あのさ

……あの、さ


君のそのちいさな声が
ここまで届くとは思えないけれど

留める言葉




……『いままで、ずっと』



それでも、その言葉がどこかに届くのならばそれは…



『がんばってくれて…ありがとう』



きっと、君の中だけに有る

僕だけなんだと

思わせておいてくれないかい?

+++

たったひとつ、今は聞こえない声が描き出す
その言葉が嬉しくて…。




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