五代目拍手(2007.8.11〜2009.6.13)
交換日記ネタ
それでは (シュウハル) (続エンドスタート)
まずは、ということで始めた交換日記ではあるが、正直何を書けば良いか分からない。
「…ていうわけでシュウ、交換日記って何を書けば良いの?」
そう尋ねるハルカに少々呆れた視線を向けるものの、答えようとしたシュウもふと考え込む。
「…改めて聞かれると、確かにどういうことを書くんだろうな…」
「……何だ、シュウも知らないんじゃない」
先程の呆れ混じりの視線に気が付いていたのか、ハルカはそう言って唇を尖らせた。
自分に非があるのは分かっているものの、素直に認めたいものでもない。
「…仕方ないな」
そう呟いて彼がバッグから取り出したのは小さめだが分厚い本だ。
当然ハルカは小首を傾げて尋ねる。
「シュウ、それ何の本?」
「辞書」
「……」
即答のその言葉にハルカは目を瞠る。常に辞書携帯!?
「…『日記の一種。一冊の日記帳を友人間などで共有し、
順番に回して日記をつけたり相手へのメッセージを書き込んでいく行為のこと』
byウィ○ペ○ィア」
「……」
「ということだそうだ」
ということだそうだ、じゃなくて、
じゃあ実際具体的にはどういうことを書けばいいのよ。
大体何でそんなもの持ってるの!?(二回目)
という言葉をぐっと飲み込み、ハルカは気乗りしない様子で、とりあえず書いてみる、と答えた。
「……」
そして交換日記は開始され、
ハルカから渡されたノートを開いた後、シュウは二の句が継げなかった。
暫くの沈黙の後、漸くシュウは言葉を絞り出した。
「…これは……これは、どこのお品書きですか?」
某月某日、
朝食・タケシ特製オムライス、サラダ、ヨーグルト。
昼食・タケシお手製サンドウィッチ、
夕食・ポケモンセンターにてハンバーグ、コーンスープ。デザートはシャーベット。
某シティの○○のスイーツと□□のカフェがお薦め。等々。
頑張って読んだ。
頑張って最後まで読んだ。
だけど食べ物のことしか書かれていない。
「だって、日記でしょ?」
「……いや、日記でしょって…」
彼女的日記はその日食したメニューを書き留めることなのだろうか。
妙な脱力感と共に、シュウはため息をついた。
「……いやすまない、君に期待した僕がバカだった」
「む、失礼しちゃうわね!」
当然ハルカは機嫌を損ね、言い返した。
「だって日記でしょ。
それに相手へのメッセージを書き込むって言ったじゃない」
「いや意味が分からない…」
メッセージが何で食べ物?
彼女の意図が本気で読み取れずに呆れた様子でシュウがそう零すと、
ハルカは先程より声を大きくした。
「だーかーら!わたしが大好きな店を貴方に教えてるんじゃない!!」
そう一気に言ってしまった後に、ハルカがそれに気付いて頬を赤く染めてしまったので、
シュウも漸く彼女の意図を理解した。
これはあれだろう、こう思って大丈夫だよな。
あーもう、すごい可愛い!
