一切灯さず、今日の桃子は枕を前にして一人ぶつぶつと呟いていた。
「やるべきかやらないべきか…。いややってみた方が良いよね。ああ、でも…」
彼女は今日は比較的少なめに予定された一日の仕事を終え、少し疲れた体で部屋に戻ってきた。
ズボラだと口では言いつつも昔からの習慣もあって基本的には綺麗好きな彼女の事。
戻ってきて早々お風呂に入り体を清め、今の姿は下着の上にピンク色の大き目のTシャツを羽織っただけの格好だ。
普段の彼女であれば早々にご飯を食べて寝る準備を整えたらさっさとくつろいで、
本を読むのにも飽きたら明日の仕事の為にもあっという間に眠りに就くはずなのだが、今日はいつもと様子が違う。
一体全体、趣味の一つともいえる程には睡眠と読書が大好きな桃子に何があったのだろうか?
その理由を知るためには、三日前まで遡る必要がある。
おっと、今度は桃子が枕を抱きしめ始めた。
急いで桃子の過去を振り返ってからこちらに戻るとしよう。
三日前の深夜。
やはりその日も桃子は予定された全ての仕事を終えて、疲れた体で自室に戻ってきた。
しかし今日と違うのは、恋人である夏焼雅が待っていて、抱きしめて出迎えてくれた事だ。
「もも、おかえり。お疲れ様。ん?…ちょっと疲れてない?お腹は?」
「ただいま、みやー。大丈夫、そんなに疲れてないよ。ご飯もしっかり食べて来たし」
実際その日は日付が変わってからの帰宅で相変わらずの激務に追われ、
桃子はすぐにでも寝てしまいたい程には大層疲れていたが、嘘をついたのには理由がある。
桃子の恋人である雅は、桃子の事をとても思いやっている。
桃子が疲れていると言えば、折角の恋人同士の夜だというのにもかかわらず、
底無しの優しさとテンションが服を着て歩いているような雅の事だ。何もせずに眠りにつくであろう。
一緒のベッドで、肩を寄せ合って、おやすみのキスを交わして、
安心しきった桃子が眠りにつくまで優しく頭を撫でてくれる。
ただそれだけでも十分過ぎる程に幸せな事には変わりはないが、この日の桃子は雅と寝たかった。
勿論、性的な意味でだ。
だから桃子は雅に久し振りに嘘をついた。
雅は桃子の嘘をなんとなく見抜いていたが、
桃子の次のスケジュールはお昼過ぎまででも寝ていられる折角のお休みの日だ。
嘘をつく理由さえも見抜いていた為に、桃子の嘘には気付かないふりをした。
おそらく、彼女も桃子と寝たかったからに違いない。
それにきっと、大好きな恋人が自分と寝たいと思っていてくれるのは嬉しいのだろう。
「そう。なら良かった。あ、お風呂沸かしておいたけど」
「わぁ、ありがとう!えっと、それじゃもも、お風呂入ってくるから。…待ってて?」
「うん。ゆっくりしておいで」
桃子は雅の頬にキスをして、浴室へと向かった。
お風呂で桃子は頭を洗い、体を洗い、適温の湯船にゆったりと浸かり、そして最後にムダ毛の処理をした。
元より体毛は処理を重ねた結果、整えている方ではあるのだが、これから世界一愛しい恋人と体を重ねるのだ。
少しでも綺麗な姿を見て欲しいという乙女心だ。
なんといっても魔法でも使ってるのか何だか知らないが、
雅は腕や脚、脇等無駄な部分に体毛は一切生えておらず、
全身を永久脱毛済みかのようにそれはもうつるっつるのすべすべなのだ。
二の腕や太ももどころか全身が、桃子の手にそれはそれは吸い付くかのようにもちもちももちしている。
と言っても太いという意味ではない。桃子にとってずっと触れていたい程極上の触り心地なんだそうだ。
その上冗談でもなく、うぶ毛的な毛穴すらも殆ど見えないのだから。
なんでも本人も何時になったら無駄毛が生えてくるのかすらも分からないらしく、無毛症、なんだそうだ。
普段処理してるのは顔のうぶ毛と鼻毛位?とかってサラッと言われた。なにそれ羨ましい。
ともかくそんな浮世離れした相手に剃り残しを発見されるわけにはいかない。
そんな事実も知らずに雅に全て剃られた上に初めてを捧げた事があったのは……良き思い出だ。
桃子はあの日ここで雅にされた以上に。とても念入りに、カミソリを滑らせた。
桃子がお風呂から上がり、桃子の部屋へと落ち着くと、
待ちきれないように互いに触れて、口付けを交わしながら二人はベッドに倒れ込んだ。
桃子と雅は、あれから季節を五巡する位の期間は、想いを通じ合わせていた。
そして結局、恋人同士が行き着く先は、夜の交わりである。
