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2014.12.20 Saturday

ヴェンデッタ体験版

ようやく手を付けられた!

体験版を終えた人から散々「Diesっぽい」と言われていたらしいけど、
実際自分がやってみて色々納得。
プロローグの舞台が絶望的な戦火の真っ只中だったりとか、
己の才覚で軍組織のトップに上り詰めた超カリスマな金色な軍人とか、
それに絶対忠誠を見せる女軍人とか、
詠唱もそれっぽいのに更に「火之迦具土」なんて入っていたりとか、
ゼファーの「自分は高みに行けないから相手を引きずり下ろす」なんて思考、
もろルサルカの渇望と同じじゃあないか!
でもこういうノリは嫌いじゃないどころかむしろ大好きだからね!
体験版部分の担当ライターが誰なのかは不明だけど、
こっちラインのテキストはヴァーミリでも性に合いまくりだったので、
ヴェンデッタでもとても心地良い。
キレて反撃モードに入ったゼファーの、一技一殺のシーンのテキストが
最高に燃える。
主人公たるゼファーの性格が後ろ向きで、
描写される感情も恐怖だったり忌避だったりとネガティブなものが多いけど、
その分重くて深い物語が楽しめそうな予感。
全体のモチーフが星関連だからかSF要素も多めな印象なのも個人的に好み。
ヴォーカル入りBGMが多いのも良。流石のWHITE-LIPS。
あとやはり燃えゲーとしては男キャラにも期待してしまう訳でして。
ゼファーの自虐っぷりは、過去にHLC公録で聞いた説明まんますぎだった!
冷徹なまでに公平な分析能力ともいえ、
高みを見すぎて足元を見ない視野狭窄ともいえるその思考回路だけど、
敵が力量を認めて警戒しているのに「自分は駄目だ」思いながら無双してる姿は
相手と本人の認識にギャップが大きすぎて最早笑ってた。
ベルゼヴァルドはハイドリヒ卿を彷彿とさせはするけども、
ハイドリヒ卿の持っていた泰然自若なカリスマっぷりとはやや違って
地に足がついている、一部の隙もない高潔な英雄っぷりが格好良い。
ステラ店舗特典のアレさや台本画像チラ見せやらで
キャラを把握していたつもりだったルシードは、
なんかもう初登場時のBGMからして最高すぎだと思う。
複数流れたヴォーカル入りBGMの中でもルシード初登場時のあそこが
一番シーンに合っていた気がするんだ私。
あ、ヒロイン的にはチトセの有能軍人っぷりが凛々しくて好みであります。
体験版ラストのあれはヤンデレ? ヤンデレなの!?
でもミリィの健気さも素直に可愛いので、
この子の恋は実らせてあげなければと誓わずにいられない。
こっちラインの前作・エロ武器で使われていたE-MOTEは今回なしで、
八命陣で目を引いた、一枚絵を使った演出が純粋に強化された感じ。
技発動時のゼファーの表情の見せ方などは良かったなあ。

何だかものすごく久々にがっつりと濃い燃えゲーをやった感じで
とても爽快な気分。

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