漸くシュウは口を開いた。
「今度…僕も連れて行ってくれるかい?」
心なしかハルカと同じく頬を染めている。
ハルカはそれに気付き、照れ隠しで偉そうに言った。
「その時はシュウのおごりね」
まずは (シゲサト)
「そういう訳でさ、シゲル、オレ達もやってみないか?」
「そういう訳も何もどこから話が繋がって来たのか全く理解出来ない発言だけど、
その辺はツッコミ入れない方が良いかい?」
「入れてるし…」
ぼそりと呟いた文句は幸いシゲルには聞こえていなかったらしい。
シゲルは肩を竦めながら言った。
「まあ君からそういう提案があるのも珍しいから、しても良いけどね、交換日記」
流石は山あり谷ありの長い付き合いなので、
サトシの言わんとすることなどシゲルにも十分分かったものだ。
「でも問題がある」
「え、何?」
珍しくサトシの提案に乗り気なシゲルに、サトシの機嫌も良くなっていたが、
シゲルの発言に眉を寄せ、首を傾げた。
「そんなに頻繁に会えるわけじゃないから、一冊のノートにするにはね…」
「じゃ、メールか?オレだいぶ慣れたんだぜ、文字打つの!」
「へぇ〜」
えっへんと胸を張るサトシに、シゲルは甚だ適当に相づちした。
それにサトシが立腹する暇を与えない絶妙のタイミングでシゲルは続ける。
「でもそれだと、いつもやってることと変わらない気がするんだけど?」
「…うん、まあ…それはそうなんだけど…
でも、何て言うの?そういうさ、こ、恋人らしいこと!だってやってみたいじゃん!」
先程の怒りもどこ吹く風か、上手くシゲルにはぐらかされたサトシだが、
シュウとハルカが羨ましいらしく引き下がろうとはしない。
その上いつものワガママではない素直な甘えには、正直シゲルも弱い。
じっと期待に目を輝かせ自分を見つめてくるサトシに、
あー可愛いなぁ、押し倒したい、
などと不埒なことを考えながらしかしそれを表には出さずに、シゲルは頭を捻って考える。
そして、漸く提案した。
「……じゃあ、鳥ポケモンに頼んで運んでもらう?」
「鳥ポケモンに?」
そう聞き返すサトシに頷き、シゲルは机に備え付けられた棚からノートを一冊取り出し、
引き出しから取り出したヒモをくくりつけた。
「こうすれば首に掛けられるから」
「なるほど!」
流石シゲル、あったまいい!と手放しで称賛され、羨望の眼差しで見つめられると、
そんなに大したことでも無いのに、と苦笑が漏れる。
そして、まあサトシが喜んでいるから良いか、と納得させ、
やるからにはと気持ちを切り替えることにした。
「じゃあ、君から始めてもらって良いかい?鳥ポケモンは今度転送するから」
「ん、分かった」
ワクワクしているらしいサトシの弾んだ声を聞いていると、
こちらも不思議と乗り気になってくるから不思議なものだ。
そう思いながらシゲルも昂揚してきた頭を落ち着かせていた時だった。
「で、何をすればいいんだ?」
神様、僕は恋人の恋愛に関する知識を買いかぶってました。
そしてシゲルは気付かれない嫌味を含めつつ、
サトシに、シゲル研究員の恋愛基礎講座を開き懇切丁寧に教えてあげるのだった。
その前に (サナダテ)
「政宗殿、この幸村、政宗殿にお願いの儀があり参上仕りました」
突然も突然に奥州にやってきた武田の若き虎・真田幸村は、姿勢を正しそう切り出した。
「Ah-n?何だ改まって」
早朝にやってきた幸村に、
おかげで彼のポリシーに反して普段よりも早くに起こされた政宗は、不機嫌そうに先を促した。
「その、実は……」
ごにょごにょと口籠もってしまう時に
どういう類のことを言おうとしているかは大体予想がつくようになった。
要はアレだ、慣れだ。慣れたくなど無いが。
「…どうせまたあの忍びに何か吹き込まれたんだろ?