二人はマンネリなどというものは全く感じていなかったが、気力も体力も充実し好奇心旺盛なお年頃。
雅のそっち方向にはやけに詳しく義を重んじ口が堅い貴重な友人達から与えられる知識も相まってか、
それはそれは初心だった二人も年を取るごとに色々な事に興味を注ぎ、実行していた。
名実共に大人となった今、二人がハマっているものは、まあ、良くある挑戦というかプレイの一環だ。
更に遡って三年前のある日の事。
酔ってるんじゃないかって程、嫌な予感がする位やたらハイテンションな雅が、
「ジャーン!見て!もも!興味本位ってかさ。つい買って来ちゃったんだけど…どうする?」
と言って照れながらも冗談半分に笑いつつ開けた箱の中身は。
可愛らしいピンク色に染色され、V字型に曲がった所謂双頭ディルドーと呼ばれるものだった。
酔っ払ったみやじゃないんだから、「わあ!綺麗な色だね!みやにも可愛いももにも似合いそう!」
だなんて詳しい知識が無くたってそんな事を言うと思ったら大間違いだ。
お高いのか意外と重量感もあって芯はあるのに柔らかくて滑らかでなんだか芸術的な形ではあったものの、
初めてお目にかかるその圧倒的な存在感に目が丸くなった。
それでもその用法と雅の意図を悟り10秒程フリーズした後、
耳まで真っ赤になったのは言うまでもない。
馬鹿じゃないの!どっちが使うつもりで買って来たの!?と一方的に喧嘩したものの。
道具なんて無くても段々と心も体も雅に餌付けされてしまったせいなのか二時間後には仲直りしていた。
それでもいざ使ってみよう、と桃子が思うようになるのにはそれから三年も掛かった。
初めて使った時はそれはそれはもう。いつもと違って勝手も分からないし互いに手探り状態で。
いざ使う前にじっくり解しとこうって交互に三戦もしてたし、流石に大丈夫だろうと思ってたが甘かった。
慣れるまでの間、雅には二度と使わせるものかと思った程には苦しくて痛かったし、
動きのコツが掴めなくて抜けたり入れたりを繰り返す程にはお互い下手くそだった。
それでも何度も繰り返す内にみっともない程にお互いを求め合って、
全てを捧げて愛し合えたという満足感でいつしか一杯になっていた。
桃子が入浴をしている間に雅は自身の体に本来ならば有り得ない例のピンク色の疑似男性器を装着し、
これからの行為のために準備をしていた。
はやる気持ちを抑え丁寧に愛撫した桃子の体をその準備したもので、優しく強く貫く。
繋がっている事で相手の動きに合わせるかの如く互いに快感を得て、喘ぐ。
室内には二人の喘ぎ声と、結合部から漏れる体液の音が響き渡っていた。
ふと雅が何を思ったのか、小さな桃子の体を持ち上げ、自分の上に乗せた。
これは知る人ぞ知るッ……!なんてことはなく、女性上位のものでは一番有名な体位、騎乗位だ。
雅は寝そべったまま桃子と両手をがっちり握り、微笑むと自身が動くのをやめた。
口では言わずとも、桃子は雅が何を言いたいのかを理解した。
その気持ちに応えるために、なんとか腰を振って、動き出してみる。
が、しかし。
桃子は自分が上に乗って動くのに慣れていなかった。なにしろ初めて上に乗せられたのだから。
動作はぎこちなく、幾度もためらうように動きが止まる。
どうしたら良いのかと試行錯誤するも、動きに集中し過ぎて快感を感じるのは二の次になっていた。
しばらくして、雅は何も言わず、正常位になるようにそっと桃子を押し倒すと、
優しくそして深く桃子に何度も口付けて、また自ら動き始めた。
雅の動きで二人同時に果てた後は抱き合って、心地良い眠りについた。
雅は、この事について桃子に何も言わなかった。
上手く動けなかった事を責めるなんて事はなかったし、勿論からかったりもしなかった。
それどころか、この上なく優しく甘やかして愛してくれた。
ただ、桃子は自分を許せなかった。
雅が求めたものに応える事が出来ず、気を遣わせた。
そんな自分が心底情けなかった。
出来る事ならば、雅の求めるものは全て与えたい。
更に言えば、努力次第で何でもこなせてしまうと思い込んで生きている自分に、
雅の期待に応えられなかった事が、下手なものがあるというのが、嫌だった。
桃子は何度も考えてみたが、やっぱり雅を喜ばせたいという気持ちに変わりはなかった。
雅はきっと、桃子が自分の上でいやらしく腰を動かしながら雅を求め喘ぐ姿が見たかったのだろう。
しかし、桃子はそれをする事が出来なかった。
