● 鬱蒼とした森の中に取り残された子供は涙を流す。 ● 仮面を剥がさぬ限り、幻の曇り空が続くことを知らぬまま。 ● 綺麗事の海に足を掬われぬように眠れぬ日々を過ごす。 ● 眠りによってあやふやになる境界線を踏んでいるのは誰だ。 ● 操り糸をかけられたままの玩具は平行の抵抗をする。 ● 怖くないのは本心なのに、身体は怖がった。 ● ただ忘れられない傷を作る、自傷。 ● いない人の言葉を思い出して傷付く愚か者が転がってる。 ● 祈りを抱いた空を覆う大きな神様を見つけた。 ● 見つけ出した宝石の色が褪せていくのを止めたいと叫んだ。
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