それともアイツか、前田の傾奇者か?」
恋愛事はからきしな幸村なので、
だからこそ佐助も慶次もついでに己も含めて、
色々吹き込んではその反応を楽しんでしまうのだ。
政宗の言葉に幸村は頬を赤く染めながらも真面目に頷いた。
「はい、慶次殿に御指南頂き…」
「……で?」
あの男も暇なものだ、と思いつつ、政宗は更に続きを促す。
「…そ、某、是非とも政宗殿と――!」
そして幸村が勢いよく差し出した物を見て、政宗は思わず絶句した。
「はーい、独眼竜の旦那お元気〜?」
緊張感の欠片も無い、むしろ逆に腹が立ってくる程に軽い調子で
首謀者その二・佐助が現れた。その一は勿論慶次だ。
「…おーい曲者だぜ〜」
それに一瞥した後、やる気の無い声で戯れ混じりに小姓や近臣を呼びつけようとする政宗に、
あ、ヒドイ旦那、と非難めいた声を上げるが実際口調には全くその気は見えない。
「何しに来やがった、大した用事じゃねぇならぶった斬るぞ」
「おーこわ、生憎これでもかってくらい大切な書状を届けに来たから安心してよ」
肩を竦めながらそう言い、佐助は懐から懐紙に包まれた手紙を取り出し政宗に差し出す。
「恋人からの熱い想いが篭もった文で〜す。粗末にすると罰が当たるよ〜」
一睨みして佐助の軽口を黙らせ、疲れた様子でそれに目を通した。
「そ、某と交換日記をして下されぇぇっっ!!」
「五月蝿い声がでかいってか意味分かんねぇ」
容赦なく言い捨てるが、結局最後には押し切られてしまったのはつい一週間程前だ。
絆されって怖い。
筆を取り、さらさらと流れるような仕草で書き上げ、
新たな懐紙にくるんで佐助に向かって放り投げた。
「ほら、それ持ってさっさと帰れ」
追い払う仕草をする政宗にからかい混じりの顔を崩さず、
それじゃまったねー、と声だけ残して佐助が消えた。
ぎこちない手つきで懐紙を開き恐る恐る中に目を通した後、幸村は暫く黙っていたが、
「うおおぉっっ、感動でござるうぅぅっ!」
案の定大声で吠え始め、
「旦那吠えない」
やはり間髪入れずに佐助に怒られた。しかし効果はあまり無い。
「…で、独眼竜の旦那は何て?」
けしかけた一人としては当然気になる。
それに首謀者の慶次にも教えてやらねばならない。
佐助の問いに幸村は政宗への尊敬に輝く瞳で力強く答えた。
「うむ!拙い部分を指摘して頂いたぞ!!」
「……」
本当の開始はまだ先のようだ。
つまり (ケイダテ(+サナ))
「Hey、色男。覚悟は良いか?」
いきなり戦装束で現れ刀を抜き戦場での彼そのものの物騒な笑みを浮かべ、
凄味のある声でそう言い放った独眼竜に、流石に冷や汗が一筋伝った。
「そんな怒るなよ、人の恋は見過ごせないだろう?」
しかし言い訳にもならぬことをしゃあしゃあと言ってのけ、慶次はあはは、と笑った。
「だってさー、政宗、真田がさ、政宗殿ともっとお近づきになりたいのだ!