それを実現するためにはどうすれば良いのか。
そう、練習だ。
何であっても練習し学習し身体が記憶しなければ人は上手くなんてなれないのだ。
そしてまさに今。
桃子は騎乗位の練習をどうやってやれば良いのか考えた結果、
とりあえず同じ体勢で腰を動かしてみようと思った。
その練習相手に選んだものが、今目の前にある、枕だ。
「これは、練習。練習なんだから。みやを気持ちよくさせるためにする練習。
だから枕にももが跨っててもおかしくない。うん、全然おかしくない。
今だけはこの枕はみや。みやなんだから」
ぶつぶつと自分への言い訳をしつつ、ついに思い切ったのか桃子が枕の上に跨った。
一度、二度。
桃子の腰が、揺れる。
「……んー?ちょっと、高さが足りないのかも…」
あるべき場所に置いてあるもう一つの枕に手を伸ばし、重ねる。
その枕は普段泊まりに来たときに雅が使っているもので、それを意識した途端、桃子の顔が赤くなった。
まるでみやのお腹の上にって言うより顔の上に乗ってるみたいなんじゃ……と。
だが、他に丁度良いものがないのだ。
仕方ない、仕方ないんだからと繰り返しながら、桃子は重ねた二つの枕の上に乗る。
動き出す前に、呼吸と体勢を一旦整える。
この前の晩を思い出し、背を少し反らし気味にして胸を突き出し、両手は枕の中心に。
「よ、良し。取り敢えず形はこれで。ともかくやって、みないと」
他人には見せられない―秘密の特訓―桃子の騎乗位の練習が、今、静かに始まった。
体重をかけ過ぎず体が枕に少し沈みこむくらいの状態で、桃子は腰を動かしてみた。
前後に軽く、いち、にぃ、さん。
「こう、で良いのかな…?」
その動きはぎこちなく、残念ながら桃子が思い描く雅の様ないやらしいものとは異なっている。
まるで得意な跳び箱を失敗して乗り上げた時、高い所から降りようとする動きのようだった。
何かが違う、と思いつつも研究熱心な所がある桃子は練習を簡単に止めたりはしない。
枕がずれないように時折手で抑えながら、少しずつ、少しずつ腰を振る。
正気に戻りそうになると自分は何をしているんだろうと呆れた気持ちになるが、これも全て恋人のため。
全ては愛おしいみやを喜ばせる為なんだからと自分自身を励ます。
雅を快感に導く事を脳に描き何度も腰を振るってみせるが、一向に上達の兆しは見えてこない。
「んー、何が違うのかな……」
コツが分からないまま、桃子は練習を続ける。
改善する方法が分からず無闇やたらに動き続けても、良くなるわけがない。
それでも桃子が取れる方法は、動くことしかないのだ。
試行錯誤しながらも知らず知らずのうちに、その動きは少しずつ激しいものへと変わっていった。
桃子の動きは良くなってはいない。
しかし、動きは最初に比べ激しくなっている。
ベッドはぎしぎしと軋み、シーツや枕からは衣擦れの音がする。
枕との摩擦で大き目のショーツが引っ張られ、次第に少しだけ桃子の秘部に食い込んでいく。
「あれ…?」
桃子は、自身の体に起こる変化に気が付いた。
「これ、何か…」
くどいようだが桃子の動きは何一つ変わっていない。
では体に起こった変化とは一体何だろうか。
騎乗位の動きという事で桃子は腰の動きにばかり意識を集中していたが、
枕に跨り腰を動かすという事は、当然、柔かい枕と言えども秘部が少しずつこすれる事になる。
そのうえ、頭の中に思い描いているものはついこの前の雅との夜。
激しく絡み合い、何度も愛し合い、お互いに快感を得た夜だ。
無意識のうちに、自然といやらしい気分にはなっていたのだろう。
「ん…、あ、れ………あっ…」
ぎしぎしぎしぎし。
本来の目的とは異なる目的を見つけてしまい、桃子は未だ下手くそな腰使いで、枕に感じる部分をこすりつける。
今は腰の動きよりも、秘所に意識を集中している。
「んっ…ゃ」
「もも?何してんの?」
「ぴゃぁっ!?」
桃子は集中し過ぎていて気付かなかった。
いつの間にか、一人きりの空間が壊され他の者が室内へ侵入していた事に。
声をかけられた瞬間桃子は動きを止めた。
いや、止めたというよりは驚いて固まってしまったという方が正しいだろう。
ドキドキする心臓を抑えゆっくりと振り返り、声の主が誰であるかを確認した。
「返事、なかったから居ないのかと思った。もー、アイス冷凍庫に入れちゃったじゃん。
てかもう外も真っ暗なんだけど。いい加減電気付けるよ?
