■アレなログ<2> BL小ネタ |
「崖の手前のツンデレ」 「誘導失敗」 「ガルデン様に好みのタイプを聞いてみた」(インタビュアー:アデュー) |
※BL注意 「崖の手前のツンデレ」 [コピペ改変・TV版終了後のガル×サルのイメージ] ある古代都市の遺跡に、夜半に特に下準備もせずに行ってみることにした。 鬱蒼とした森を抜ければ、遺跡は目と鼻の先。 突然目の前に、忍装束の蒼い影が。 あ!と思って、慌ててギャロップを制御したが、そこに人影はなく、目の前は崖。 夜の闇では森の出口のようにも見え、あのまま進んでいたら落ちてしまっていたかもしれない。 「奴が助けてくれたんだ……」 そう思って、傍の茂みに視線を遣り、一礼して別の道を探すことにした。 獣道を引き返す途中、背後に人の気配。振り返ると、大樹の枝に先ほどの影が……。 その忍者は、こう呟いた。 「落ちればよかったのに」 「いや、本当に助かったぞ。ありがとう」 「ば……馬鹿野郎ッ、テメェなんか死んじまえばよかったんだ!」 「礼をしないとな。遺跡の宝の七割でいいか?」 「だ、ダメだ! また路銀が尽きて行き倒れられたら迷惑だっ!!!」 翌朝、遺跡の前で探索用フル装備で待っていてくれた。 寝過ごして出し抜くのを失敗しただけで、決して私の身を案じて同行するわけではないそうだ。 (2009/12/15 up) 定番の怪談をツンデレに改変するというネタの改変(ややこしい)。元コピペは「ツンデ霊」でぐぐるとまとめサイトが出ます。 サバイバル能力のないガルデンを放っておけなくて付かず離れずなサルトビ。元ネタと同じく、作りすぎた(と、あくまでも言い張る)お弁当も持ってきています。 ガルデンがギャロップに乗っている姿は想像すると違和感があるんですが、徒歩設定に上手くアレンジできなかったので、今回だけ騎乗してもらいました。 |
※BL・キャラ崩壊注意 「誘導失敗」 [TV版(終了後?)・へたれガル→サル] 「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」 「何の呪文かと思ったら、春の七草じゃねぇか。いきなりどうした?」 「お前は秋の七草を全て言えるか?」 「日の出国出身を舐めんな。 女郎花(おみなえし)、尾花、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩」 「では、オバナの別名は?」 「す、」 (……よし、言え! そのまま続けて、あの言葉を!!) (!? 今、なにか悪寒が……。 !! そういうことか!) 「す……萱(かや)!」 「くっ! では、浅い鉄鍋で肉と豆腐と各種野菜を甘辛く煮た料理の名称は?」 「牛鍋」 「な、ならば! 『キダイス』と十回……」 「……お前、賢いのに馬鹿だな」 (2009/12/23 up) サルトビに「スキ」と言わせたいガルデン。 サルトビの最後の台詞は「そういうところは結構好きだぞ」と続けるつもりでしたが、いくらなんでも性格を捏造しすぎだろう!と我に返って事なきを得ました。セフセフ。 「そういうところ嫌いじゃねぇぞ」ぐらいは言わせるべきか迷って、サルトビの性格的に「そういうところに虫唾が走るが、あまりにも酷すぎるから一周回って哀れになってきた」がデレの限界だろうと思い直して自重。 キャラの根底を崩さずに甘い雰囲気に持っていくには修行が足りません。ガルデン頑張れ超頑張れ。 |
※BL注意 「ガルデン様に好みのタイプを聞いてみた」(インタビュアー:アデュー) [TV版ガル×サルでパロネタ。色々と酷い] 「素顔がコミック版(後期)で、性格OVA版。夜はTV版。そんなサルトビ」 「そんなパーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物いるわけないじゃないかッ!! フィクションだッ、SFだッ、ファンタジーだッ」 「なんだと小僧! これでもいちおうエンリョして言ってやってんだぞう!! 本来ならコレに『作画がそえたかずひろ(子供時代は菱沼義仁)』ってのが加わってるトコロだッ!!」 「そんなスーパー生命体は剣聖界にはいやしねぇよ!」 後のカイオリスの戦いの折、ガルデンは語る。 「一時は剣邪界に行くことも考えた」と―― 多分、剣邪界にもいない。 「サルトビにも聞いてみた」 「性根はコミック版! 力もコミック版! 溢れるカリスマは当然コミック版!」 「……それはコミック版本人じゃないか? ていうか、アニメを見てくれるよい子のみんなとTV版ガルデンが泣くぞ」 宿敵キャラとして完璧でも、夕方放送のアニメには出せません。 (2010/8/10 ネタ帳にup) (2010/8/25 微修正) 一本目の元ネタは平野耕太『進め!!聖学電脳研究部』で部長が女性の好みを初代ときメモのキャラで例える場面。 素顔にワイルドな色気があり(コミック版)、性格はぶっきらぼうに見えて面倒見が良く(OVA版)、夜は根が優しいので押しに弱い(TV版)。TV版のガル様はマザコンなのでツン控え目で甘えさせてくれるタイプの方が好きかなぁと思ったので、こんなチョイスに。 二本目は、ながいけん『神聖モテモテ王国』からです。永井豪『バイオレンスジャック』の「筋肉はゴリラ! 牙は狼! 燃える瞳は原始の炎」をパロった「筋肉はゴリラ! 牙もゴリラ! もえる瞳は原始のゴリラ! ……それはゴリラじゃろか」という台詞なんですが、パロディのさらにパロディなのですっかり原型がなくなってしまいました。 TV版サルトビはガルデンには揺るぎない悪役(憎むべき宿敵)であって欲しいと思うので、仇としてはコミック版の方が理想的かなと。この辺の真面目な考察はまた別の機会に。 |