ってスゴイ真剣に相談してくるんだよ、この俺に。
これは助言してやらないと、ってあんたも思うだろう?」
慶次と幸村は、慶次がすぐに幸村をからかうので、仲は決して良くはない。
というか、当然ながら、からかわれた幸村が怒り出してしまうからだ。
その幸村が慶次に頼ってきたのだ、こんなに珍しいことは無い。
ということを言いたかったのだが、政宗は相変わらず刀を構えたままだ。
「それはなぁ、adviceじゃなくてneedless meddlingって言うんだぜ?」
「あー、俺異国語分からないから…」
分かるのはテンションくらいだから、
と付け加えたと同時に政宗が刀を振り上げた。
「Oh、そりゃあ失礼、
余 計 な お 世 話 って意味だ!!」
そして勢いよく振り下ろす。
「っと!まあまあ落ち着いてくれよ」
その刀を真剣白刃取りしたところで、慶次は漸く政宗を宥めにかかった。
「それにさ、政宗だってホントは嫌じゃないだろう?」
両手で挟んだ刀を横にずらし、慶次は確かめるように政宗の顔を覗き込む。
それを無表情に見遣った後、片眉を動かし嘲笑した。
「…どうやら本気で斬られたいらしいなぁ」
「素直じゃないねぇ」
凶暴な笑みにも脅しにも怯まず、慶次は微笑んだ。
いきなり微笑され少々面食らったのが悪かった。
長躯故の力か、突然受け止めていた刀を引き寄せたものだから、
思わず(不覚にも)バランスを崩して慶次の方に倒れ込んだ。
勿論慶次はそれを抱き留めた。
「てめっ!」
顔を上げたので、すかさず口付けると、
一瞬固まって、それから幸村もビックリな勢いで壁際まで後ずさった。
こちらを凝視している政宗にまた笑いかけ、慶次は言った。
「じゃ、俺も手紙出すからさ、俺ともしようよ、交換日記。
あ、どっちかっていうと文通だな」
「いや意味分かんねぇ」
どこがどう繋がってそんな話になっているのかというか、
この男の思考回路はどうなっているのか、
とにかく状況と慶次が理解できないことから出た言葉であったが、
当然慶次がそれを気にするはずもない。
「だからそのままの意味。俺と文の遣り取りしようよ」
「いやだから何で…」
結局、幸村の場合と同じく押し切られたというか、
いつの間にかすることになってしまった。
それから暫くして、いつものように政宗が政務に勤しんでいる時だった。
「政宗様、文が届いておりますが…」
政関係が多い中敢えて言われるということは、
まあ相手は奴らの内のどちらか、或いは両方であろう。
軽く頭を抱え、ため息をつくと、そんな主君の様子を見ていた小十郎が口を開く。
「差し出がましいですが、煩わしいならばこの小十郎が…」
何だかんだと言いつつ似たもの主従である。
物騒なものを感じた政宗は慌てて首を振る。
「いや待て、そういう訳じゃねぇ」
そして言った己の発言に舌打ちした。
これでは彼らからの文を待っているようではないか。
いや、待ってねぇ。そういうんじゃねぇんだ、
ただ何て言うんだ、たまには風流に触れることだって大事だし、
添削の効果も上がってきてるし…
「政宗様?」
小十郎の呼びかけに我に返り、
己で己に言い訳していたことに気付いて政宗はまた頭を抱えたのだった。
慶次や幸村との文の遣り取りが割と楽しい、
と漸く渋々ながら認めるのはそれから三ヶ月後だ。
ついでに (チカダテ)
「よお独眼竜、久しぶりだな…って……」
明らかに疲れた様子の政宗に続けようとした言葉が止まる。
政宗は大儀そうに元親に目を遣り、ため息混じりに片手を上げた。
「よお、何か用か?」
「お、おお…近くに来たんでついでに…お前大丈夫か?」
肩に担いでいた差し入れのカジキマグロ(中)をとりあえず控えていた小姓に押し付け、
元親は疲労困憊といった様子の政宗の側まで近付く。
「一体どうしたってんだ?何かあったのか?」
柔らかな声音に元親が本気で心配してくれているのが自ずと分かった。
そういうとこは流石みんなのアニキ!だ。
「ああ、アンタは優しいなぁ…」
しみじみと言う政宗に戦慄した。
そんな台詞を吐く政宗もそんな声を出す政宗も元親は知らなかった。