……ん?送風!?ちょっと、ももさん。節約するのも良いけどせめて28度でしょ。
ももがそんなに汗かかないからってあり得ないんですけど。暑過ぎるし、エアコンも冷房にするからね」
桃子に声をかけた者の正体は、今まさに想像に出ていた夏焼雅だ。
家に来るなり自然と桃子の世話を焼き始めるのはもう習慣と言っても過言ではない。
一瞬でも桃子の痴態を見たというのにその表情はいつも通りで、混乱してしまった。
「ちょっとみや、ど、どうして、ってか今日来るって言ってたっけ?」
「いや、なんか、この後深夜収録だし暫く空き時間あったから、勿体なくて。
……ちょっとだけで良いからももに会いたいなぁって思っただけ、なんだけど」
そう言いつつ、少しでも暑さを逃がそうと胸元をパタパタとさせながら雅は桃子の方へと歩を進める。
桃子は雅の動きに合わせて首を動かす。
桃子のちょうど真横で、雅は立ち止まった。
今の自分の状況を何か言い訳しなければと思うが、桃子の口からは何も言葉が出てこない。
恋人だとは言えども練習というか自慰を見られてしまった事で、気が動転してしまっているのだ。
心臓は早い。
自然と呼吸も早くなる。
どうしよう。
どうするべきか。
どうしたら良いか分からない。
桃子の脳内は何か答えを導き出そうと頑張るが、残念な事に。
こんな時に限って何も思い浮かばない。
今、ベッドの上に、重ねた枕の上に座っている桃子と、その横に立つ雅の目線は同じ位の高さだ。
その視線を外さないまま、雅は、ふっ、と笑った。
桃子に戦慄が走る。
が、雅の発した言葉は桃子を苦しめるものではなかった。
「もしかして……騎乗位の練習してたの?」
なんと、桃子のやっていた行為を当ててみせたのだ。
いや、正確に言えば桃子は騎乗位の練習を放棄して、
途中から自慰に耽り始めていたのだが、もともとの目的はそれだ。
雅の言っている事は、間違ってはいない。
「え、あ、そう、そう!練習してたの!」
自慰をしていると思われなかった事で桃子は安心し、勢い良く言い放つ。
しかし、自慰をしていたと思われなくても、
恋人に騎乗位の練習をしていたと思われるのも如何なものかと答えた後で桃子は思う。
「見てるから。動いてみな?」
「えっ」
「うまく動けないんでしょ?人に見てもらった方が上達早いよ」
桃子としては雅に内緒で上手くなりたかったのに。
いや、雅に限らず誰にも知られたくなかったが、時間を巻き戻す事は出来ない。
そもそも社交的な雅と違って、人付き合いが狭い桃子がいきなり実戦で上手くなっていたとしたら、
雅が間違いなく疑いの眼差しを桃子の少ない友人達に向ける事になるということは微塵も思っていない。
確かに何か物事を上手くなろうとする時、良い師がいると上達も早いもので。
そもそも桃子にえっちな事を一から十まで教えてくれたのは目の前の雅自身だ。
自分ではもうこれ以上どうしたら上手くなるかも良く分からないし、
ここはいっそ指導して貰うのも悪くはないのではないか。
何より雅の望む動きが出来たらきっと桃子もあれこれ悩まずに済むのだから。
そう、これは言うなればダンスと一緒。雅とのプライベートレッスンだ。
桃子は、覚悟を決めた。
「……分かった。じゃあ、見てて、よ?」
「任せて!」
雅は自信満々に、拳で胸を叩いた。
それはいつぞやの、みやが剃ろうかと言った時のように。とても良い、笑顔だった。
外はみやが言うように、ようやく空が暗くなった頃だろうか。
真夏の太陽から逃れて備え付けられた機械から吹く風が涼しいと感じられるようになるまでまだ暫くかかる。
地上は順調に熱帯夜に向かっていって、桃子の部屋では似合わない行いが繰り広げられていた。
だって、愛に満ち溢れた騎乗位のセックスを行っているわけではない。
騎乗位の、練習をしているのだから。
「じゃあまずはどこが悪いのか見つけるから、動いてみて?」
「うん」
恥ずかしさは若干あるが、教えて貰うと決めた以上拒否するわけにはいかない。
桃子は素直に応じ、先ほどと同じように腰を動かしてみた。
またしてもベッドが軋み、音が鳴る。
けれど、今はいやらしいものに見えないのは指南役が現れたからだろうか。
その指南役である雅は桃子の動きをじっと見ている。
前から横から後ろから。
見る方向を変え、真剣に桃子の悪いところを探す。
もう良いかなと思い桃子は一度動きを止めたが、雅が「続けて」と言うので、すぐに動きを再開した。
桃子は雅の前でずっと、腰を振り続けている。
「あれなんだよね、今の動きだと腰をただ前後に動かしてるだけだからさ。
もものお尻ごとって言うか、その、尾てい骨を滑らせるように後ろに引く感じでくっと」
「こ、こう?」
「あー違う違う、こう、こんな感じで」
雅の手が桃子の腰にまわる。
そしてその手が桃子の体を動かす。
まるでスポーツ選手に正しいフォームを教えるように、雅は桃子に正しい腰の動かし方を教える。
桃子は戸惑ってはいたが、熱の籠った直接的指導の甲斐があってか、なんとなくコツが掴めてきた。
「どう?なんとなく分かった?」
「…うん、多分」
「それじゃあ手ぇ放すから、姿勢を崩さないようにして。一人でやってみて?
