正座をして両手は膝の上に
もじもじと居住まいを正す
向かい会ってみたはいいものの
いざとなるとやはり恥ずかしい
「生娘でもあるまいし」
1m離れて座るベジータが
呆れたようにため息を付く
「そんなこと言ったって」
確かにちゃんとちゅうしてみたい
って言い出したのはオラだけどさ
でも恥ずかしいのはどうしようもないし
そういうおめぇの顔も真っ赤じゃないか
手をかけた肩が強張っている
ほら緊張してるのはお互い様
「じゃ目ぇ閉じて」
「貴様が先に閉じろ!」
「おめぇが閉じたらオラも閉じる!」
「したいって言ったのはそっちだろう!」
終わらない口論をしながらも
それでも微かにだんだんと
息を殺して近づく二人の
間で吐息がぶつかって
「だから貴様が!」
「喋るなよ、」
弾けた
キスまでの距離
初々しいふたり
まるで少女漫画
いやん