「おいおい、やべぇよ、あんた。
どんだけ疲れてんだ?今日はもう寝ろ。な?」
政宗を寝室にでも連れて行こうと、
腰に腕を回し彼を支えて立ち上がろうとするが、
そこまでされたところで政宗は嫌がり始めた。
「馴れ馴れしく触んじゃねぇよ。
それに俺は人の前では寝ねぇんだ、それが俺のポリシーだ」
普段の彼が垣間見えたので、
好意をはね除けられたというのにほっとしてしまうのだから不思議なものだ。
そんなことを考えつつも、みんなのアニキの世話焼きは止まらない。
「馬鹿野郎!ぽりしぃとやらで身体壊しちゃ元も子もねぇだろうが!」
ちなみにぽりしーの意味は分かっていない。
そんな小さいことを気にするアニキではないのだ。
決して大声ではないがそう怒鳴りつけると、
一瞬驚いたように固まり、それから首を振った。
「いやホント別に大したことねぇんだ。ただ……」
大したことない割には深刻そうに眉を寄せる政宗に、
元親も眉を寄せ立ち上がりかけた腰を下ろす。
その隣で政宗も座り直し、はぁ、と一つため息をついた。
「…武田んとこの真田幸村…そして前田の傾奇者……」
「あん?」
突然挙がった名前に元親は益々眉を寄せる。
「そいつらがよぉ…文を送ってくんだよ…」
「……はぁ…」
酷く深刻そうな顔だから何かと思えば…
内容とのギャップに呆れつつ元親は率直に意見する。
「何だよ、文くらい良いじゃねぇか」
領主に文が届くのは、それが政治的であれ私用であれ当たり前だ。
それをあの二人から届くというだけで、どうしてこんなにも嫌がっているものか。
元親的には当然な発言なのだが、政宗的にはいけなかったらしい。
政宗の目つきが鋭くなった。
「あぁん?どの口が良いとかほざきやがるんだぁ?」
この口かぁ、とチンピラ丸出しで凄み、ついでに頬を横に引っ張り始めた。
どこまで伸びるかなぁ〜なんて言い出すものだから、最早何をしたいのか分からない。
「おまっ、バカ!何しやがるっ!」
ここまでされれば温厚なアニキとて黙っていられない。
振り解いて睨み付けると、正に一触即発の状況だ。
「大体何だぁ?文の一つや二つ、快くしてやれや。ケチくせぇ!」
「五月蠅ぇっ、誰が嫌だっつった!」
刀を抜いた独眼竜とその言葉に元親の動きが止まる。
「何だよ、嫌じゃねぇのかよ。じゃあ一体何でそんなに疲れてんだ?」
いい加減付き合うのも飽きてきた、
などと思いながらも辛抱強く政宗が続きを話し始めるのを待ってやる。
政宗は刀を鞘に収め、思い出したのか再び深いため息をついた。
「嫌じゃねぇんだ…幸村はだいぶ上達してきてるし、慶次は元々心得てるし……」
「問題ねぇじゃねぇか」
「そこが問題なんだよ」
頭を抱える政宗とその話について行けず、元親がとりあえず続きを待っていると、
ややあって政宗が絞り出すように言った。
「……何で嫌じゃねぇのかが分かんねぇんだよ。こんな七面倒くせぇことがどうして……」
「……」
頭を抱え深刻に悩む理由が分からない。
が、政宗のことならば分かる。
要するに捻くれた政宗なので、素直に認めるのは己の矜恃が許さないのだろう。
元親は悩みに悩む政宗を暫く眺めていたが、ニヤリと笑って政宗に呼びかける。
「…おう政宗、そんならよぉ…」
「…?」
元親の声に顔を上げ、そちらを見上げる。
元親は不敵な笑みで助け船+企みを口にした。
「俺ともしてみねぇか、文をよぉ」
「……は?何言ってんだ、アンタ…」
これ以上疲れさせる気か、と瞳が言っている。だから元親は続けた。
「そしたら理由が分かるかもしれねぇぜ?」
その言葉に、政宗の瞳が一瞬輝き、不審と戸惑いに揺らめき、俯いて暫く呻っていたが、
「…ホントだな?」
再び元親を見上げるその瞳は未だ不審そうだったが、そこに期待の光も見え隠れしていた。
「おうよ、まかせときな」
元親の頼もしい声に、意外に素直なところもある政宗はそれを承諾してしまうのだった。
こんな元親とのいきさつもあり、政宗が己の気持ちを認めるのは、それから二ヶ月後。
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