肩の力は出来るだけ抜いて。そう。……ももの体重位掛かったって、みやなら大丈夫だから」
会話だけ聞いていると、まるで初めて自転車に乗るときの訓練のようだ。
だがしかし今雅が指導しているのはダンスでもスポーツでも自転車の乗り方でもなくて、
紛れも無く騎乗位の腰の動かし方なのだ。
桃子は少しでも上手くなろうと雅に従う。
雅の手を放れ、一人で腰を動かしてみる。
「うん、そうそう。良くなってきた。
そう、たまに強弱だとか回転もつけるとももの方も気持ち良くなると思う」
「こんな、感じ?」
「……やれば出来るじゃない。流石もも。飲み込み早いじゃん」
「えっと。その…ありがと」
雅の指導により、桃子の動きは格段と良くなった。
ぎこちなさは消え、滑らかな動きになった。
桃子は良い子良い子と頭を撫でられて褒められても思い上がる事はなく、
雅に教えて貰ったとおりに腰とお尻を振り続ける。
「うん、良い感じ。あとはまあ、慣れだけだと思うから。
……今日はもう無理だけど。後で二人で繰り返し頑張ろうね?」
「えっ、もう行っちゃうの?」
「ごめんね、もも。二時間だけって抜けて来てたから。それに。これ以上見てたら我慢出来そうにないし。
再集合に遅れたらマネージャーと二人に、……なによりももに怒られちゃうし?」
そう言うとくすっ、と笑って顔を近づけてくる。
重なり合う唇と舌がお互いの興奮を分け与える様に深く絡み合いかけて、
同時に、枕の上に置いたままの両手を絡めとる様に上からギュッと握られる。
名残惜しそうにそっと離れるとそのまま雅は桃子を腕一杯に抱きしめた。
「……行ってらっしゃい、みや」
「ん、行ってきます。……一人でえっちな事しちゃうももの事も、みやは大好きだよ?」
やっぱり気付いていたのかと、囁かれながら耳朶に口付けられて真っ赤になった桃子を一人残し、
十分充電したから頑張って来るね、と雅は再び颯爽と残りのお仕事へと出かけて行った。
外は暗くなり始めたとは言えまだまだ暑いはずなのに、雅は心地良い気分で満たされていた。
一時解散した時よりも生き生きとした顔をして臨んだ多くの現場仕事は日付を超えるものであったが、
関係者も唸る程には雅の良さが発揮され、自然体でとても良い仕上がりとなっていたのは言うまでも無かった。
一人きりになった部屋で、変わらず桃子は腰を振る。
以前とは違う、とても良くなった動きで。
「我慢してたけど、もう、限界…」
雅の前では真面目に練習をしていた桃子だが、練習と称しながらも、しっかりと感じていたのである。
しかしそれをこれからまた仕事があるからと言う雅に悟られるわけにはいかない。
いや、最終的には何もかもバレバレだったみたいだけれども。
平気な顔を装ってはいたけれど、雅に見られ別れ際の甘いキスまでされて体の方は限界に近付いていた。
「ん、はぁ、ふぁっ」
こすこすこす、ぎしぎしぎし。
相も変わらずベッドは軋み、衣擦れの音は鳴り響く。
指導の甲斐もあり、桃子の動きはただ前後するものから、
しっかりと秘部を枕に押し付け擦る様な、ねだる様な動きに変わっていた。
それが余計に桃子の体を昂らせる結果になったのだ。
桃子は気付いているのだろうか。
自分のショーツが既にねっとりと粘ついている事に。
そこから染み出して、枕のカバーを汚してしまっている事に。
どちらにせよ、桃子は変わらず快感を求めて腰を振る。
「あっ、これ、だめ…」
幾度もの摩擦により桃子の秘芯はしっかりと膨れ上がっていた。
小さめでも敏感なクリトリスに、ショーツ越しの刺激は強すぎず弱すぎず丁度良い。
