直線状に伸びた世界なら

きっと、その言葉を届けることなど

容易いことだっただろうに

続く言葉




続く言葉



空のように澄み切ってはいられなかった

緑の木々のようにひかりの中では生きられなかった

太陽のようにひかりにはなれなかった

月のようにやさしくふれることなど叶わなかった



喉が焼けつくような痛みと

息が詰まるほどの

後悔だけでしか満たされない

僕が



君のかわりになんて…なれる筈も、なかった



+++



後ろしか省みることができない

君のように前へは進めない

あぁ、また後悔だけが溢れだす




■INDEX■