雅とのセックスとも、普段自分が行ってきた自慰とも全く違ったもの。
与えられる快感ではなく、身体ごと求めていく快感。
桃子は気持ちよくて仕方なく、もっと、もっとと腰を振る。
その姿は、とてもいやらしいものだった。
単調ではなく、雅から教えられたように時折うねりを帯びていく腰使い。
激しく淫らに乱れてく。
その動きは大人と呼ばれて大分経つ彼女には相応しいが、アイドルと呼ばれる彼女には余りにも浅ましい姿。
だが、性欲の前では自分を抑える事が出来ないのは仕方ない。
もっとも桃子は今、自分を抑える気なんて毛頭ないのだが。
「あっ、…ん、……ふぁっ」
どんどん激しくなる動きにともない呼吸もどんどん乱れていく。
乱れた呼吸の間に漏れる声が、部屋の中に甘く響く。
エアコンからの風も整い出して、少しずつ涼しくなっていく部屋の中、
快適な環境になったせいでより自慰に耽る桃子。
絶頂に向けてひたすらに走り抜けて行く。
上達したとはいえ慣れない腰使いをひたすら続けて、少しは疲れてきているだろう。
その証拠に枕の上でたまに動きが停止する。
それでも快感を求めぐりぐりと秘部を押し付けた後、我慢出来ないとばかりに動き出す。
「はぁ…ん、はぁっ、はぁっ」
枕からかショーツからか。
それとも秘部そのものからか。
くちゅくちゅと部屋に響く音は、間違いなく桃子の愛液が奏でるもの。
快感を得る度次から次へと溢れ出る愛液はカバーのみならず、ついには枕本体にまでも到達していた。
どれだけ感じてしまっているのだろう。
新しい刺激に、人間は弱い。
暑いからか邪魔になったからか、動きながらも桃子はシャツを脱ぎ捨てた。
下着だけの姿になって、目を閉じて雅の事を思い描き一人快感を貪っていく。
懸命な動きによりその肌と額にはうっすらと汗が浮かび上がり、
一つに縛っているとはいえ髪が隠している首元からは玉となって腹部へ向かって流れ落ちた。
普段汗をかかない桃子と言えども自身の昂りと求め続ける動きからもその激しさと熱が見て取れる。
「も、はやく、あっ、…あっ」
抑えられるであろう声は既に自身を昂らせるための興奮剤へと変化していた。
いやらしい事をしていると思えば、更に興奮は高まっていく。
桃子の脳内には、またしても雅とのセックスが浮かび上がっていた。
雅の上に乗り己の欲望のため、また雅の快感のために必死に動いている自分を夢想する。
どこまでも雅を求め乱れる自身を見て、雅は興奮してくれるだろうか。
そして気持ち良くなってくれるだろうか。
そうなってくれたらとても嬉しくて満たされると、桃子は自分の願望を思い描く。
「あっ、んぁ、あ。み、や…みやぁ」
桃子の腰の動きがまた一層激しくなった。
絶頂の前兆を捉えているのだろう。
瞼が更に堅く閉ざされて、眉間に深い皺が寄る。
雅の手の代わりにと握りしめているシーツはもうぐしゃぐしゃになる程引き寄せていた。
口元からは唾液が一滴ぽとりと落ちて、枕に新たな染みを作る。
その桃子の、言葉では表せない快感に浸りきった顔。
普段の可愛らしくかつ大人びて知的な彼女からは想像する事さえ容易ではない。
ただひたすら快感を求める事に、溺れている。
「はぁ、んんっ、う、あぁっ」
もう少し、あと少しで到達出来る。
自分が求めているものを得る事が出来る。
髪を振り乱し、必死に絶頂に向けてスパートをかける。
枕はもう、愛液と熱気と汗の混ざった湿気でぐちょぐちょになっていた。
しかし桃子はそれに気付いても気にならない程に絶頂しか見えていない。
早く、早く。雅にもっと愛されていたい。
一番大きな快感が、欲しい…!
そしてついに。
桃子が求めているものが襲い来る。
ずっと桃子が欲しかったもの。
そのためにひたすらに大好きな雅を想い腰を動かし続けていた。
桃子の秘唇が何度も収縮する。
芯はぎゅっと硬くなる。
脊髄をぞわりとしたものが駆け抜けて、腰がふわりと宙に浮く。
頭の中はどんどんと白んでいってチカチカして、一度突っ張った脚はくたりと力が抜ける。
「あ、…も、う、だめ、だめっ、みや、みやぁっ。あんっ、ふぁああっ!!!」
ぱあんっ、と快感が突き抜け弾け飛びそうになる意識。
腰を中心に全身をがくがくと震わせながら、桃子はずっと求めていた絶頂に辿り着けた。
こうしてようやく、荒い息を続けながらも桃子は腰の動きを止める事が出来た。
そして一息ついて動き出せるようになると、自分の身体よりも何よりも。
何を置いても雅専用の枕をそれはそれはもう念入りに手洗いしたのは言うまでもない。
後日談
桃子の部屋で桃子と雅は再び体を重ねていた。
前回同様、雅の股間には例の玩具が装着されていた。
これはこの間の練習の成果を見せてあげる、と桃子たっての希望で付けて貰ったのだ。
そして今回もやはり、雅の上には桃子が跨っている。
愛し合い絡み合って鳴り響く卑猥な音も、既に恥じらいも遠慮もなく響き合うお互いの嬌声も、
日夜問わず唸りを上げ続けるエアコンの音に紛れて、もはやお互いにしか聞こえていない。
「えっ、あっ、ん、もも、あっ、や、駄目、……こんなっ、のっ。やばっ、良すぎぃ」
「んんっ。……ね?みや、どう?ももの練習の、成果。ちゃんと、気持ち、いい?」
雅の顔を少し不安そうに見下ろしながらも、しっかりと手を繋いで、
今は滑らかに腰を使う桃子に視覚も快感も翻弄されることになろうとは。
練習している桃子を見つけてしまった時は正直驚いたし、そのまま一度抱いてしまいたかったけれど、
敢えてその欲望を堪えて丁寧に教える事が出来たのは雅にとっても嬉しい誤算だった。
「すっごく…。じょぉず、だよもも。みやにも凄い、伝わってくる、し。…めっちゃ、エロい」
「ん、ももは、あっ、はぁ……みや、だけの。…もぉだから。だから、ね?
…ねぇ。みやも、動いて?……きょぉはももの事、一杯、気持ち良く、して?」
快感に乱れ汗に塗れながらも素直に雅を求めて微笑む桃子の笑顔は、とても美しいものであった。
「はぁっ……もも、そんな可愛い事ばっかり言ってると、今日はマジで止まんない、…から、ね?
もものこと…大好きなみやで一杯に、してあげる」
耐えきれないようにそう言いながら雅は桃子の形の良いお尻と腰を手で支えると、
抱き締める様に起き上がり、桃子の動き続ける腰に合わせて下からも突き上げて、桃子をむさぼっていく。
そして目の前で揺れ動く胸の先端を咥えると唇と歯の強弱と舌の動きで更なる刺激を桃子に与えていく。
新たな刺激に耐える様に桃子は雅の頭を抱えるように抱き締めて、その髪をくしゃりと掻き混ぜた。
桃子のつんと尖る先端をぺちゃぺちゃと舐めたり吸ったりして。
くりくりと頭を転がして、柔肉の中に押し込んだり。大きく口を開けて、頬張る。
殆ど隙間なく密着したまま、雅がこりこりと甘噛みしてやると、急に身体を震わせる。
「ああぁっ!!それは、ダメ……みやっ!やら……噛んじゃ、やだぁ」
桃子が辛そうに、だが身体を震わせて言う。声を振り絞り出すと言った感じだったから、
よっぽど身体中に与えられる快感が強過ぎたのだろう。少しやり過ぎてしまったのかもしれないと、
雅は甘噛みするのを一度止めると、腰の動きを少しだけ緩やかにして桃子の突起を再度優しく舐め上げた。
「んっ…ちゅ…可愛い、もも。…もっと、みやを感じて?」
まるで求婚するみたいに身体を擦りつける。暑いけれど溶けそうな程柔らかくて気持ちいい。
快感にむずがって身じろぎする度にすっかり馴染んだお互いの身体が余計に擦れていく。
桃子の背中を支える指先にまで熱が灯る。夢中になって掻き回す動きが、少しずつ強くなる。
こうして繋がって求め合っているだけで、ひくついて誘う内部に奥深く飛び込んで、
敏感な粘膜をどう弄んでいるのがハッキリと分かる気さえしてくる。
「…う、んっ、あっ、そう、大好き、なの…みや……あっ…やぁ…もっとっ。
そこ、好き、みや、んんっ…みやぁっ」
重い感触の肉壁を掻き分けて、蜜を掻き出して。吸い付き時折押し出そうとさえするそれと戯れて。
くぅくぅと鼻を鳴らして雅を呼ぶトーンが上がっていく桃子の声。
雅の方も限界が近いらしい。ぎゅうと縋るようにしがみついて動きを速めていく。
「すき……んっく、もも、好き、大好き……っ」
「ぁうっ、はぁ、あっ、みやぁっ、ん、んんっ……」
溢れ出す互いの体液が混ざり合って。互いに荒い掠れた呼吸を繰り返す。
雅は甘ったるい桃子の声にぞくりと湧き上がる感覚を覚えて、ぎゅっと桃子の身体を抱き寄せた。
目の前ですっかり蕩けた桃子の瞳に捕まった。
強く、弱く。雅を誘うように心地良いリズムを刻んで明滅を繰り返す。
知っている。これは桃子の鼓動のリズムだ。
ゆっくりと穏やかに歌うように。かと思えば少し早く、小鳥が囀るように。
それはすっかり大人になった彼女が時折見せる、何も知らない純粋な少女のような側面だった。
溜まらなくなって唇を奪い、舌を絡め合わせる。開いた口から、漏れ出る声。
呼吸自体が不規則になっている上に、深く口付けられて息がし辛いのだろう。苦しそうに鼻を鳴らす。
だけど決して舌を放そうとはしない。求めるように深く絡めてくるのは桃子の方だった。
舌を吸われて、口の裏側を丁寧になぞられて、雅まで段々頭の中がぼんやりしてくる。
「ふぅ、んっ……ちゅ、ぴちゅ……む、ちゅ、ふぅ、んっ、んんーっ!」
熱に浮かされたように桃子の腰が何度も跳ねて、両足は雅の腰を抱きしめる様に巻き付いた。
桃子の一番反応が良い所を狙って何度も腰を打ち付けると、
中は締め付けるように絡んでは引き入れようとして雅の中へもその刺激と快感を伝えてくる。
ぬちゃ、にちゃと粘着質な音が響き渡り、
擦り合わせた部分から爆発するように快楽と刺激が襲い掛かってくる。
お互いに動き過ぎて、とっくに白く泡立ってしまっている愛液の粘度に任せて、
ひたすら互いを求め合って身体を擦りつけ合う。
もう、言葉もなかった。掠れるような呼吸が精一杯で快感を逃がすために喘ぐことさえも出来ない。
桃子の腰の動きと、雅の動きがリズムを合わせていくに従い、更に快感は倍増していく。
お互いがお互いを繋ぎ止めている感覚で頭の中がぐちゃぐちゃになって、桃子の事しかわからなくなる。
「ももっ、あ、だめ、もう、もうイッ……いっあ……ああっ!!ももぉっ!」
「み、や……もっ、もぉ、もっ、あ、う……んっ……あ……あっ…や…みやぁ」
そこから先は、もう互いを呼ぶ声と呼吸しか聞こえなくなって。
強く抱きしめ合ったまま、二人同時に果てた。
どうして恋ってものは我が儘になってしまうのだろうか。
もっとが欲しくなって、足りなくなって。相手の為なら何でもしてあげたくなって。
もしかすると満足する日なんてものは永遠に来ないのかもしれない。
例えそうであったとしても。
「やばい……すっごい、可愛かったよもも。ありがとね?一杯頑張ってくれて……もも、大好き」
「うぅー…それなら、良かった、けど。……あのね…ももは、みやの事が誰よりも大好きだから、
……今度はももがしてあげる、ね?良いでしょ?」
こんな言葉を素直に交わせる時点で、きっと満たされているんだろうなぁと互いに思う。
確実に一歩ずつ。二人は昨日よりも今日の方が幸せを感じていた。
END
流石に連日の炎天下で力尽きましたので後日談が一体何戦目なのかも不明ですが後は各自妄想でどうぞ!
もしもこの雅ちゃんが乗る方になったらとんでもなくノリノリで上手くなるのも早そうな気もします
くっそ高いのでもももの為ならテンション上げて平気そうな振りして買ってきちゃうだろうと
初期スレで皆と語り合ったジャーン!なみやびちゃんを思い出してたらいつの間にかこんな事に…許してにゃん
・・・・・書きたいと思った時が書き時だと思います。
自重?何それ美味しいの?
はい、そろそろお祭り用の下描きを描き始めますw
暑いのでのんびり進行ですので気長にお待ち下さい。
ではでは。しーゆーあげいん☆